ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD

【中古:盤質B】 交響曲全集(1971〜73)、交響的変奏曲、スケルツォ・カプリチオーソ、ノットゥルノ ノイマン&チェコ・フィル(7CD)

ドヴォルザーク(1841-1904)

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B
特記事項
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帯付 (但し、状態不良),ブックレット付き,7枚組み
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基本情報

ジャンル
カタログNo
COCQ83697
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ノイマン&チェコ・フィル/ドヴォルザーク:交響曲全集(1971〜73)(7CD)

スメタナ四重奏団の初代メンバーだったノイマン[1920-1995]は、チェコ・フィルのヴィオラ奏者も兼ねており、1947年にクーベリックの代役でチャンスをつかんでからは指揮者に転進。以後、途中10数年の空白期間があるとはいうものの、チェコ・フィルとは実に半世紀に及ぶ関係を築き上げることになります。

 そんな彼らの最も優れたレコーディングのひとつに数えられるのが、この最初のドヴォルザーク:交響曲全集だというのはよく耳にする意見です。
 全集録音のスタートは1968年ですが、この年は、ソ連軍や東ドイツ軍などでつくられたワルシャワ条約機構軍によるプラハ侵攻の年でもあり、ノイマンがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者とライプツィヒ歌劇場の音楽監督の地位を投げ打ってチェコ・フィルの仕事に専念することになった年でもありました(アンチェルはカナダへ亡命)。

 困難な時期を共に過ごす緊張感のあらわれか、演奏の密度は非常に高く、微細な素材に至るまできちんと陰影の付いたスラヴ的な表現は、黄金時代のチェコ・フィルならではの世界です。ホールの良さもあって音質もかなり良好な状態なのも嬉しいところ。

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・交響曲第1番ハ短調 B.9『ズロニツェの鐘』
・交響曲第2番変ロ長調 OP.4, B.12
・交響曲第3番変ホ長調 OP.10, B.34
・交響曲第4番ニ短調 OP.13, B.41
・交響曲第5番ヘ長調 OP.76, B.54
・交響曲第6番ニ長調 OP.60, B.112
・交響曲第7番ニ短調 OP.70, B.141
・交響曲第8番ト長調 OP.88, B.163
・交響曲第9番ホ短調 OP.95, B.178『新世界より』
・交響的変奏曲 OP.78, B.70
・ノットゥルノロ長調 OP.40, B.47
・スケルツォ・カプリチオーソ OP.66, B.131

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
 録音時期:1968〜73年
 録音場所:プラハ、芸術家の家
 録音方式:ステレオ(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第1番 ハ短調 B.9 《ズロニツェの鐘》 T - Maestoso
  • 02. 交響曲 第1番 ハ短調 B.9 《ズロニツェの鐘》 U - Adagio di molto
  • 03. 交響曲 第1番 ハ短調 B.9 《ズロニツェの鐘》 V - Allegretto
  • 04. 交響曲 第1番 ハ短調 B.9 《ズロニツェの鐘》 W - Finale.Allegro animato

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第2番 変ロ長調 作品4 B.12 T - Allegro con moto
  • 02. 交響曲 第2番 変ロ長調 作品4 B.12 U - Poco adagio
  • 03. 交響曲 第2番 変ロ長調 作品4 B.12 V - Scherzo.Allegro con brio
  • 04. 交響曲 第2番 変ロ長調 作品4 B.12 W - Finale.Allegro con fuoco

総合評価

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1981年〜’87年の新全集に比して、基本的な...

投稿日:2015/10/04 (日)

1981年〜’87年の新全集に比して、基本的な解釈はほとんど変わっておらず、双方ともナミダが出るほど高水準な演奏で、比較は「好み」の一言に尽きるだろう。 まず録音だが、これは新全集の方がキレイであることは疑う余地もない。音そのものが光沢を放っているようで古さを感じない。旧全集は、新全集に比べたら、音がカサカサめで、方向性もむしろロシアの「メロディア」の音を聴きやすくしたような感じとも言えるが、音の分離だとか、飛び出してくる素朴感など、個人的にはこの旧全集の録音の方が「好き」だ。演奏は、均せば本当の「互角」と言える。旧全集の方が「誇張」がやや多めで、「主観的ノリ」がよく、「スラヴ的」と評するとすれば、新全集は、やや「客観的」な視点で「チェコ的」な解釈だと言えるかもしれない。個々の演奏も好みが左右するだろう。僕の感想では、明らかに旧全集がベターなのは「第7番」。新全集がベターなのは「第3番」。(「第1番」と「第2番」は恐縮ながらあまり曲自体がわかっていない)。余談になってしまうが、このノイマンのドヴォルザーク全集の「旧」と「新」は、シベリウスの交響曲全集におけるベルグルンドの「ボーンマス」盤(旧)と「ヘルシンキ」盤(新)の関係に、位置づけが近いように思える。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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ドヴォルザークの全集となると、1-5番を...

投稿日:2015/05/31 (日)

ドヴォルザークの全集となると、1-5番をどう聴くかが大きな問題になりますよね。日本ではコンサートで取り上げられることも殆どありませんので、知らない曲を聴く楽しみがありますが、さわやかな曲風のものあり、土着的なものもあり、5番の終楽章は7番を先取りしているようだったり、なかなか聴きごたえがあります。そういった状況で、このノイマン・チェコフィルの演奏はきっとチェコ音楽演奏の定番なんだろうなあ、という信頼感がまずありますね。6-9番はたくさん録音がありますし、皆さん好みもあるでしょうから。

fuka さん | 東京都 | 不明

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いぶし銀のチェコフィルハーモニーがよく鳴...

投稿日:2015/02/15 (日)

いぶし銀のチェコフィルハーモニーがよく鳴っている名盤。 9番は最近の演奏からすると少し野暮ったい感もあるが、 1〜8番はまさにドヴォルザークの音そのままだ。 6.7番はこの全集を買ってから名曲であることを知った曲。 ノイマンの遺産と言える。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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