CD 輸入盤

ジョルジュ・シフラ/スタジオ録音全集1956−1986(40CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2132512
組み枚数
:
40
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ジョルジュ・シフラ/スタジオ録音全集1956−1986
CD40枚組 限定盤

超人的な技巧で知られ、「現代のリスト」と称えられたハンガリー出身の名ピアニスト、ジョルジュ・シフラ[1921-1994]の没後15年に向けてのフランスEMIによるアニヴァーサリー企画。
 EMIとフィリップスに残されたシフラのスタジオ録音の全てを未CD化音源も含めて収録しているほか、バッハの「トッカータとフーガ」にドビュッシーの「ピアノのために」という未発表音源まで収めたファン必携の豪華な内容となっています。クラムシェル・ボックス、48ページ・ブックレット付き。

 シフラは1921年、ハンガリーのブダペスト近郊に誕生。楽才は幼少から発揮され、すでに5歳で人々の求めに応じてリクエストされた主題から即興演奏をおこなっていたといいます。9歳になるとリスト音楽院に入学し、雑誌の表紙を飾り、ニュース映画の取材を受け、ラフマニノフからも認められるなどいっそう頭角をあらわしていきました。
 しかし第2次世界大戦が始まってしばらくすると、シフラも従軍を余儀なくされ、ロシア戦線に配属されることとなります。ウクライナ近郊に駐留していたシフラは、ある夜、同盟国であるドイツ軍の将校のためにピアノを演奏しますが、数時間後には将校たちを乗せて来た機関車でロシア側に脱走をくわだてるものの失敗して捕まり、以後、紆余曲折を経て、ようやく1946年9月に自由の身となります。
 戦後しばらくは、生活費を稼ぐためにバーで演奏していましたが、ソ連支配下のハンガリーではロシア系の演奏家にしかチャンスがなく、絶望したシフラは国外脱出を計画しますが、知人の密告により逮捕されてしまい、思想犯として1年半収監され、さらに1年半の強制労働を課せられるという悲惨な境遇に陥ります。
 1953年の末にはなんとか釈放されたシフラですが、極度の重労働で失われた腕前を回復すべく、4ヶ月間に渡って特訓をおこない、1954年、本格的に活動を再開します。市民たちも以前のシフラをよく覚えており、復帰を心から歓迎、やがて噂を聞いた文化大臣のはからいで、正式に国家のピアニストとなったシフラは、演奏旅行やレコーディングに忙しい日々を送ることとなります。
 1955年には、そんなシフラの活動が認められ、演奏家として初めて「リスト賞」を授与されるという栄誉にも浴します。
 しかし翌1956年の10月22日、革命記念コンサートでバルトークのピアノ協奏曲第2番を演奏していたシフラは、コンサート終了後、聴衆が国歌を歌いながらホールをあとにし、やがて「ハンガリー動乱」へとつながる暴動を繰り広げてゆくのを目の当たりにし、自らも家族と共に国を出ることを決意、数万人の同胞と共に徒歩で国境を越え、胸まで水に浸かりながら川を渡ったりしてオーストリアへと逃れます。ほどなくソ連軍がブダペストに進攻し、自由を求めて武装した市民と衝突して市街戦を展開、戦闘終息後には過酷な弾圧をおこない、首相と軍事相を処刑します。シフラはこのときのことを忘れることができず、生涯二度とバルトークのピアノ協奏曲第2番を演奏することはありませんでした。
 脱出後のシフラを救ったのは、パテ・マルコニー(フランスEMI)の社員でした。当時共産圏のレコードも熱心にチェックしていた同社は、シフラの録音したハンガリー狂詩曲を聴いて注目し、自社での録音をおこなうべくシフラを探し出して契約、1956年12月から1986年にいたる長い関係を開始することとなるのです。

CD1 [EMI Music France]
シフラ:インプロヴィゼーションとトランスクリプション
・剣の舞(ハチャトゥリアン『ガイーヌ』)
・熊ん蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ『サルタン皇帝の物語』)
・踊り(ロッシーニ)*
・ウィリアム・テルの主題によるインプロヴィゼーション(ロッシーニ)**
・悲しきワルツ(von Vecsey)
・トリッチ=トラッチ・ポルカ(J.シュトラウス)
・ヨハン・シュトラウスの思い出
・美しく青きドナウ(J.シュトラウス)
・ハンガリア舞曲第5番(ブラームス)
・ルーマニア幻想曲
 1956年11月録音、*1959年7月録音、**1957年10月録音

