フランツ&カール・ドップラー:フルート作品全集 第13集
フルート奏者クラウディ・アリマニーは、数十年の研究によってドップラー兄弟(フランツ[1821-1883]、カール[1826-1900])のフルート作品全集(全12集)を完結させましたが、更に探求を続け、各地の図書館で新たに作品を発見し、この第13集の録音が実現しました。
また、アルバムの最後には現代の作曲家サルバトール・ブロントス[1959-]による協奏的幻想曲『フランツとカール・ドップラーを偲んで』を置き、プロジェクトの締めくくりとしています。
バルセロナ出身のアリマニーはもともとは趣味としてフルートを始めましたが、ピアニストのジュゼップ・マリア・ルエラ、フルート奏者のサルヴァドア・グラタコスに師事し、フランスの巨匠アラン・マリオンやジャン=ピエール・ランパルに出会い高く評価されたことでフルートの研鑽を積むことを決意。1980年代から世界各国の著名なオーケストラと共演を重ねています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. フランツ&カール・ドップラー:ヴェルディの歌劇『リゴレット』のモチーフによる幻想曲 Op.38〜フルートと弦楽四重奏のために
2. カール・ドップラー&Jozsef Sagh:最新のハンガリー音楽の真珠、最も有名なチャールダッシュ 第5集〜フルートとピアノのために
3. フランツ・ドップラー:パラフレーズ『ハンガリーの羊飼いの声』〜ソプラノ、フルートとピアノのために
4. カール・ドップラー:ハンガリー民謡集〜フルートとピアノのために
5. フランツ・ドップラー:歌劇『イルカ』によるパラフレーズ〜フルートとピアノのために
6. カール・ドップラー&Jozsef Sagh:最新のハンガリー音楽の真珠、最も有名なチャールダッシュ 第6集〜フルートとピアノのために
7. ブロトンス:協奏的幻想曲『フランツとカール・ドップラーを偲んで』(2023)〜2つのフルートとピアノのために
クラウディ・アリマニー(フルート)
アドリアーナ・フェッレイラ(フルート:1,7)
エドゥアルド・サンチェス(フルート:1)
ユリア・メルクディノーヴァ(ソプラノ:3)
エンリケ・バガリア(ピアノ:2,6)
ジョセップ・ブフォルン(ピアノ:3)
ズサンネ・メーリンク(ピアノ:5)
ペドロ・ホセ・ロドリゲス(ピアノ:7)
オクサナ・シマンスカ(ピアノ:4)
サラサーテ弦楽四重奏団(1)
録音時期:2023年
録音場所:カタルーニャ
録音方式:ステレオ(デジタル)