ミュージカル『オン・ザ・タウン』　レナード・バーンスタイン＆オーケストラ、3つのダンス・エピソード　ニューヨーク・フィル

『オン・ザ・タウン』スタジオ・キャスト・レコーディング
レナード・バーンスタイン＆オーケストラ

アメリカが生んだ20世紀を代表する指揮者・作曲家レナード・バーンスタインが初めて手掛けたミュージカル『オン・ザ・タウン』。詞と脚本はベティ・コムデンとアドルフ・グリーンによる共同執筆、振付師ジェローム・ロビンズの振り付けで1944年12月にNYアデルフィ劇場で幕を開け、463回のロングランを記録し出世作となりました。
　もともとは1944年4月に、バーンスタインとジェローム・ロビンズが組んで制作したバレエ『ファンシー・フリー』をミュージカルに発展させたもので、ストーリーは3人の水兵が24時間の上陸許可をもらい、ニューヨークの街に繰り出し、彼らと素敵な3人の女性たちとの間で繰り広げられるラブ・コメディー。1949年にはジーン・ケリー、フランク・シナトラが出演した映画（邦題『踊る大紐育（ニューヨーク）』）も作られこちらも大ヒットしました。
　ボーナストラックとして劇中に使われたダンス・ナンバーを再構築して3曲からなる組曲にした『3つのダンス・エピソード』と『序曲』も特別収録。作曲家バーンスタイン自らタクトを取り、軽快でノリノリの演奏を繰り広げる名盤、待望の単独リリース！（メーカー資料より）

【収録情報】
● バーンスタイン：ミュージカル『オン・ザ・タウン』
1. オープニング：ニューヨーク・ニューヨーク
2. タクシー・ナンバー：カム・アップ・トゥ・マイ・プレイス（うちへいらっしゃい）
3. キャリード・アウェイ（我を忘れて）
4. ロンリー・タウン
5. カーネギー・ホール（ド・ド・レ・ド）
6. アイ・キャン・クック・トゥー（お料理も上手よ）
7. ラッキー・トゥ・ビー・ミー（僕でよかった）
8. ダンス：タイムズ・スクエア
9. ナイト・クラブめぐり
10. アイ・アンダースタンド（よくわかっている）
11. バレエ：想像のコニー・アイランド
12. サム・アザー・タイム（またいつの日か）
13. ダンス：現実のコニー・アイランド

　クリス・アレクサンダー、ベティ・コムデン、
　アドルフ・グリーン、ジョン・リアードン、ナンシー・ウォーカー
　オーケストラ＆コーラス
　レナード・バーンスタイン（指揮）

　録音：1960年5月31日　ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

ボーナストラック
14．『オン・ザ・タウン』序曲

　レーマン・エンゲル指揮、オーケストラ
　録音：1958年11月13日　ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

● 『オン・ザ・タウン』〜3つのダンス・エピソード
15. I. ザ・グレート・ファヴァーズ
16. II. ロンリー・タウン
17. III. タイムズ・スクエア：1944

　レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
　録音：1963年6月18日　ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール