なぜ国家は壊れるのか イタリアから見た日本の未来

ビル・エモット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569806709
ISBN 10 : 4569806708
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;20

内容詳細

「変革を拒む病」に冒される先進国→日本、イタリア…経済ダイナミズム復活の方法論を、『エコノミスト』前編集長が洞察。活気を取り戻したビジネス都市・トリノに学ぶ、「復興への7条件」とは。

目次 : プロローグ 驚くほど重なる日本とイタリア/ 第1章 グッドな価値観VSバッドな価値観/ 第2章 経済成長を阻害する多くの試練/ 第3章 トリノからのインスピレーション/ 第4章 既得権の誘惑に翻弄される企業/ 第5章 壁を壊して伸びるビジネス/ 第6章 全ヨーロッパの期待を担う改革

【著者紹介】
ビル・エモット : 1956年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で政治学、哲学、経済学の優等学位を取得。英国『エコノミスト』誌ブリュッセル支局員を経て、1983〜86年、東京支局長として日本に滞在。その後、ビジネス部門編集長となり、1993〜2006年、同誌編集長を務める

烏賀陽正弘 : 京都大学法学部卒業。東レ(株)に入社後、国際ビジネスに従事し、訪問した国は100カ国にのぼる。海外より帰任後、同社マーケティング開発室長などを経て独立。現在、国際ビジネス・コーディネーター、著述家、翻訳家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • koji さん

    多くの評者が言うように、ピントハズレの副題(イタリアから見た日本の未来)やら多くの誤訳には辟易させられ途中で放棄しようかと思いましたが、我慢して丹念に追いかけると、実に示唆的な本と思いました。21世紀初頭には、日本では「イタリア中小企業に学べ」ということが盛んに喧伝されました。そのデザイン力と歴史の深さがとても評価されていたからですが、そのグッドイタリアと対照的に、汚職、闇経済、レベルの低い大学・司法制度何よりPIIGSの一員というバッドイタリアが闇を深くします。最終章の著者の改革案はかなりの難題です。

  • Aoki さん

    基本的にはイタリア経済再生の道を語る本。その内容が日本にも適用できるということですが、ちょっと厳しいかなー。でもいろんな考えを共有するっていいことだよね!というくらいの気分で読むのが適当かな。

  • 夢仙人 さん

    イタリアと日本が似ているとの説明はちょっと苦しいのではないか。しかし、若い人たちへの投資を増やす必要がある段は日本でも重要な課題であると思う。

  • Kenji Ogawa さん

    イタリアは若干日本に似ている?

  • 壱萬弐仟縁 さん

    イタリア半島、日独伊三国同盟、ということで、何かしら親近感があるのだが、創造都市論のエミリア・ロマーニャ州などを想起できる。インパナトーレ、カンパニリズモといった、職人芸や郷土愛の価値は大きいと思ってみてきたイタリアだが、本著はネガティブなイタリアから日本の将来を悲観的にみる。186ページには、日本よりもイタリアの大学の方がランクが低いとあり、法学部などイタリアの方が歴史が長いのに、どうしてなのか、と思う。いずれにせよ、共通するのはイタリアはPIIGSの一員だし、日本もデフレ不況など難題山積の両国なのだ。

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