バンディー・リー

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本

ドナルド・トランプの危険な兆候 精神科医たちは敢えて告発する

バンディー・リー

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基本情報

ジャンル
：
社会・政治
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784000613019
ISBN 10 : 4000613014
フォーマット
：
本
出版社
：
岩波書店
発行年月
：
2018年10月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
バンディー・リー, 村松太郎, バンディ・X.リー ,  
追加情報
:
４００ｐ；19

内容詳細

リフトン、ハーマンなど著名人を筆頭に、全米から精神科医・心理学者たちが、名門イェール大学で行われた会合に参集。直接診断していない有名人に対して精神科医がコメントを出してはいけないという倫理規定を超えて、トランプ大統領の数多くの言動がアメリカの政治社会および国際政治、そして個々人にもたらす危険を多面的に論じた。専門家の社会的責任とは何かをも問う、話題沸騰の書。

目次 : プロローグ　専門家と政治（ジュディス・ルイス・ハーマン/ バンディ・Ｘ．リー）/ 序　私たちには警告する義務がある（バンディ・Ｘ．リー）/ 第１部　トランプ現象（病的ナルシシズムと政治―致死性毒素の発生（クレイグ・マーキン）/ 『トランプ自伝』の著者として―彼の自己破壊的行動のルーツ（トニー・シュワルツ）/ トランプは人を信頼することができない（ゲイル・シーヒー）　ほか）/ 第２部　トランプ・ジレンマ（精神科医はトランプの精神状態についてのコメントを控えるべきか（レオナルド・Ｌ．グラス）/ 見えるものは見る、知っていることは言う―精神科医としての責任（ヘンリー・Ｊ．フリードマン）/ 問題は危険性である。精神疾患ではない（ジェームズ・ギリガン）　ほか）/ 第３部　トランプ・エフェクト（トラウマと時間と真実とトランプ―大統領が治癒を停止させ危機を促進する時（ベティ・Ｐ．テン）/ トランプ不安障害―アメリカ国民の半数以上が罹患（ジェニファー・コンタリノ・パニング）/ 大統領からの精神的虐待（ハーパー・ウェスト）　ほか）/ エピローグ　専門の垣根を越えて（ノーム・チョムスキー）

【著者紹介】
バンディ・X.リー : 神学修士。イェール大学医学部法と精神医学講師。イェール大学で学位取得後、ベルビューでのインターン、マサチューセッツ総合病院チーフレジデント、ハーバード大学医学部研究員、ＮＩＭＨ（国立精神保健研究所）フェローを経て現職。最重度警備刑務所での勤務経験を持ち、イェール大学「暴力と健康」研究グループ創始者の一人。ＷＨＯの暴力予防共同研究者グループを主導。これまで一〇〇本以上の医学論文を執筆、一一冊の学術書を編集、教科書『暴力』著者

村松太郎 : 東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部精神・神経科准教授。医学博士。日本精神神経学会精神科専門医、指導医。精神保健指定医。日本医師会認定産業医。法と精神医療学会副理事長。日本司法精神医学会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zoe さん

    読了日：2019/03/08

    精神科の世界にはゴールドウォータールールというものがあり、意見を述べるための厳格な専門家ルールを守らなければならないとされる。しかし。以下メモです。病的ナルシシズムと政治。連続的なスペクトラムを２分法で表現する病。激しい攻撃性を隠し、他人を解雇したり訴えたりして正常を偽装する。地位が上がれば隠す能力も上がり、部下に汚れ仕事をさせる。それがカッコいいとか思っちゃう。こういう暴君は突如として出現しない。何年もかけて生まれる。成功してもしていなくても社会病質者。アノ方も、ああアノ方も、アノ方も。

  • takao さん

    読了日：2023/06/20

    ふむ

  • Sosseki さん

    読了日：2023/05/20

    今更ながら、だが、信じられないことに、再び大統領選に名乗りを挙げ、支持者もいるので、読んでみた。トランプ氏は、見て分かるように、複雑なことは分からない、分かろうとしない、自分第一、自分が正しい、自分の都合で世の中を見る、発言する、攻撃的、下品…。なにより、危険。なのになぜ支持者がいるのか、についてアメリカ社会の凋落や、以前の姿に戻せるという夢、経済的格差、等が挙げられていたが…。アメリカ大統領の適性を調べるという主張も肯ける。外国にも投票権が欲しい。

  • Oki さん

    読了日：2023/10/05

    ここまでの人間が仮にもアメリカ大統領という地位に４年間いたということはそれだけ、アメリカの大衆が病んでいる事を意味するが、それならロシアの大衆がそれ以上に病んでいても不思議ではないか。

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