CD

イギリス組曲全曲 渡邊順生(Cemb)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALCD1081
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

渡邊順生 / バッハ:イギリス組曲全曲(2CD)

日本のチェンバロ界をリードしてきた渡邊順生が弾く名器ルッカース・チェンバロ(1624年製)の芳醇な薫り。究極の名器が、今なお鮮やかに響く。ブックレットでは、演奏者自身による第4番プレリュードの詳細な分析も紹介。DISC1には分析対応トラックを収録。
「チェンバロ・フォルテピアノ」の著者としても知られる渡邊順生ならではのこだわりのアルバム。(ALM RECORDS/コジマ録音)

J.S.バッハ:イギリス組曲(全6曲)
CD-1:
・第1番イ長調 BWV.806
・第2番イ短調 BWV.807
・第3番ト短調 BWV.808
・第4番プレリュードの分析トラック

CD-2:
・第4番ヘ長調 BWV.809
・第5番ホ短調 BWV.810
・第6番ニ短調 BWV.811

渡邊順生(チェンバロ)

録音時期:2005年4月27日-5月2日
録音場所:フランス、コルマール市、ウンターリンデン博物館

内容詳細

フランスの博物館収蔵の名器ルッカースを使ってのこだわりの録音。力強く固めの音色が硬派なイギリス組曲にはぴったりとはまったようだ。明晰な演奏も相まって、この組曲の新たな魅力も感じさせてくれる。こだわりの演奏者自身による分厚いブックレットにも圧倒される。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

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第1番 BWV806の前奏曲冒頭、1624年製ルッカ...

投稿日:2025/01/29 (水)

第1番 BWV806の前奏曲冒頭、1624年製ルッカース・チェンバロの音色がかけあがっていく。まるで噴水の様に勢いよく。一転、第2曲目はじっくりと縦と横にじっくり編まれた音楽の織物を堪能していく。そうかと思うと第4番では楽曲の分析を我々にも共有させてくれている。つまり、この銘器をとことん味わい尽くしているのだ。ここで聴かれるイギリス組曲を一番喜んで聴いているのは演奏者本人・渡邊順生氏だと思う。聴いていてもこの素晴らしい楽器を使ってバッハの名作を奏でられる喜びがあふれているように思う。  演奏は流麗な行書体の書を見るような雰囲気。分析トラックはあるものの、堅苦しい学究的な四角四面な演奏にはなっていないと思う。私が聴いているチェンバロによるイギリス組曲は、当盤のほかに鈴木雅明(BIS、2016年 愛用の楽器を用い、丁寧な楷書の趣きというべきか?)、武久源蔵(ALM、2022年 フォルテピアノも使い、他にない意匠の崩し字でしたためた書を連想させる)の計3点。どれも楽しく聴かせてもらっている。三者三様の楽器を用い、演奏にもアプローチにも個性が出ているが共通するのは楽器やバッハに対する敬意。登る道筋が違っていても目指す頂は一つというところだろうか。どれもおすすめだが、ここでは渡邊順生の銘器との出会いに焦点を絞ってお薦めしておきたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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