チャールズ・ダグラス・ラミス

人物・団体ページへ

ガンジーの危険な平和憲法案 集英社新書

チャールズ・ダグラス・ラミス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205053
ISBN 10 : 4087205053
フォーマット
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,190p

内容詳細

インド建国の父とまで謳われた聖人の憲法案は、今なお黙殺されたままである。それは一体なぜなのか。ガンジーが残した「国家」構想の断片を解読しながら、憲法9条とは全く異質な平和思想の全貌に迫る。

【著者紹介】
C.ダグラス ラミス : 1936年、米国サンフランシスコ生まれ。政治学者。元津田塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ロビン さん

    1947年に国民議会を中心に「近代国家」として当然のように軍隊を備えて独立したインドだが、ガンジーは非暴力の思想に基づいた独自の平和憲法案を持っていた、という内容の本。「私のような非暴力の極端な信者なら、軍隊を完全に解散することにする」と彼は話し、同時に「しかし、その道をたどるのは私しかいない。誰がついてくるのだろうか」とも話した。それは中央司令部のない、インド70万の村がそれぞれ独立した共和国になるというもので、上部組織はあるが助言のみで命令はしないという形態のものであった。ガンジーの偉大と孤独を想う。

  • 左手爆弾 さん

    ガンディーは単なる理想主義の人ではなかった。中央主権ではなく、現実に存在する村から自治・自立を考え、暴力を用いない方がむしろ一層よく国が治まると考えたのである。考えてみれば、人間が最も前向きに働くのは自分たちの居場所を自分たちで守る時である。中央政府を設置し、軍隊を解決手段とすることは実のところあっさり隷属へと転化してしまうことを意味する。そのような意味で小さな地域を小さな力で治めることは実のところ最も強い国家が組織されることなのかもしれない。ただ、ガンディーは何かを見落としている気がする。何だろう。

  • miho さん

    インド建国の父とまで謳われ、その平和主義思想をインド人が世界に誇るガンジー。しかしそのインドで、ガンジー自身が60年前に提案した憲法案は今日に至るまで黙殺されている。その謎を解くべく読み進んでいく中で、国家とか法とか主権とか人権とか市民社会などについて改めて学び考える機会を与えられた。「別の物語」と言ってさらりとかわしているものの、現代の日本と自分に思いを馳せずにはいられない。丁寧に説明された言葉一つ一つや、淡々とした真面目な口調に紛れ込むユーモアはラミス先生の講義そのもの。(続)

  • _udoppi_ さん

    ガンジーの非暴力非服従思想の本質は、権力への徹底的な分析・洞察にある。誰も従わない権力を権力とは呼ばない。権力は支配者の暴力や権威などから生じるのではなく、統治にかかる被支配者の協力から発生するのであるから、支配権力の否定は支配体制への非協力が最も有効であり、暴力自体に人の考え方を変える力がない以上暴力闘争は手段として不適切ということになる。市民社会論としても面白かったのは、ガンジーが村を基礎とする自立を説き、「主権とは行動である」としたのに対比される、日本国憲法の壮大な人権規定と実際の行使との落差である

  • Sin'iti Yamaguti さん

    インドは大英帝国から独立するのに非暴力抵抗運動をもって成し遂げた。それはガンジーの偉大な功績であった。しかし独立後のインドは非暴力という理念を封印しガンジーを見殺しにした。それはなぜなのか。著者は、それを「恐怖心」だという。しかし私はそれを「人間の心の闇」ではないか、と思う。つまり、インドが「普通の」国になってしまったのは、ある意味では必然であり、ガンジーがそれを見通せなかったとすれば、それは政治思想家としては致命的な弱点だった。 非暴力という考え方は、ガンジーによれば、人間の歴史を貫いてきたものであり、

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品