CD2 [EMI Music France]
リスト:トランスクリプションとパラフレーズ
・エフゲニー・オネーギンのポロネーズ(チャイコフスキー)S.429(1956年12月録音)
・リゴレット(ヴェルディ)S.434(1959年7月録音)
・ブラヴーラのタランテラ(オーベール)S.386(1958年1月録音)
・ファウストのワルツ(グノー)S.407(1958年1月録音)
・結婚行進曲と妖精の踊り(メンデルスゾーン)S.410(1959年1月録音)
・タンホイザー(ワーグナー)S.442(1959年7月録音)
・夜うぐいす(アラビエフ)S.250(1958年6月録音)
・ラ・カンパネラS.140(1959年7月録音)

CD3 [EMI Music France]
リスト:
・ハンガリア狂詩曲S.244第1番〜第10番
 1957年6月、10月、11月録音
 1956年8月ブダペスト録音(第6番)

CD4 [EMI Music France]
リスト:
・ハンガリア狂詩曲S.244第11番〜第15番(1957年、1958年録音)
 (1956年8月録音:第13番)
・スペイン狂詩曲S.254(1956年8月録音)
・エステ荘の噴水S.163(1957年2月、3月録音)
・忘れられたワルツ 嬰ヘ長調S.215(1957年2月、3月録音)
・即興的ワルツS.213(1957年5月録音)
・愛の夢第3番S.541(1957年2月、3月録音)
・半音階的大ギャロップS.219(1957年5月録音)

CD5 [EMI Music France]
リスト:
・超絶技巧練習曲集S.139(全12曲)
・メフィスト・ワルツ第1番S.126*
・小人の踊りS.145-第2番*
 1957年11月、12月、1958年2月、5月、6月録音、 *1957年2月、3月録音

CD6 [EMI Music France, Cziffra Productions]
リスト:
・愛の夢第3番S.541(1977年2月、5月、1978年3月録音)
・忘れられたワルツ 嬰ヘ長調S.215(1977年2月、5月、1978年3月録音)
・即興的ワルツS.213(1977年2月、5月、1978年3月録音)
・狩りS.140-第5番(1973年2月録音)
・2つの演奏会用練習曲S.145(1969年9月、1970年10月録音)
・ラ・カンパネラS.140〜第3番(1969年9月録音)
・バラード第2番S.171(1977年2月、5月、1978年3月録音)
・ポロネーズ第1番S.223(1977年2月、5月、1978年3月録音)
・ソナタ ロ短調S.178(1968年1月録音)

CD7 [EMI Music France]
・リスト:ハンガリア狂詩曲S.244第1番〜第11番
 1972年1月〜1975年7月録音

CD8 [EMI Music France]
リスト:
・ハンガリア狂詩曲S.244第12番〜第19番(1972年1月〜1975年7月録音)
・小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ〜2つの伝説S.17(1977年2月、3月録音)
・葬送曲〜詩的で宗教的な調べS.173(1970年10月録音)

CD9 [EMI Music France]
リスト:巡礼の年
・第1年『スイス』S.160(全9曲)
・第2年『イタリア』S.161第1番〜第6番
 1975年9月、12月録音

CD10 [EMI Music France, Cziffra Productions]
リスト:巡礼の年
・第2年『イタリア』S.161第7番
・第2年補遺『ヴェネツィアとナポリ』S.162(全3曲)
・第3年S.163(全7曲)
 1976年1月録音、1968年1月録音(S.161)

CD11 [EMI Music France]
リスト:
・メフィスト・ワルツ第1番S.126
・エステ荘の噴水〜『巡礼の年第3年』
・即興的ワルツS.213
・ワルツ・カプリス第6番S.427
・水の上を歩くパオラの聖フランチェスコS.175-第2番
・雪かきS.139-第12番
・回想S.139-第9番
・ガウデアームス・イギトゥールS.240
 1985年5月、1986年2月録音

CD12 [PHILIPS]
リスト:
・ポロネーズ第2番S.223
・ペトラルカのソネット123番S.161
・&・バッハの名による幻想曲とフーガS.529
・ため息S.144
・タランテラS.162
・軽やかさS.144
・水の上を歩くパオラの聖フランチェスコS.175
 1963年1月録音(フィリップス原盤)

CD13 [PHILIPS]
ショパン:
・14のワルツ集
・夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
・子守唄変ニ長調Op.57
・スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
 1962年、1963年1月録音(フィリップス原盤)

CD14 [EMI Music France]
ショパン:
・19のワルツ集(1977年2月、5月、1978年11月録音)
・即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36(1974年2月、6月、10月録音)
・幻想即興曲嬰ハ短調Op.66(1974年2月、6月、10月録音)
・練習曲変イ長調Op.25-1(1974年2月、6月、10月録音)
・即興曲第1番変イ長調Op.2(1974年7月録音)

