CD 輸入盤

『フーガの技法』、他 ヴァルヒャ(org)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
IDIS6507
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Italy
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴァルヒャ/バッハ:フーガの技法

J.S.バッハ:
・フーガの技法 BWV1080(1956年ステレオ)
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(1947年モノラル)
・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(1952年モノラル)
 ヘルムート・ヴァルヒャ(org)

ユーザーレビュー

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著名な作曲家でバッハほど「家庭」の事がオ...

投稿日:2010/06/24 (木)

著名な作曲家でバッハほど「家庭」の事がオープンな作曲家は珍しくそれだけある意味では彼は幸せだったことなのか・・・。いろいろ職歴・・・宮廷の為。学生の為、教会の為に膨大な作曲活動を経た後自らの芸術というかフーガ技術の奥義を自らの為に窮めるべく作曲したこの曲は残念ながらバッハ自身の眼の酷使もあり健康衰退に伴って未完に終わりました(本盤でも突然の「断」に少したじろぎます)。このスコアでは特に使用楽器が明示されていない為この盤のヴァルヒャのようにオルガンなり又チェンバロなり様々なオーケストレーションによるものや管楽器スタイルのものやいろいろな演奏盤が出ております。私はこのヴァルヒャのオルガン版とミュンヒンガーのオーケストラ版が気に入っております。ヴァルヒャは周知の通り種痘障害後遺症のために二十歳になるまでに全盲となってしまったのですがバッハの簿枝否鍵盤作品群を母親、妻に支えられ暗譜し主にオルガン作品を収録するという大偉業を達成した人です。ヴァルヒャの演奏はテンポ感もしっかりと毅然としたスタイルで弛緩せず展開し一面厳格さも悟らせています。「フーガの技法」ではヴァルヒャのオルガンで聴くと各声部がはっきり分かりその構造・構築性が造形美となって結晶化しているように思います。決してハッタリはなくただひたすらにその奥義へと導いてくれ一つの「宇宙」観を経験する事が出来ます。1956年・・・ヴァルヒャ50歳手前・・・の録音(トータルタイム85’32)でシュニットガー・オルガンを弾いておりその北方的サウンドが味わえます。なお、私の聴いている盤にはこの曲の「未完」故にヴァルヒャ自身が補完し主要主題が最後に登場して完成感を提供した部分が付いています(この方は南方系で暖色的なジルバーマン・オルガンをひいての1970年録音、タイム10’35)。先ず「フーガの技法」オルガン版では座右に置いておきたい名盤です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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