デイヴィッド・j・ハンド

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ダークデータ 隠れたデータこそが最強の武器になる

デイヴィッド・j・ハンド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309254203
ISBN 10 : 4309254209
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
322p;19

内容詳細

情報の穴を見逃すな!私たちは世界を正しく認識しているつもりでも、たいせつな情報を見落としがちだ。医療・健康、マネー、アンケート調査、科学論文などの事例をまじえて、情報分析の極意を伝授する!

目次 : 第1部 ダークデータ―その原因と結果(ダークデータ―見えないものによって築かれている世界/ ダークデータを見つける―何を集め、何を集めていないか/ 定義とダークデータ―何を知りたいか?/ 意図せぬダークデータ―言うは易く行うは難し/ 戦略的ダークデータ―つけ入り、フィードバックループ、情報の非対称性/ 意図的なダークデータ―詐欺と策略/ 科学とダークデータ―発見とはいかなる営みか)/ 第2部 ダークデータを照らし出し、利用する(ダークデータに対処する―光を当てる/ ダークデータの活用―問いをリフレーミングする/ ダークデータを分類する―迷路を抜けるルート)

【著者紹介】
デイヴィッド・J.ハンド : イギリスの統計学者。インペリアル・カレッジ・ロンドン数学名誉教授および上席研究員。王立統計学会の元会長。イギリス学士院フェロー。英ヘッジファンドのウィントン・キャピタル・マネジメント社の主任科学アドバイザーなども務める

黒輪篤嗣 : 翻訳家。上智大学文学部哲学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チャー さん

    客観的な伝達と評価のためにデータの重要度は増してきているが、本書ではそもそも集めたデータがどんなものかをきちんと理解して使うことの重要性を伝えている。統計的な理解はもちろん重要だが、集められたデータが全てだと思い過度に信用することは危険。集め方や集まり方、得られたデータの特性と意味するところを理解し、データの背景も意識しつつそこにないものの存在を知ることが肝要。十分慎重にしたとしても、素材の選択を謝ると解析から得られる知見があらぬ方向へ進むこともしばしば。p値ハックやベンフォードの法則は新たな気づき。

  • Meme さん

    ダークデータって名前がイケてる。それを分かっていることが、自分に何らかの特別感、これといって無意味な、を与えてくれる。これについて、ダークデータはどう考えてる?ちょっと言ってみたい。口ずさみたくなるネーミングが読む気も起こさせる。

  • jackbdc さん

    ダークデータという新たな視点(視点の裏返し)に独自性はあるが誤解を招きやすい。本書の主張はデータを鵜吞みにするな。目立つデータに引っ張られて間違えるなという普通のこと。目立ちにくいデータの存在(ダークマターと比してダークデータと名付けた)にも留意せよという至極真っ当な主張である。しかし、ダークデータこそが大事みたいな主張をしてしまうとデータリテラシーを外れたトンデモ理論だと受け取られてしまわないか少し心配。データ分析の実務においては色々と制約条件があるのでどこかで妥協が必要となるが、そこがまた難しい。

  • Tomomi さん

    統計に騙されるなあと思っていたので興味深く読んだ。詐欺に利用される話なんか特に。

  • susunu1 さん

    ヨーロッパ最大の心的外傷データベースTARN。16万5千のトラウマ症例のうち、14.5万は治療結果までわかっている。それ以外は30日後の生死がわかっていない。14.5万の症例データを分析して、誤った考えが生まれる恐れがある。極端な想定だが、仮に14.5万が治療を受けず、回復しており、他の2万件が2日以内に死亡していたら。治療しないという診断がなされる。しかし、死亡率は10%を超える事実に愕然とすることになる。『欠けているデータ』の一例である。全てのデータが揃っていると思い込むと正しい分析ができないのだ。

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