ハルヴォルセン、ヨハン(1864-1935)

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CD 輸入盤

管弦楽曲集第4集(ノルウェー狂詩曲第1番、第2番、交響的間奏曲、ノルウェーのおとぎ話、他) ヤルヴィ&ベルゲン・フィル

ハルヴォルセン、ヨハン(1864-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CHAN10710
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ハルヴォルセン管弦楽作品シリーズ
第4集/ノルウェー祝典序曲、ノルウェー狂詩曲、ノルウェー結婚行進曲、交響的間奏曲、他
ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィル


2人の世界的マエストロ、パーヴォやクリスチャンを凌ぐほどのエネルギッシュな活動を展開し続けているエストニアの名指揮者ネーメ・ヤルヴィ。スコットランドのロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、オランダのハーグ・レジデンティ管と共に、現在のヤルヴィの重要なパートナーを務めるノルウェーのベルゲン・フィルとのハルヴォルセン管弦楽作品シリーズの完結編となる第4弾が登場。
 グリーグやスヴェンセンによって確立されたノルウェーのナショナル・ロマンチシズムを継承、発展させたヨハン・ハルヴォルセン(ハルヴォルシェン)[1864-1935]。
 存命当時、ハルヴォルセンがコンサートマスター、首席指揮者を歴任し、作品演奏の伝統も持つベルゲン・フィルは、シャンドスとヤルヴィの「ハルヴォルセン:管弦楽作品集」にとって理想的なオーケストラでもあります。
 第4集には、2つの『ノルウェー狂詩曲』や『ノルウェーのおとぎ話』、ヘンデルのチェンバロ組曲第7番を題材としたヴァイオリンとヴィオラのためのヴィルトゥオージックなデュオ『パッサカリア』など、3つの交響曲などと並ぶハルヴォルセンの傑作を収録。(東京エムプラス)

【収録情報】
ハルヴォルセン:管弦楽作品集 Vol.4
・ノルウェー祝典序曲
・ノルウェー狂詩曲第1番
・ノルウェー狂詩曲第2番
・パッサカリア Op.20-2*
・ノルウェー結婚行進曲(原曲:グリーグ/編曲:ハルヴォルセン)
・『女王タマーラ』より『踊りの情景』
・交響的間奏曲
・ノルウェーのおとぎ話 Op.37

 メリーナ・マンドッツィ(ヴァイオリン)*
 イルゼ・クラヴァ(ヴィオラ)*
 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2010年9月1日、2011年8月22,23日
 録音場所:ベルゲン、グリーグホール
 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. Norwegian Rhapsody No. 1 in A major
  • 02. Norwegian Rhapsody No. 2 in G major
  • 03. Folkelivsbilleder, Op. 19: No. 2. Brudefolget drager forbi (Bridal Procession) (arr. J. Halvorsen)
  • 04. Passacaglia in G minor (after G.F. Handel's Keyboard Suite No. 7 in G minor, HWV 432: VI. Passacaille)
  • 05. Dance Scene from Queen Tamara
  • 06. Kongen, Op. 19: Symphonic Intermezzo
  • 07. Norwegian Festival Overture, Op. 16
  • 08. I. Peik, the Princess and the Giant Troll
  • 09. I. Troldmoernes Dans
  • 10. II. The Princess Riding on the Bear
  • 11. III. Entry of the Trolls into the Blue Mountain
  • 12. IV. Dance of the Little Trolls

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ネーメ・ヤルヴィによる、グリーグやスヴェ...

投稿日:2012/04/22 (日)

ネーメ・ヤルヴィによる、グリーグやスヴェンセンの少し後の世代のノルウェーの作曲家、ハルヴォルセンの管弦楽作品シリーズの第4弾の登場だ。これまでの第1弾から第3弾までは、それぞれ交響曲を軸として、知る人ぞ知る名管弦楽作品をおさめていたが、今般の第4弾では、すべて管弦楽作品で占められているのが特徴だ。交響的間奏曲などを除くと、ノルウェー祝典序曲、ノルウェー狂詩曲、ノルウェー結婚行進曲など、楽曲の名称にノルウェーが付されている楽曲が中心であると言えるが、いずれの楽曲も、ハルヴォルセンならではの北欧の白夜を思わせるような清澄な抒情に満ち溢れた逸品揃いであると言える。ネーメ・ヤルヴィについては、一部の口の悪い音楽評論家が、何でも屋であるとか、はたまた粗製濫造などと言った必ずしも芳しからざる評価を行っているが、本盤におさめられた演奏を聴いていると、それが全く根拠のない罵詈雑言、誹謗中傷であると言えることが理解できるところだ。近年では、息子のパーヴォ・ヤルヴィが、シンシナティ交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、パリ管弦楽団などを手中におさめて、広範なレパートリーを誇る数多くの録音を行っているが、ネーメ・ヤルヴィも、老いてもいささかもレコーディング活動への強い気持ちを失っていないのが素晴らしい。特に、本盤におさめられたハルヴォルセンや、既に第1弾が発売されて好評を博しているスヴェンセンなどのような北欧の知られざる作曲家による名作を、多くの音楽ファンに知らしめてくれる功績は極めて大きいと言わざるを得ないだろう。それに、前述のように、一部の評論家が批評するような、粗製濫造などということは全くない。本盤におさめられた各管弦楽作品の演奏についても、これまでの第1弾から第3弾までと同様に、素晴らしい名演と言えるのではないだろうか。もちろん、比較の対象となる演奏が輸入盤を除いて殆ど存在していないだけに、本盤の演奏だけを聴いて、同曲の最も優れた演奏とするということについては躊躇をせざるを得ないが、聴かせどころのツボを心得た演出巧者ぶりはネーメ・ヤルヴィならではのものであり、少なくとも、これらの知られざる名作の数々の魅力を、我々聴き手が安定した気持ちで味わうことができるという意味においては、十分に優れた名演と高く評価したいと考える。音質も素晴らしい。本盤については、シャンドス・レーベルにおいて、近年では一般化されつつあるSACDではないのが残念ではあるが、2010年から2011年の最新録音だけあって、十分に鮮明な素晴らしい音質であると言えるところであり、ネーメ・ヤルヴィ&ベルゲン・フィルによる素晴らしい名演を鮮明な音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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