CD 輸入盤

『ブザンソン告別リサイタル1950』 リパッティ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OPK7056
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オーパス蔵10周年記念盤発売

オーパス蔵の初回発売は2000年秋、6枚のヴァイオリン小品集でした。最初に海外で注目してくれたのは、英Classic Record Collector誌の編集長であったTully Potter氏で‘Realistic Transfer’と評してくれました。それから10年。SPレコードの復刻だけでなく、初期LPレコードの復刻を行なうようになり、マイナーレーベルによるフルトヴェングラー板起こし合戦のきっかけを作ったと考えています。昨年は新録音にも挑戦し、ホミリウスの『ヨハネ受難曲』がレコード芸術で特選盤に選ばれました。国内ではほとんどが推薦盤に選ばれていますが、国外でもメルケルの《サンサーンス:ヴァイオリン協奏曲他》、《リパッティ:グリーク、シューマン:ピアノ協奏曲》がアメリカ、台湾で受賞、トスカニーニの《ヴェルディ・ライヴ集》が英Gramophone誌今月の復刻盤に選ばれたほか、フランスでは「ディアパソン・ドール(推薦盤)」に選ばれています。オーパス蔵の特長をまとめると「生々しい実在感のある復刻音」「海外でもっともレヴューの出る日本のレーベル」と言えるでしょう。

リパッティ:ブザンソン告別リサイタル〜1950年9月16日
日本語解説付

今年のブザンソン国際フェスティヴァルで、リパッティの告別リサイタル後60年ということで、リサイタルのドキュメンタリー・フィルムが公開されます。
プロデューサーのRoger氏が、カナダのリパッティ研究家Ainley氏から本CDのマスタ前の音を聴かされたとき、「この音だ!」といって、フィルムに使われることになりました。そこで緊急発売となりました。既存のCDの音に疑問を持たれる方は是非お比べください。(オーパス蔵)

【収録情報】
・バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
・シューベルト:即興曲第3番変ト長調 D.899-3
・シューベルト:即興曲第2番変ホ長調 D.899-2
・ショパン:ワルツ第5番変イ長調 作品42『大円舞曲』
・ショパン:ワルツ第6番変ニ長調 作品64-1『小犬のワルツ』
・ショパン:ワルツ第9番変イ長調 作品69-1『別れのワルツ』
・ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
・ショパン:ワルツ第11番変ト長調 作品70-1
・ショパン:ワルツ第10番ロ短調 作品69-2
・ショパン:ワルツ第14番ホ短調 遺作
・ショパン:ワルツ第3番イ短調 作品34-2『華麗なる円舞曲』
・ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 作品34-3『華麗なる円舞曲』
・ショパン:ワルツ第12番ヘ短調 作品70-2
・ショパン:ワルツ第13番変ニ長調 作品70-3
・ショパン:ワルツ第8番変イ長調 作品64-3
・ショパン:ワルツ第1番変ホ長調 作品18『華麗なる大円舞曲』

 ディヌ・リパッティ(ピアノ)

 録音時期:1950年9月16日
 録音場所:フランス、ブザンソン
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:US-Angel LP

CDは国内プレスとなります。

内容詳細

ピアニスト、リパッティの偉大さを今さらのように再認識させられた思いがする。とりわけ冒頭のバッハが(復刻も)素晴らしく、今回初出とされるブザンソンの演奏会当日の写真とともに、まさに時代を超えて眼前に蘇る趣だ。フランス製作のブザンソン・リサイタル映像作品のサントラにも使用とのこと。(田)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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まず、当日の写真、そしてこの日の演奏後ま...

投稿日:2014/10/26 (日)

まず、当日の写真、そしてこの日の演奏後までのドキュメントを記録した解説書は感動ものです。バッハからモーツアルトまで調子を上げながら、後半息切れを感じさせるショパンを体験させてくれます。発売時の音が心に訴えるというのは自己満足ですが、勝手に納得する素人をご容赦ください。 www.dinulipatti.com をサーフすることもお勧めいたします。いかなる音楽ソフトになろうとも、再発売される録音です。

なかのも さん | 東京都 | 不明

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2007年発売EMI盤と比較すると自分の印...

投稿日:2010/11/21 (日)

2007年発売EMI盤と比較すると自分の印象ではEMI版の方がシャープな音で全体的なノイズは少ない。ただノイズカットすると失われてしまう音域があるのだろう。EMI盤は音がキンキンするというか幾分とげとげしい音に聞こえる。このオーパス蔵盤はアナログ盤をそのまま音にしたおかげで非常に音が柔らかいというか優しい。フェスティバルのフィルムの音源にオーパス蔵盤が選ばれたのは「当時のリパッティの音」にこちらの方が近いからなのではなかろうか。EMI盤も悪くないが、演奏前の試し弾きや拍手が入ってるオーパス蔵盤の方がドキュメントとしては本物のライブに肉迫していると言っても良いかもしれない。あと実際ピアノを演奏してるリパッティの写真が載っているのは感動した。

しょーぱん さん | 神奈川県 | 不明

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どの曲もかけがえのない悲壮感漂う昇華され...

投稿日:2010/09/23 (木)

どの曲もかけがえのない悲壮感漂う昇華され切った名演ばかり。とりわけ、指慣らしの音を流してから突入していくモーツァルトのイ短調ソナタは涙なしには聴けない凄い演奏。彼が33歳の若さで亡くならずに、ステレオ時代迄生きていたら、宝石のような名録音が山ほど残されたであろうに。本当に惜しいことをしたものだ。なお、この復刻はLP時代の音を蘇らせてくれて、かなり音質向上していると思う。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

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