リスクにあなたは騙される “数理を愉しむ”シリーズ ハヤカワ・ノンフィクション文庫

ダン・ガードナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150504137
ISBN 10 : 415050413X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
541p;16

内容詳細

9・11テロ後、アメリカでは自動車事故による死者が急増した。人々が飛行機を過度に恐れたためだ。死亡者数は1年でテロに遭った飛行機搭乗客のおよそ6倍。
環境汚染やネット犯罪など現代人は新たなリスクを抱えているが、実際に災難に遭う率はどれほどか?
気鋭のジャーナリストがその確率を具体的に示し、言葉やイメージで判断が揺らぐ人間の心理と、恐怖をあおる資本主義社会の構造を鋭く暴く必読書。解説/佐藤健太郎

出版社からのコメント
池田信夫氏(アゴラ研究所所長)推薦!
9・11の後、飛行機の乗客は激減し、自動車を利用した結果、死者は減ったか?
人は大事故でリスクを評価しがちだが、
このバイアスを理解した新しい脳へ、
本書はあなたを導いてくれる。

著者
ダン・ガードナー Dan Gardner
カナダ、オタワ在住のジャーナリスト。ヨーク大学で法学の学士号と歴史学の修士号を取得。1997年に『オタワ・シチズン』紙の記者となり、薬物や刑事司法制度などさまざまな分野の取材を行ない、2014年に退職するまで同紙のコラムニストを務めた。カナダ新聞賞など受賞歴多数。2005年、心理学者ポール・スロヴィックのレクチャーを受講したのをきっかけに心理学に没頭し、本書執筆につながる。デビュー作ながら11ヵ国7言語に訳され、世界的ベストセラーとなった。他邦訳書に『専門家の予測はサルにも劣る』がある。

【著者紹介】
ダン・ガードナー : カナダ、オタワ在住のジャーナリスト。ヨーク大学で法学の学士号と歴史学の修士号を取得。1997年に『オタワ・シチズン』紙の記者となり、薬物や刑事司法制度などさまざまな分野の取材を行ない、2014年に退職するまで同紙の論説委員を務めた。カナダ新聞賞など受賞歴多数。2005年、心理学者ポール・スロヴィックのレクチャーを受講したのをきっかけに心理学に没頭

田淵健太 : 翻訳家。京都大学農学部卒業、同大学院農学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばんだねいっぺい さん

    非常に面白いのだけれど、翻訳本にありがちなうねうね進む読みにくさ。「腹(感情)」に負けずに一生懸命「頭(理性)」を働かせなけらばならない。

  • Koichiro Minematsu さん

    身の回りのリスクには、敏感ですが、この本で人間の「頭」と「腹」の構造が分かりました。歴史は目の錯覚であり、過去は実際より確かに見え、未来はますます不確かに。そして恐怖を感じる。この錯覚の原因が、「後知恵バイアス」。メディアもマーケットにも使われ、私達が煽られる!

  • 氷柱 さん

    994作目。7月27日から。実例がこれでもかと展開されるが言っていることはただ一つ。「勘違いって起こりがちだし、起こされガチだよね」という一点のみが説かれている。興味深い現実と共にこの主張が繰り返されるので、心理学を学びたい方は是非とも目を通すべきだ。

  • モモのすけ さん

    気をつけなきゃ→『確証バイアス』=「いったん信念が出来上がると、私たちは見聞きすることを偏った方法でふるいにかけ、自分の信念が正しいことが『証明済み』であると思えるようにする」

  • まれむりん さん

    この界隈のおもしろ実験の数々が網羅されており、初めて読むにはいい本だったかもしれない。 読んで感じたのは、いかに人間のハード/ソフトウェアが統計や確率を扱うのに向いていないのかという点と、そういう限界を持ったメンバーが集まった社会が高度情報化・民主化されると、もはや手の施しようがないという点。 本書は処方箋の部分にはあまり歯切れがよくないので、報道機関を厳重に規制した上で、哲人王と少数の超エリート官僚&科学者が蒙昧な民を支配するしか本質的解決法はないのではないかという暗澹たる気分にさせてくれる。

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