CD15 [EMI Music France]
ショパン:
・ポロネーズ 変イ長調Op.53『英雄』(1973年4月、5月、7月、11月録音)
・ポロネーズ イ長調Op.40-1『軍隊』(1973年4月、5月、7月、11月録音)
・ポロネーズ ハ短調Op.40-2(1973年4月、5月、7月、11月録音)
・ポロネーズ 嬰ヘ短調Op.44(1973年4月、5月、7月、11月録音)
・幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61(1973年4月、5月、7月、11月録音)
・ボレロ 変イ長調Op.19(1974年6月、10月、11月、1975年1月、2月録音)
・タランテラ 変イ長調Op.43(1974年6月、10月、11月、1975年1月、2月録音)
・舟歌 嬰ヘ長調Op.60(1974年6月、10月、11月、1975年1月、2月録音)
2つのポーランドの歌
・乙女の願い(1974年6月、10月、11月、1975年1月、2月録音)
・Mes joies(1974年6月、10月、11月、1975年1月、2月録音)
・ポロネーズ イ長調Op.40-1『軍隊』(1969年9月録音)

CD16 [EMI Music France]
ショパン:
・即興曲第1番 変イ長調Op.29(1974年6月、11月、1975年1月、3月録音)
・即興曲第2番 嬰ヘ長調Op.36(1974年6月、11月、1975年1月、3月録音)
・即興曲第3番 変ト長調Op.51(1974年6月、11月、1975年1月、3月録音)
・幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66(1974年6月、11月、1975年1月、3月録音)
・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35(1977年2月、5月、1978年11月録音)
・ソナタ第3番 ロ短調Op.58(1977年2月、5月、1978年11月録音)

CD17 [PHILIPS]
ショパン:
・ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
 フランス国立放送管弦楽団/マニュエル・ロザンタール指揮
・アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
・ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1
・ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26-2
 1963年録音

CD18 [EMI Music France]
ショパン:
・ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(1976年6月録音)
 モンテ・カルロ歌劇場国立管弦楽団/ジェルジ・シフラJr指揮
・練習曲変イ長調Op.25-1(1973年3月、1974年6月、10月録音)
・練習曲ホ長調Op.10-3(1973年3月、1974年6月、10月録音)
・練習曲変イ長調Op.10-10(1973年3月、1974年6月、10月録音)
・練習曲ヘ短調Op.25-2(1969年9月録音)
・ワルツ嬰ハ短調Op.64-2(1974年2月録音)
・即興曲第1番変イ長調Op.29(1968年2月録音)
・幻想曲ヘ短調Op.49(1969年9月録音)
・バラード第4番ヘ短調Op.52(1968年3月、4月録音)

CD19 [PHILIPS]
ショパン:
・練習曲集Op.10(全12曲)
・練習曲集Op.25(全12曲)
 1962年4月、5月録音(フィリップス原盤)

CD20 [PHILIPS]
ショパン:
1、ポロネーズ イ長調Op.40-1『軍隊』
・ポロネーズ ハ短調op.40-2
・ポロネーズ嬰ヘ短調Op.44
・ポロネーズ変イ長調Op.53『英雄』
・バラード第4番ヘ短調Op.52
・即興曲第3番変ト長調Op.51
・ソナタ第2番変ト短調Op.35
 1963年1月録音(ユニヴァーサル原盤)

CD21 [EMI Music France]
モーツァルト:
・ソナタ イ短調K.310
 1956年12月、1957年1月録音
ベートーヴェン:
・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
・『ゴッド・セイヴ・ザ・キング』による変奏曲ハ長調WoO78
・ヴラニツキーのバレエ『森の乙女』のロシア舞曲による12の変奏曲イ長調WoO71
・32の変奏曲ハ短調WoO80
・ポロネーズ ハ長調Op.89ベートーヴェン:
・ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129
 1956年2月〜1958年2月、6月録音

CD22 [EMI Music France, Cziffra Productions]
ベートーヴェン:
・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』(1968年4月録音)
・ソナタ第10番ト長調Op.14(1968年4月-6月録音)
・ソナタ第12番変イ長調Op.26(1965年1月録音)
・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1(1968年4月-6月録音)

CD23 [Cziffra Productions]
ベートーヴェン:
・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』
・ソナタ第23番ヘ短調Op.57『熱情』
 1965年1月録音

