リスクにあなたは騙される 「恐怖」を操る論理

ダン・ガードナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152090362
ISBN 10 : 4152090367
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,478p

内容詳細

テロ・伝染病・ネット上の変質者など、新しい危険が次々と出現している現代。だが、その危険に感じる恐怖は合理的なものだろうか。衝撃的な統計で具体的に語られる、今を生きる誰もが必読の書。

【著者紹介】
ダン・ガードナー : カナダ、オタワ在住のジャーナリスト。ヨーク大学で法学の学位と歴史学の修士号を取得し、オンタリオで政策アドバイザーをつとめたのち、『オタワ・シチズン』紙の記者となる。現在は同紙のコラムニスト兼シニア・ライターをつとめる。カナダ新聞賞など多数の賞を受賞

田淵健太 : 京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修了。企業での技術職を経て現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
面白かったです。そして勉強になりました!...

投稿日:2009/11/08 (日)

面白かったです。そして勉強になりました! 頭のOSをアップデートした感じです(笑)。 リスク認識に関する本ですが、ビジネス本としても読めます。 家庭や職場などあらゆる場面で思考のヒントになると思います!

海峡 さん | 埼玉県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シュラフ さん

    私の大学生の頃には耳にしたことはないので、進化心理学というのはこの30年ぐらいの新しい学問なのだろう。人間社会のいろんな出来事とか、人間行動の不思議とかについて説明してくれる便利な仮説である。現生人類のホモサピエンスの出現は25万年前であり、現代などは一瞬のことでしかない。だから、われわれ人間には無意識の中に人間という動物の行動特性が刷り込まれているという。歴史は繰り返すというが、われわれ人間は動物的本能の呪縛から簡単に逃れることはできないのだ。人間的特質を客観分析することで合理的選択の可能性が出てくる。

  • ロア さん

    騙されている多くの人々によってこの世界は成り立っているという現実と悲哀。知らずに一生を終えるのも良し。知らぬが仏で、むしろその方が幸せだったりして(´ω`)時に同じ内容が繰り返され、若干回りくどく冗長に感じる事もあったけど、逆にそこから「伝えたい事が沢山あるんだ!何としても伝えたいんだ!」という著者の熱い思いを感じました。

  • ふろんた さん

    事件や事故に対して、確率やその重大度でリスクを測るべきところを恐怖の大きさに支配されて、理性的な判断ができないことがある。「頭」ではわかっていることと、無意識の判断を「腹」と対比した考え方はわかりやすい。ただ、読み物として冗長に感じるところはある。

  • くらすけ さん

    メディアでは物騒なニュースが尽きることがなく、ニュースを聞いたり、SNSを見ると不安になる人は多いと思います。本書は危険を訴える記事や政治家の背景にある動機、誤解をテロや健康食品、病気などの多数のケースで丁寧に解説してくれる本です。また本書の事例はでっちあげばかりの嘘を言ってる人、メディアが多く出てきます。批判的思考を身につけて、ニュースに惑わらせられなくなりたい人におすすめです。また本書では確率に関する考え方がキィーポイントになります。優しい文章で数学が苦手な僕でも飲み込むことが出来る内容になってました

  • ophiuchi さん

    9.11後のアメリカで何が起こったのかから書き起こされ、人々が様々なリスクをなぜ過大に受け取るのかが綴られている。自分は比較的冷静にリスクを評価しているつもりだったが、その考えをかなり揺さぶられた。もう少しコンパクトで読みやすい本になっていたら人に薦めたいと思うのだが…

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品