CD

Well-tempered Clavier Book.1: Afanassiev(P)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO78834
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

賛否はあれどグールドが痛快だったのは音楽的生理で弾き破ったから。この演奏は痛快じゃない。フレージングもタッチもごたごたしてやかましい。解説に付く長い文学的テクストも含め、そこに深い思想を見るか、うんざりして馬鹿にするか評価真っ2つ。(ゆ)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 平均律クラヴィーア曲集第1巻 Bwv.846~869 (全曲)

ディスク   2

  • 01. Pracludium Und Fuge In F Sharp
  • 02. Pracludium Und Fuge In F Sharp
  • 03. Pracludium Und Fuge In G Major
  • 04. Pracludium Und Fuge In G Minor
  • 05. Pracludium Und Fuge In A Flat
  • 06. Pracludium Und Fuge In G Sharp
  • 07. Pracludium Und Fuge In A Major
  • 08. Pracludium Und Fuge In A Minor
  • 09. Pracludium Und Fuge In B Flat
  • 10. Pracludium Und Fuge In B Flat
  • 11. Pracludium Und Fuge In B Major
  • 12. Pracludium Und Fuge In B Minor

ユーザーレビュー

総合評価

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  最近はA.シフのディスク(ECM)を...

投稿日:2020/04/07 (火)

  最近はA.シフのディスク(ECM)をメインに、時々S.リヒテル(RCA)で聴いていた。 ふと思い出してCD棚の奥からこれを見つけだし再聴してみたが、非常に心に沁み込む演奏であることを再発見できた。シフの美しく端正な演奏とも、リヒテルの融通無碍でありながら自らの人生を刻み込んだような演奏とも異なる(だからこそいくつも集めてしまうのだ)。   アファナシエフのDENON時代によく言われた「極度に遅いテンポ」はここでは控えめ。というより曲自体がしかるべきテンポを要求してくる構造ゆえ、一演奏者の恣意的な解釈を求めるまでもないというところだろうか。 ハ長調の第1番から一貫して力が抜けきり、美しい音を繋げており、弾き飛ばすことはせず、丹念に律義に前奏曲とフーガのミニアチュールを創りあげている。各声部は混濁せず、声部間の立体感(?)が実に心地よい。なんというか各声部がお互いを聴き合いながら交互に歌を交わしているような感覚に捉われる。 全体通して落ち着いた調子で弾き進んでおり、アファナシエフのスローテンポが嫌いな方でも抵抗なく聴けると思う。  個人的な感覚として、夜に照明を落としてしっとり&じっくりと愉しみたい平均律の演奏だ。 おすすめします。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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リヒテル盤、アファナシエフ盤共に愛聴盤で...

投稿日:2010/09/29 (水)

リヒテル盤、アファナシエフ盤共に愛聴盤です。それぞれ、20年、15年位前のCDを聴いています。(高かったので、大切に。)リヒテルの演奏は、残響も含めてピアノ演奏の一つの理想型だと思います。一方、アファナシエフの淡々と語りかけるうな演奏は、ヴァルヒャのピアノ版といった趣を感じます。少し単調なコロリオフの演奏に較べたら、とても陰影に富んだ味わい深い演奏です。音がよくなって、3分の1の価格。試聴も出来ますし、本当にいい時代です。年を重ねるごとに、アファナシエフを聴くことが多くなりました。秋の夜長に、しみじみと聞き比べてみるのも楽しいと思います。レビュー大盛況のリヒテル盤に比べて、あまりにも寂しいので、書かせて頂きました。本来は、別バージョンに投稿すべきですが、いつも、拝読しています「つよしくん」さんのレビューに共感しつつ・・・。

風 さん | 福岡県 | 不明

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平均律クラヴィーア曲集は、ピアノ音楽の旧...

投稿日:2010/09/08 (水)

平均律クラヴィーア曲集は、ピアノ音楽の旧約聖書と言われているだけに、古今東西の多くのピアニストにとっては、新約聖書たるベートーヴェンのピアノソナタと並んで、弾きこなすのは大いなる目標とされてきた。かつては、グールドの超個性的な名演もあったが、グールドと並んで鬼才と称されるアファナシェフが、同曲に対してどのようなアプローチをしているのか、聴く前は大変興味津々であった。同じロシアのピアニストであるリヒテルも、同曲に素晴らしい名演を遺しているが、アファナシェフのアプローチは、リヒテルの研ぎ澄まされた鋭利なピアニズムとは対照的で、ゆったりとしたテンポをベースとしたきわめて静的で精緻なものだ。シューベルトのピアニストで見せたような、超スローテンポのやり過ぎとも言えるアプローチはここではいささかも見られない。その分、肩すかしを喰わされたきらいがないわけではないが、バッハがスコアに記した音符を透徹した表現で完璧に描き出したという点においては、さすがは鬼才アファナシェフならではの個性的アプローチと言える。最後のフーガを2バージョンおさめているのも、アファナシェフの同曲への深い愛着とこだわりを感じさせる。Blu-spec-CD化によって、アファナシェフの透徹したピアノのタッチが鮮明な音質で味わえる点も、本盤の価値を大いに高めている。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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