CD24 [EMI Music France]
シューマン:
・謝肉祭Op.9(1957年4月録音)
・幻想小曲集Op.12(1956年12月、1957年1月録音)
・ウィーンの謝肉祭の道化Op.26(1958年6月、12月録音)

CD25 [EMI Music France]
シューマン:
・トッカータ ハ長調Op.7(1960年12月録音)
・交響的練習曲Op.13(1960年12月録音)
・ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調Op.21(1968年2月、3月録音)
・謝肉祭Op.9(1968年2月、3月録音)

CD26 [EMI Music France]
・リュリ:ロンドー形式によるガヴォット
・クレブス:ブーレー変ホ長調
スカルラッティ:
・ソナタ ハ長調Kk159
・ソナタ イ長調Kk113
・C.P.E.バッハ:アンダンティーノ ロ短調
・ダカン:カッコウ
・クープラン:ティクートクーショック、またはオリーヴしぼり機
・ラモー:タンブーラン
・ベートーヴェン:エリーゼのために
・シューベルト(タウジッヒ編):軍隊行進曲ニ長調D.733
・フンメル:ロンド 変ホ長調Op.11
メンデルスゾーン
・スケルツォ ホ短調Op.16
・紡ぎ歌Op.67-4
・春の歌
ショパン:
・夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
・ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1
・練習曲ホ長調Op.10-3
・前奏曲変ロ短調Op.28-16
・ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39-15
・シューマン:トロイメライ
・グリーグ:蝶々Op.43-1
・ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
・ファリァ:火祭りの踊り
・ラフマニノフ:前奏曲ト短調
・バラキレフ:イスラメイ
 1956年〜1961年録音

CD27 [EMI Music France, Cziffra Productions & EMI Music Japan]
・ラモー:リゴードン
・リュリ:ロンド形式によるガヴォット
D.スカルラッティ:
・ソナタニ長調KK96
・ソナタ ハ長調Kk159
・クープラン:収穫をする人々
・フンメル:ロンド・ファヴォリ
・モーツァルト:トルコ行進曲
・シューベルト:即興曲変イ長調D.899-4
・メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):スケルツォ
・ビゼー(ラフマニノフ編):メヌエット(アルルの女)
・メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14*
・−・ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲*
・メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
・ドホナニー:カプリッチョOp.28
 1968年〜1973年録音
 *1968年東京録音

CD28 [EMI Music France, Cziffra Productions & EMI Music Japan]
バッハ(ブゾーニ編):
・前奏曲とフーガ ニ長調BWV532(1968年東京録音)
・コラール『目覚めよ、と呼ぶ声あり』BWV645(1968年東京録音)
・コラール『汝のうちに喜びあり』BWV615(1968年東京録音)
・コラール『栄光の日は来たりぬ』BWV629(1968年東京録音)
・フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調(1973年7月録音)
・バラキレフ:イスラメイ(1970年10月録音)
・ドビュッシー:レントよりおそく(1973年7月録音)
・ドビュッシー:月の光(1968年12月録音)
・ラヴェル:水の戯れ(1973年7月録音)
・ラヴェル:ソナチネ(1968年12月録音)
・ラヴェル:トッカータ(1970年10月録音)

CD29 [EMI Music France]
・クープラン:フランス人気質、またはドミノ
ラモー:
・鳥のさえずり
・タンブラン
クープラン:
・神秘的なバリケード
・うなぎ
・髪の油(バンドリン)
・ティクートクーショック、またはオリーヴしぼり機
ラモー:
・エジプトの女
・雌鳥
クープラン:
・蝶々
・収穫をする人々
・リュリ:ロンド形式のガヴォット
・ダカン:つばめ
・ラモー:リゴードン
・クープラン:小さな風車
・ダカン:カッコウ
・バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ ニ長調BWV532
 1981年録音

CD30 [EMI Music France]
ショパン:
・2つの夜想曲Op.9
・スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
・5つの夜想曲Op.10-3〜5,10.12
・序奏と華麗なる変奏曲Op.12
リスト:
・ポロネーズ第2番
・超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
・サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲編ニ長調Op.52-6
 1981年11月録音

CD31 [EMI Music France]
シューベルト:
・即興曲変イ長調D.899
・即興曲ヘ短調D.935
ブラームス:
・ハンガリア舞曲集(シフラ編)
 1981年11月録音(シューベルト)
 1982年1月、5月、1983年2月、9月録音(ブラームス)

CD32 [EMI Music France]
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
・ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
・ハンガリア幻想曲ヘ長調S.123
・死の舞踏S.126
 パリ管弦楽団、ジョルジ・シフラJr指揮
 1969年録音(協奏曲)、1968年録音

