パガニーニ(1782-1840) レビュー一覧 7ページ目
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投稿日:2010/09/18
パガニーニの24のカプリースは、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタと並んで、あらゆるヴァイオリニストの目標である。後者のバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタについては、精神的な面において、弾きこなすのに相当な自己研鑽が必要であるが、前者のパガニーニのカプリースについては、超絶的な技巧を要する難曲だけに、技量の面において、並みいる強豪ヴァイオリニストを寄せ付けない高峰に位置していると言える。ユリア・フィッシャーは、いまだ20代の若手女流ヴァイオリニストであるが、その超絶的な技量にはとてつもないものがあると思う。さすがは、様々なコンクールで優勝を成し遂げてきただけのことはある。同曲を構成する各楽曲を、これだけ表情豊かに完璧に弾きこなす演奏は、これまであったであろうか。技量だけを全面に打ち出した演奏ならば、これまでもいくつもあったと思うが、ユリア・フィッシャーの演奏は、そうした超絶的な技量をベースとしつつ、女流女ヴァイオリニストならではの繊細とも言える豊かな感性を発揮し、全体として、テクニックよりは情感の豊かさを聴き手に感じさせる点が素晴らしい。SHM−CD化によって、ユリア・フィッシャーの研ぎ澄まされた技量や情感豊かさが、より鮮明に味わえる点も高く評価したい。
つよしくん さん |40代
投稿日:2010/08/22
パガニーニとファゴットの出会い! ギターとの邂逅は有名ですでに数種録音もあるが、このファゴットとの録音は初めて?パガニーニ自身がレッスンをつけたといわれる、その光景を想像しながら、不器用なファゴットの健闘を楽しむのも一興かと。 アッカルドに一時期の凄みは薄れたが、パガニーニの音楽が何倍にも親しみやすいものに感じられる3曲の二重奏だけでも、いろんな意味で貴重なCD。
omuyan さん
投稿日:2010/08/22
フランチェスカッティ、シェリング、グリュミオー、ギトリス、パールマン、ミンツ、みどり、庄司、ハーン、グリンゴルツ、カントロフのデンオン盤、他に数盤は聴いてきましたが、痛快無比と云う点では当盤が最高の演奏です。
ゆき さん
投稿日:2010/08/14
仲が良さそうにはみえない二つの楽器がじゃれあって遊んでいます。 うるさいことはいわずに音楽で遊びましょ。 Ondine の優れた録音がそれを引き立てて、聴手はにこにこしながらそれを聴いています。
かたばみ さん |60代
投稿日:2010/08/12
トゥルバンによるパガニーニのヴァイオリン協奏曲の第3集。 これでトゥルバンはパガニーニのヴァイオリン協奏曲を全曲録音したことになる。お疲れ様。 超絶技巧というイメージから距離を置き、じっくりと腰を落ち着けて挑んだ全集だったが、この第三集が一番しっくりくる。 第6番は、パガニーニが、まだヴァイオリニストとして売れっ子になる前の作品で、第1番から第4番までのような技巧の盛り込みは行っていないし、第5番も、パガニーニがヴァイオリニストとして落ち目の時に書いた作品らしく、彼の全盛期の作品に比べると、少々落ち着いた感じがする。 フェデリコ・モンペリオの、ある意味立派過ぎるオーケストレーションも手伝って、必ずしもヴァイオリン中心ではない音楽になっている。 結果、トゥルバンの協調性を重んじるようなアプローチが、一番しっくりくる形で具現化しているように思われる。
窓際平社員 さん
投稿日:2010/08/12
トゥルバンによるパガニーニのヴァイオリン協奏曲の第二集。第2番と第4番という、短調作品の組み合わせだ。 気心の知れた親友シャンバダルに伴奏をしてもらって、泰然自若の演奏。 その演奏は、往年のシェリングのそれを思い出すが、シェリングよりも音楽の流れはスムーズで素晴らしい。 ただ、ヴァイオリンの見せ場の多い曲なので、もう少しアクロバティックに弾いてもいいと思う。 おそらく、トゥルバンは敢えてエンタテイメント的な芸と距離を置いているのだろうが、パガニーニを攻略するうえでの戦略として正しいかどうかは疑問が残る。
窓際平社員 さん
投稿日:2010/08/12
パガニーニのヴァイオリン協奏曲を、トゥルバンとシャンバダルのコンビで全曲録音する計画の第1弾。長調作品の第1番と第3番を収録。 超絶技巧を駆使した作品なのだが、演奏からは、そうした技術的な難易度に苦労しているような雰囲気は伝わって来ない。 見栄を切らず、淡々と弾くことで、ハッタリのない、素のパガニーニ作品の姿を現出させようとしている。 トゥルバンらの目論見は、アクロバット芸としてのパガニーニとは違ったパガニーニ像を映しだそうとする努力として評価はできる。ただ、その努力の先にあるものが、魅力的かどうかは疑問だ。
窓際平社員 さん
投稿日:2010/08/10
ステージ上での演奏で、しかも映像が見られるので、手の動きがよくわかる。
古楽器奏者 さん
投稿日:2010/08/09
意外と平凡。もっと各曲の個性を描き分けてるかと思いましたが、 いずれの曲もすでに定着している通俗的な演奏スタイルのままで、 特に新鮮味はありません。 演奏も、もっとエレガントにスマートに弾くかと思ってましたが、 結構パワーでねじふせていて、目が覚めるほどテクニックが優れて いるわけでもない。高音がヒステリックなのもいただけない・・・。 期待していただけに、残念。
angelico さん
投稿日:2010/08/01
その昔、この盤を入手した直後に他の盤は不要となり全て処分しました。 最近リリースされた神尾、フィッシャー盤を入手し、改めて五嶋みどりの演奏を聴き直してみると、依然として隔絶した表現のディスクであると確信しました。演奏についてのコメントは私の語彙では不可能です。ただただ気持ちが一杯になってしまうのです。
いなまる さん
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ありがとうございました
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