CD

マタイ受難曲 マウエルスベルガー&ゲヴァントハウス管、聖トーマス教会合唱団、ドレスデン聖十字架教会合唱団、シュライアー、アダム、他(3CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ84904
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

オイロディスク声楽名盤選
宗教曲コレクション/バッハ:『マタイ受難曲』
マウエルスベルガー&ゲヴァントハウス管弦楽団、シュライアー、他


荘厳な美しさに満ちた冒頭から引き込まれる『マタイ受難曲』は、バッハがトーマス教会の音楽監督だったときに書かれたもので、バッハの宗教音楽を代表する傑作としても知られています。キリストの受難の物語を音楽で表現した大規模なこの作品については、バッハ・ファンにとっての聖地であるライプツィヒのトーマス教会での演奏はじめ、これまでに世界各地で数多くの演奏・録音ががおこなわれてきました。
 その聖地、ライプツィヒのトーマス教会の合唱団と、ドレスデンの聖十字架教会合唱団というドイツのふたつの聖歌隊が、ルドルフ・マウエルスベルガーの指揮のもと、伝統の重さと奥深さを示したのがこのアルバムです。
 当時それぞれのコーラスの音楽監督の地位にあったのが、合唱指揮者のマウエルスベルガー兄弟であり、ドレスデンの兄ルドルフ(この録音の翌年に他界)、ライプツィヒの弟エルハルトにとっては、その音楽生活の総決算的な意味合いを持つレコーディングでもありました。
 もとはドレスデン聖十字架教会合唱団の一員としてルドルフの薫陶を受けてきたという名テノール、ペーター・シュライヤー若き日の美声が素晴らしいエヴァンゲリスト(福音史家)も聴きものです。(HMV)

【収録情報】
・J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244

 ペーター・シュライアー(テノール:福音史家)
 テオ・アダム(バス:イエス)
 ジークフリート・フォーゲル(バス:ペテロ)
 ヨハネス・キュンツェル(バス)
 ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(バス)
 ハンス・マルティン(バス)
 ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール)
 アデーレ・シュトルテ(ソプラノ)
 アンネリース・ブルマイスター(アルト)
 ギュンター・ライプ(バス)
 ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団(合唱指導:エルハルト・マウエルスベルガー)
 ドレスデン聖十字架教会合唱団(合唱指導:ルドルフ・マウエルスベルガー)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ルドルフ・マウエルスベルガー(指揮)

 録音時期:1970年
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 歌詞対訳付き


【オイロディスク声楽名盤選】
ドイツの名門レーベル、オイロディスクの名盤の中から声楽曲10Wをお届けする「オイロディスク声楽名盤選」。ドイツ・バロックで数々の名演を成し遂げた指揮者ヘルムート・コッホと、ドイツ・リートの分野でフィッシャー=ディースカウと人気を二分してきたペーター・シュライアーの芸術を堪能できるコレクションとなっています。

このうち『宗教曲コレクション』(5タイトル)では、シュライアーのエヴァンゲリストほか豪華キャストひしめく『マタイ受難曲』を筆頭に、コッホ指揮、ベートーヴェン『かんらん山上のキリスト』など貴重な録音を対訳付きでお楽しみいただけます。オリジナル楽器の隆盛に隠れていた感がありますが、1960年〜70年代のこれらの演奏を聴くと、そのドラマティックな演奏に懐かしさと温かささえ感じます。

ペーター・シュライアー(テノール、指揮者)
1935年にドイツのマイセンの近郊で生まれ、8歳で有名なドレスデン聖十字架合唱団に入り、ライプツィヒ、ドレスデンの音楽大学で学んだのち、1959年にドレスデン国立オペラと契約。1963年にはベルリン・ドイツ・オペラに客演し、それ以降、世界各地でオペラ、コンサート、リートに欠くことのできないテノール歌手として、また近年は指揮者として活躍している。(日本コロムビア)

内容詳細

“オイロディスク声楽名盤選”として値下げ再発売された10タイトル。“宗教音楽傑作選”としてリリースされた、コッホの60年代〜70年録音の4タイトルは、歌の自然な呼吸を活かしながら、音楽を大きくまとめるスタイルが特徴。心を委ねて聴けるタイプの演奏であり、60年代の録音ながら、録音も非常にクリアだ。シュライアーによるドイツ歌曲集は、まだ40代の美声と発語の美しさが魅力。バッハ歌手、オペラ歌手として評価の高い彼が、不世出のリート歌手でもあったことを知らしめる内容で、中でもブラームスは絶品だ。“宗教音楽傑作選”に分類されている「マタイ受難曲」もまた、当時35歳のシュライアーによる福音史家を前面に出したリリースと言えそう。が、優れた歌手陣、素朴なコーラスの味わい、自然な進行など魅力あふれる一枚である。それぞれ歌詞対訳も完備した、充実感あるタイトル群。(榊)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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総合評価

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素晴らしい。ここには信仰を持たない者を寄...

投稿日:2017/08/12 (土)

素晴らしい。ここには信仰を持たない者を寄せ付けない厳しさではなく全ての人間を受け入れてくれる優しさがある。 DENON日本語版に加えてBERLINCLASSICS版を買い足したが装丁の見事さに驚いた。 このCDに接して少年合唱団の優れた演奏にも再認識させられギレスベルガー&ウィーン少年合唱団のモツレクに出会うことが出来た。

K111 さん | 千葉県 | 不明

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マタイは、これまで7種類購入し聴いてまい...

投稿日:2017/02/08 (水)

マタイは、これまで7種類購入し聴いてまいりました。リヒター、クレンペラー、カラヤン、マクリーシュ、ガーディナー、メンゲルベルク・・・ 私にとってのベストはこのマウエルスベルガ―盤で、この曲を聴こうと思うとどうしてもこのCDに手が伸びてしまいます。穏やかで「誠実」な演奏だと思います。

t_mocchy さん | 千葉県 | 不明

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この曲はリヒター盤が絶対の樣に言われるが...

投稿日:2016/03/01 (火)

この曲はリヒター盤が絶対の樣に言われるが、リヒター盤は、硬く、楽しくなく聴く気がしない。このCDは、美しく気品があり、心が静まります。3CD一気に聴けます。

Nowhere Man さん | 石川県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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