CD33 [EMI Music France]
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
・ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
・ハンガリア幻想曲ヘ長調S.123
・死の舞踏S.126
 フィルハーモニア管弦楽団、アンドレ・ヴァンデルノート指揮
 1961年1月録音(協奏曲第1番)、1958年7月録音(協奏曲第2番)
 1964年2月録音

CD34 [EMI Music France]
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
・ハンガリア幻想曲ヘ長調S.123
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
 フランス国立放送管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
 1957年録音

CD35 [EMI Music France]
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(1958年9月録音)
 フィルハーモニア管弦楽団、ヴァンデルノート指揮
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(1970年10月録音)
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、シフラJr指揮

CD36 [EMI Music France]
・フランク:交響的変奏曲(1961年1月録音)
・−・グリーグ:ピアノ協奏曲Op.16(1958年7月録音)
 フィルハーモニア管弦楽団、ヴァンデルノート指揮
・ウェーバー:コンチェルトシュテュックOp.79(1978年5月録音)
・ショパン:クラコヴィアクOp.14(1978年5月録音)
 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団、シフラJr指揮

CD37 [EMI Music France]
・ショパン:ピアノ協奏曲第1番(1968年6月録音)
 パリ管弦楽団、シフラJr指揮
・メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番(1978年5月録音)
 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団、シフラJr指揮
・フランク:交響的変奏曲(1969年9月録音)
 ブダペスト交響楽団、シフラJr指揮

CD38 [EMI Music France]
・グリーグ:ピアノ協奏曲
・ブラームス(シェーンベルク編):四重奏曲Op.25
 ブダペスト交響楽団、シフラJr指揮
 1969年9月録音

CD39 [EMI Music France]
・ドビュッシー:『海』
・ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』第2組曲
・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲
 モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団、シフラJr指揮
 1976年、1977年録音

CD40[EMI Music France, ]
・リスト:即興的ワルツS.213
・シューマン:夕べに
シフラ:
・剣の舞-第1版
・剣の舞-第2版
・熊ん蜂の飛行
・リスト:超絶技巧練習曲第10番
・シフラ:ヨハン・シュトラウスの思い出
 以上、1956年12月録音
・バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調BWV565(1965年8月私プライヴェート録音)(Collection G. Cziffra)
・ドビュッシー:ピアノのために(1974年7月プライヴェート録音)(Collection G. Cziffra)

 ジョルジュ・シフラ(ピアノ)

収録曲   

ディスク   1

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総合評価

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 通常は40枚のCDを全て聴くには結構な時間...

投稿日:2010/12/12 (日)

 通常は40枚のCDを全て聴くには結構な時間がかかり、かなりの根気が必要ですが…、そこはさすがはシフラ!!時間なんて忘れさせて聴かせてくれます。曲目はかぶりが多いですが全て演奏年代が違い、表現の違いも楽しめてしまいますよ。ショパンは変わった弾き方をしていますが聴いているうちに慣れます!リストはいつものごとく名演ぞろい!!シフラ自作品の演奏にいたっては一体どうやって弾いているのか全く想像つかない!!!その他の作品の演奏内容はいうまでもないと思います。「シフラ聴きたいけど、40枚って…多すぎるし聴く時間ないよ!!」という方、少しでもシフラに興味があるのならまず買ってみてください。きっと時間なんて忘れられます。ただ、仕事や用事への遅刻や無断欠勤にはご注意を!!

KSK さん | 北海道 | 不明

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シフラと言えばことさら技巧をひけらかす趣...

投稿日:2009/02/20 (金)

シフラと言えばことさら技巧をひけらかす趣味の悪いピアニストで、素人相手のこけおどしでしかなく、音楽性は微塵もないというようなイメージが強いが、そんなことはなく、20世紀を代表する数少ない名ピアニストの一人と言うことができる。意外とあっさりしているように聞こえる曲こそじっくりと味わって欲しい。しかしこの曲集は限定版と銘打って購買意欲をあおって、ある程度売れたところで完売とし、ほとぼりがさめたところで再販する。こういう購買者を侮辱するようなやり方はやめよ!

おんがくか さん | てんごく | 不明

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僕も半数近くは持っていましたが購入しまし...

投稿日:2008/12/14 (日)

僕も半数近くは持っていましたが購入しました。 父シフラの良いですが、Jr.の演奏も再認識できよかったです(ブラームス/シェーンベルクのピアノ四重奏が凄いです)。あとコーキさん、僕のセットもむむむさん同様糊付けされている袋でした。

うーたん さん | 石川県金沢市 | 不明

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