ピーター スコット モーガン

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NEO HUMAN ネオ・ヒューマン 人は究極の自由を手に入れる

ピーター スコット モーガン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492046906
ISBN 10 : 4492046909
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;19

内容詳細

AIとの融合がもたらす究極の自由。年齢、性別、立場、病、そして死からの解放を目指す「人類最大の挑戦」を描くノンフィクション。

【著者紹介】
ピーター・スコット‐モーガン : インペリアル・カレッジ・ロンドンにて博士号取得(ロボット工学)。世界的コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルにて企業変革マネジメントに従事。独立後も含め、25年以上にわたって世界中の数多くの企業や政府機関のシステム上の脅威を分析し、その対応策をリーダーに助言してきた。2007年、40代の若さで商業的な仕事から完全に引退。以後、イギリスを拠点に世界中を旅する生活を送る。2017年、運動ニューロン疾患(ALS)と診断される。余命2年の宣告を受けるも、病を「画期的な研究をすすめるための機会」とみなし、自らを実験台として「肉体のサイボーグ化」「AIとの融合」をスタート。同時に財団を設立、インテルやDXCテクノロジーなど世界的企業のサポートを得て、継続的な研究体制を確立。自らが生き残ることにとどまらず、「人間である」ことの定義を書き換え、あらゆる人がもっと自由に生きられる可能性を追求している。余命宣告から4年を経た2021年現在も、研究のほか著書出版、テレビ出演などの啓蒙活動を精力的にこなしている

藤田美菜子 : 翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。出版社で雑誌・書籍の編集に携わり、その後フリーランスの編集者・翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よしたけ さん

    筋肉が徐々に萎縮し、最後には意思表示ができなくなる「閉じ込め症候群」ALSに罹患した英国ロボット工学博士の闘病記。なんと自分が日々悩んでいることが些細で馬鹿らしく、行動力に欠いていることか!同氏は自由が効かなくなる前に、自由喪失後に生命への危険を最小限に抑える手術への取り組み、自らとAIを融合させて閉じ込め後も仮想世界で自由に活動することを目指している。同氏はゲイとして英国初の婚姻制度を活用した人物としても有名で、本書ではパートナーとの深い絆にも多くの誌面が割かれている。間違いなく元気と勇気を貰える一冊。

  • ばんだねいっぺい さん

    ピーターの挑戦は、きっとに次代に受け継がれる。いや、受け継がれなければ、へんだ。同時並行でピーターの人生が語られることで行為の意味が重層化する。

  • hnzwd さん

    将来を嘱望されていた学生であった筆者が、ゲイであることにより受けた困難。それを乗り越えて一流の研究者への道が開けた所で発症したALS系の難病と、自伝的な部分も波瀾万丈。発症後の平均余命2年と云われる難病に立ち向かうため、自分の身体を機械に、言語や意識をAIと共存する方向にシフトしていく、という発想が普通ではない。しかも道半ばとはいえ、実際に筆者が自分自身に対して行っていることだという。。最終的には身体部分も仮想化していく、という部分だけはもう少し未来の話。実現したら性別も死も乗り越えたと言えるのかな。

  • たらお さん

    SF的ノンフィクション。運動ニューロン疾患で余命2年と診断され、自らサイボーグ人間になろうとする実話。当人が書いたこの本は、事実に打ちのめされることのない絶対的な明るさがあり、「火星の人」などのアンディ・ウィアーのSFに出てくる主人公を思い出させる。病前と病後の人生がパラレルに進んでいくのだが、固定観念に立ち向かうという意味では、病前はゲイであることで社会の偏見と闘い、病後はサイボーグになるために医師を説得したり、サポート企業を見つけたりと一貫した生き方を示している。ここまでの発想の転換は自分には無理。

  • あつお さん

    人類に希望をもたらす本。 本書はメタバース的な概念を扱いながら、バーチャル空間での幸福追求を模索する。映画「マトリックス」では、人類はプログラム上のバーチャル空間において、エネルギーを吸い取られながら人生を送る。本作のバーチャル空間は、それとは対照的に希望に満ちたもの。身体が不自由になる「MLD」を患った作者ピーターが、精神の寿命を延長するためにバーチャル空間を創造した。現実では不自由な身体も、その空間上では全てが自由なのだ。 技術が作り出したもう1つの人生。僕も一度経験してみたいものだ。

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