CD

交響曲第101番『時計』、第83番『めんどり』 カラヤン&ベルリン・フィル(1971)

ハイドン(1732-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS23224
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ハイドン:交響曲第101番『時計』、第83番『めんどり』(1971年録音)
カラヤン&ベルリン・フィル


カラヤンのハイドンは、昨今流行のピリオド楽器での演奏とは対極にあるかのような豊麗なものです。ベルリン・フィルの磨き抜かれた響きを生かして、各作品の個性と魅力をニュアンス美しく再現し、格調高い演奏を披露しています。(WARNER)

【収録情報】
ハイドン:
● 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』
● 交響曲第83番ト短調 Hob.I:83『めんどり』


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1971年8月
 録音場所:サンモリッツ、フランス教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 2014年リマスター音源使用

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アナログ音源については、アビー・ロード・スタジオほか海外スタジオによる、アナログ・マスターからの最新リマスター音源を使用。
フロントカヴァーはオリジナル発売海外カヴァーデザインを多数使用。
声楽入り作品は歌詞対訳付(Warner Classics)

内容詳細

ベルリン・フィルの優れた機能性や合奏力を最大限に生かし、カラヤンの美学が横溢する演奏として名高い1970年代の録音。幅広いダイナミズムや多様なレガートを発揮した、優美で妖艶なハイドンだ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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 カラヤン自身が『今、私とベルリン・フィ...

投稿日:2023/10/10 (火)

 カラヤン自身が『今、私とベルリン・フィルは最高の状態にある』と豪語していた時代に収録したもの。この頃、カラヤンは、夏季休暇中に、ベルリン・フィルの腹心を別荘のあるサンモリッツに招いて、その街の教会で、バッハやヘンデルなどの小編成のオケ向きの楽曲をレコーディングしDGGからリリースしていたが、突如、モーツァルトの管楽器のための協奏曲集とハイドンの交響曲をEMIの新譜として発売した。この頃の彼等の拠点は、ベルリン・フィルハーモニーホールではなくダーレムのイエス・キリスト教会だったが、休暇中の避暑地でのリラックスした雰囲気で演奏されたこれらの諸作は、通常の緊張感溢れる力作とは、また異なった魅力をもった仕上がりになっている。バイロイトと決別し、ウィーン国立歌劇場の音楽監督をも辞任したカラヤンが終身常任指揮者を務めるベルリン・フィルとの関係にコミットし、そこでの仕事に全精力を投入していたこの期間、すなわち、理想のオペラ上演を目指して故郷のザルツブルクでイースター祭音楽祭を創設した1966年から椎間板の手術を受ける1975年までの10年間を、私は彼等の全盛期とみているが、この間に制作されたレコードにはただ一つの駄作もなく、全てが「人類の至宝」ともいうべき傑作群と断言できる。そうしたなかにあって、サンモリッツでの録音は、独自の光彩を放つ愛らしい佳作揃いで、興味深い。  最愛のオペラ・ハウス『ウィーン国立歌劇場』との別離を経て、世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルを最後の砦と定め、その関係を揺るぎないものとすべく、休暇までをも共に過ごし、蜜月の関係を築き上げようと努力したカラヤン。ベルリン、ミラノ、ウィーン、ロンドンの最高のオペラ劇場と管弦楽団の監督を兼任し、ヨーロッパ音楽界の帝王とまで称された男が、そのほとんどを失って、しかし、それから自らのキャリアの頂点を築くことになる。芸術の世界では、死に物狂いになって、はじめて至高の境地に達することが可能になるということか?  

jasmine さん | 愛知県 | 不明

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ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に

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