CD 輸入盤

王の中の王〜アンドルー・デイヴィス編曲による管弦楽作品集 アンドルー・デイヴィス&BBCフィル、マーティン・ブラビンズ

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CHAN20400
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


王の中の王、バッハ/アンドルー・デイヴィス編曲作品集

1989年から2000年までBBC交響楽団の首席指揮者を務め、紳士的な気品と情熱のある音楽作りによって人気のあったアンドルー・デイヴィスの遺作と呼ぶべきアルバムが登場。ストコフスキーばりにバッハのオルガン曲をオーケストラ・アレンジした壮大な作品集です。
 アンドルー・デイヴィスはセント・オールバンズでピーター・ハーフォード氏にオルガンを師事し、ケンブリッジではデイヴィッド・ウィルコックスに就いて4年間にわたりオルガンの研究と演奏を専門的に深めました。忙しい指揮活動の傍らオルガンへの関心を生涯持ち続け、バッハのオルガン曲の管弦楽編曲は彼のライフワークとなっていたようです。
 このアルバムは彼の80歳の記念として企画されたものでしたが、病を得て録音を完結できずに世を去ってしまいました。その遺志を継いだマーティン・ブラビンズによってアルバムが完成し、ここに追悼盤としてリリースされます。ブックレットには当録音のプロデューサーで、長年にわたりBBCフィルのプロデューサーを務めてきたマイク・ジョージによる故人の回想と感謝のこもったコメントと各曲の解説が記されています(英語)。
 アンドルー・デイヴィスは編曲に際してストコフスキーのものを意識していたようです。デイヴィス版の特徴のひとつは、グロッケンシュピール、ヴィブラフォン、マリンバなどの打楽器を巧みに用いて響きに煌めきを与えている点。また管楽器が効果的に活躍する場面も多く、これは原曲のオルガンの響きを意識したものといえるでしょう。おなじみの『トッカータとフーガ ニ短調』はストコフスキー版とは全く違う風情の味わいを楽しめます。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ/アンドルー・デイヴィス編:
01. トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
02. 最愛のイエス、われらここにあり BWV.731
03. 甘き喜びのうちに BWV.608
04. 今日、神の子は勝利をおさめ BWV.630
05. 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
06. われ心よりこがれ望む BWV.727
07. おお人よ、汝の大いなる罪を悲しめ BWV.622
08. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
09. 目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV.645
10. 主イエス・キリスト、われらを顧みたまえに基づくトリオ BWV.655
11. 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552『聖アン』

 BBCフィルハーモニック
(リーダー:ユーリ・トルチンスキー)
 マーティン・ブラビンズ(指揮:01,03-07,09)
 サー・アンドルー・デイヴィス(指揮:02,08,10,11)

 録音時期:2023年11月29日(02,08,10,11)、2024年9月13日(01,03-07,09)
 録音場所:MediaCityUK, Salford, Manchester
 録音方式:ステレオ(デジタル)


ユーザーレビュー

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聞きなれた曲が様々な表情をもって演奏され...

投稿日:2025/09/02 (火)

聞きなれた曲が様々な表情をもって演奏され、音の博覧会のようである。時には吹奏楽のように響き、懐かしさを覚える。とりわけト短調のフーガにはクライマックスへのテーマの繰り返しの高みに感動させられた。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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