CD

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、第1番、ソナタ第1番、レーガー:シャコンヌ、他 庄司紗矢香(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5125
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

【収録情報】
CD1:
・レーガー:前奏曲とフーガ ト短調Op.117-2
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
・レーガー:前奏曲とフーガ ロ短調Op.117-1
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002
CD2:
・レーガー:シャコンヌ ト短調Op.117-4
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004

 庄司紗矢香(ヴァイオリン)

 録音時期:2010年8月
 録音場所:パリ、ランファン・ジェジュ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

バッハとレーガーを交互に配置してあるのは、通して聴くと飽きないという利点がある。レーガーは実に若々しく瑞々しい。一方のバッハも年齢にふさわしい創意と工夫にあふれた演奏である。使用楽器はかのエルマンが使用していたとのこと。邦文解説書が印刷され便利。(白)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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録音がともかく「よくない」。風呂場でバイ...

投稿日:2019/12/28 (土)

録音がともかく「よくない」。風呂場でバイオリンとはこのことである。教会での録音である様だが、マイクロフォンの位置が響きだけを録音する位置にしかセットされていないので、弓が弦をこする音が一つもない。これは初歩的な録音のミステイクである。技術者やディレクターはこの教会での録音は初めてではないか。折角の庄司の演奏も台無しである。初心者が犯しやすいミスをこのCDでは何の疑問もなく犯している、演奏以前の最低のCDである。

ゲゲゲアサ さん | 神奈川県 | 不明

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 発売直後から何となく気になっていて、何...

投稿日:2014/06/28 (土)

 発売直後から何となく気になっていて、何度か買い物かごに入れながら諸事情により購入が延びていたものをやっと入手。聴いて、早く買わなかったことを後悔した。   こちらが予想したよりはるかに濃い内容。レーガーの「前奏曲とフーガ」の晦渋さと心の内奥にズシッとくる重さが気持ちいい。バッハについても天に指向しながら、心の内側に突き刺さるような音にハッとさせられた。  特にバッハのシャコンヌはどの部分にも庄司紗矢香の一途な心持が刻み込まれている気がした。他の演奏者のシャコンヌ(をはじめとするバッハの無伴奏)も演奏者のすべてを尽くして演奏するためか力作が揃っているが、その中でも思いの込め方と表現の多彩さは格別のものがある。できれば第2巻も作ってほしいものだ。   それにしても・・・今の年齢でこんな演奏をしているとすると、これからどうなってしまうのだろう。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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バッハのすべての作品に共通することは「神...

投稿日:2012/07/01 (日)

バッハのすべての作品に共通することは「神との対峙」である。 したがって、すべてのバッハ演奏には、厳粛な「孤独」が表現されていなければならない。 特に、無伴奏の単独楽器の曲となれば、それがもっとも如実に示されるべき条件となる。 名手と言われるバイオリン奏者の中において、バッハの無伴奏曲を美音とテクニックのみで 弾いている演奏によく遭遇するが、それはいただけない。 バッハの演奏は、徹頭徹尾、神と対峙する孤独な自己存在を掛けた演奏舞台上での孤高表現にある。 したがって、聴く側も、そこに生温い感情移入や癒しなどを求めるべきものではないのである。 そこで示されるべきものは、実存的な生の峻厳さであり、どこにも曖昧さがない緊密で正確な表現力である。 日常的なつかの間の意味のない感情などを置き去りにして、ただひたすら自身の魂を神(バッハ的音楽)へ 傾けてゆくこと、そのような音楽スタイルを所有する音楽家に時折出会えることは喜びである。 この庄司紗矢香の演奏は、その意味で、見事な演奏となっている。 ソナタ一番の冒頭の「アダージョ」と「フーガ」の意味を、聴き手はどうか汲み取ってほしい。 今年29歳(2012年現在)という若さでありながら、ここまでのレベルにこの難曲を仕上げてゆくとは、 恐るべき才能というしかない。 最後になるが、バッハの影響が随所に感じられるレーガーのop.117「無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲とフーガ」および 「シャコンヌ」も、大変に素晴らしい仕上りとなっている。

モデラート宮内 さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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