ハイレゾリューション・オーディオデータ最新盤
本村睦幸が紡ぎ出すバルサンティの名曲集
天上から降りそそぎ、心にしみるリコーダーの音色
バルサンティは、1690年にイタリアのルッカに生まれ、1714年にロンドンにわたり活躍した管楽器奏者・作曲家です。18世紀初頭、ロンドンではリコーダーの黄金時代を迎えていました。そのような頃、1724年にバルサンティが最初の曲集として出版したのが6つのリコーダー・ソナタ集です。ロンドンで出版された多くのリコーダー作品の中にあって、このバルサンティのソナタ集は、リコーダー音楽の喜びを感じさせる叙情性と議校正の双方に満ち溢れており、リコーダーソナタの最高傑作に挙げられます。
本村が奏でる音色は澄み切った美しいもの。通奏低音の演奏陣も、オランダバロックの愉悦(WAONCD041)や61鍵の時代(WAONCD120)などでも素晴らしい演奏を聴かせた名手上尾、やすらぎのガット(WAONCD060)でも魅惑の音色を聴かせた櫻田、そして世界的なガンバ奏者の平尾と完璧な布陣。澄みきったリコーダーと、あたたかみのある通奏低音が、魅惑の世界を紡ぎ上げます。なお、第1番の第1、2、4楽章、第4番では、手ふいごオルガンが用いられており、ほんわかした音色がたのしめるのもポイントです。(WAON RECORDS)
【収録情報】
バルサンティ:リコーダーソナタ集(ロンドン、1724年)全6曲
第1番ニ短調
第2番ハ長調
第3番ト短調
第4番ハ短調
第5番ヘ長調
第6番変ロ長調
本村睦幸(リコーダー)
平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
櫻田亨(リュート)
上尾直毅(チェンバロ、オルガン)
野神俊哉(オルガン手ふいご操作)
録音時期:2007年3月13-15日
録音場所:神奈川県立相模湖交流センター
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
Exceptional Audio Recording 96kHz 24bit WAVE
WAON RECORDSがおとどけするハイレゾリューション・オーディオデータ最新盤
CDをはるかに凌駕するダイレクト・ストリーム・デジタルの高密度オーディオデータが、溢れる音楽の熱情とともに広大な音場の空気感までを再現します。
【再生上の注意】
ワオンレコードのオリジナルマスターをあまさず収めたこの高音質音源をお楽しみ頂くには、DVD-ROMを読み込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要があります。通常のCD、SACD、DVD プレーヤーでは再生できません。(WAON RECORDS)