CD 輸入盤

オルガン作品集 第3集 ペーター・コフラー(6CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B108121
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


足掛け7年、モダン・オルガンによる全集録音完結
煌びやかで荘厳な大フィナーレ


2017年に始まったペーター・コフラーのバッハのオルガン曲全集録音が遂に完結。コフラーの本拠地であるミュンヘンの聖ミヒャエル教会のオルガンは、4段鍵盤と75個のストップを持つ2011年製モダン・オルガン。この楽器の性能をおおいに活かし新鮮なコンビネーションを創出、すべての曲から個性を引き出し力強く響かせた演奏です。ドルビーアトモスの技術を用いた高品質録音であることも特徴で、CDでも充分にその透明感と解像度、空間の大きさが感じ取れるでしょう。
「現代オルガンの性能や高度な録音技術ではなく“バッハの音楽”こそがこのプロジェクトの中心である」と語るコフラー。今作では演奏にますます磨きがかかり、最終ディスクに至るまでの構成も慎重に練られているように感じられます。なかでもラスト2曲、BWV.668からBWV.532へ繋がる流れはみごと。前者はC.P.E.バッハがまとめた『フーガの技法』初版で未完フーガの後に付録として収められている、バッハが今際の際で弟子アルトニコルに口述筆記させたという伝説で有名なBWV.668aと同じ音楽ですが、後半が現存していないBWV.668による演奏で、曲が中ほどで途切れています。この後に輝かしいBWV.532が立ち現れ、最後のクライマックスを築いていくのは大変な幸福感で、技ありの構成と言えます。
 他にも『大フーガ』BWV.542、『小フーガ』BWV.578、『ドリア調』BWV.538、ヴィヴァルディのOp.3-8からの編曲BWV.593など、馴染みある名作が多数。シリーズ未聴の方はこの第3集からお試しいただくのもお薦めです。
 ペーター・コフラーは1979年ボルツァーノ生まれのオルガン・チェンバロ奏者。クラウディオ・モンテヴェルディ音楽院で最初の音楽教育を受け、ミュンヘンでハラルド・フェラーにオルガンと教会音楽を、クリスティーネ・ショルンスハイムにチェンバロを師事。バロック音楽の修辞学のエキスパートとして定評があり、室内楽奏者としてもドロテー・オベルリンガーやドミトリー・シンコフスキーらと定期的に共演しています。ミュンヘン音楽大学でオルガンと合唱指揮を教えるかたわら、2008年よりミュンヘンの聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めています。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:オルガン作品全集 第3集


Disc1(73:10)
● 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533
● オルゲルビュヒライン BWV.618-624
● コラール前奏曲 BWV.770
● 幻想曲 ハ短調 BWV.1121
● フーガ ハ短調 BWV.574
● コラール前奏曲 BWV. Anh.78
● ノイマイスター・コラール BWV.1098-1100
● 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542

Disc2(68:17)
● 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546
● ライプツィヒ・コラール BWV.656, 665
● 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.551
● ライプツィヒ・コラール BWV.666, 653
● 前奏曲 イ短調 BWV.569
● コラール前奏曲 BWV.1128
● フーガ 嬰へ長調 BWV.Anh.97
● 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544

Disc3(74:00)
● 前奏曲とフーガ ホ長調 BWV.566
● オルゲルビュヒライン BWV.613-617
● トリオ・ソナタ ト長調 BWV.530
● キルンベルガー・コラール BWV.721, 724, 697, 703, 698, 733, 700, 701, 710, 694
● アリア へ長調 BWV.587
● 前奏曲、トリオとフーガ 変ロ長調 BWV.545b

Disc4(68:07)
● 前奏曲とフーガ へ短調 BWV.534
● ノイマイスター・コラール BWV.714, 742, 1101-1103, 737
● トリオ・ソナタ ハ短調 BWV.526
● ノイマイスター・コラール BWV.1104-1111
● パッサカリア ハ短調 BWV.582

Disc5(74:09)
● 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.562
● キルンベルガー・コラール BWV.709, 726, 727, 712, 713, 728, 706, 732, 734
● 協奏曲 イ短調 BWV.593(原曲:ヴィヴァルディ RV.522)
● キルンベルガー・コラール BWV.1085, 735, 691, 690, 736
● トッカータとフーガ ニ短調 BWV.538

Disc6(63:41)
● 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.561
● ライプツィヒ・コラール BWV.662, 664
● フーガ ト短調 BWV.578
● ライプツィヒ・コラール BWV.663
● コラール『主なる神よ、汝をわれらは讃えまつらん』 BWV.725
● フーガ ト短調 BWV.131a
● ライプツィヒ・コラール BWV.655, 668
● 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532

 ペーター・コフラー(オルガン/リーガー・オルガン、2011年製)

 録音時期:2022年〜2023年
 録音場所:ミュンヘン、聖ミヒャエル教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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