ヘルベルト・シュフ/リフレクティング・ベートーヴェン
斬新な発想のコンサート・プログラムとCD録音で注目を集めるピアニスト、ヘルベルト・シュフのベートーヴェン・アニヴァーサリー! ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、第16番、第17番『テンペスト』を組み合わせ、それぞれに3つの現代作品(うち1つはポップス調)を添えた、シュフならではのユニークなプログラム!
ベートーヴェンというと音楽の革新者というイメージが一般的ですが、シュフの見方は少し変わっていて、音楽史の分岐点においても平易でシンプルな作品を書くことができたベートーヴェンの姿に感動する、と述べています。3つの現代作品は意識的、無意識的に関わらず世紀を超えてベートーヴェンの作品と繋がりを持つものが選ばれており、特にマイク・ガーソン(デヴィッド・ボウイの長年の友人でかつてバンドのキーボードを担当)による『悲愴変奏曲』が大変美しい佳曲。悲愴ソナタの緩徐楽章の主題に基づくポップス調の即興といった趣で、ベートーヴェンの旋律のシンプルな美しさが際立っています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
● マイク・ガーソン[1945-]:悲愴変奏曲
● アンリ・プスール[1929-2009]:Coups de Des en Echos
● レアンダー・ルプレヒト[1999-]:ソナタ ニ短調(第2版)
ヘルベルト・シュフ(ピアノ)
録音時期:2020年2月
録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ2
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)