タルティーニ、ジュゼッペ(1692-1770)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ集 第3集 チルトミール・シスコヴィチ、ルカ・フェッリーニ

タルティーニ、ジュゼッペ(1692-1770)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDS7824
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Italy
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 第3集

ヴァイオリン・ソナタ『悪魔のトリル』で知られるバロック時代の作曲家タルティーニ。ヴァイオリンの名手であった彼が残した作品は、ほぼ全てがヴァイオリンのために書かれたものであり、それは協奏曲であったり、無伴奏であったり、このアルバムのような通奏低音付きのソナタであったりと、どれも楽器の特性を生かした高い技巧が要求される曲ばかりです。
 このアルバムで演奏しているシスコヴィチとフェッリーニの2人は、どちらもこの時代の作品に精通している演奏家。トリエステで生まれたシスコヴィチはタルティーニ高等音楽院を卒業、古楽アンサンブルやオーケストラと共演し高く評価されています。フェッリーニはピアノとチェンバロどちらも操る演奏家であり、やはり室内楽アンサンブルで広く活動するほか、コンサートピアニストとしても活躍しています。2人の息のあった演奏から生まれた見事なタルティーニをお聴きください。(輸入元情報)

【収録情報】
タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 第3集

● ソナタ ロ短調 B.h2
● ソナタ イ短調 B.a5
● ソナタ ニ長調 B.D7
● ソナタ ト長調 B.G11
● ソナタ ヘ長調 B.F1
● ソナタ ト長調 B.G7

 チルトミール・シスコヴィチ(ヴァイオリン)
 ルカ・フェッリーニ(チェンバロ)

 録音時期:2000年4月19-21日
 録音場所:Studio Hendrix, Radio Koper (Slovenia)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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大変すばらしい演奏。想えば、タルティーニ...

投稿日:2022/10/11 (火)

大変すばらしい演奏。想えば、タルティーニのこのような演奏を何十年も待ってた気がする。流石タルティーニ高等音楽院卒業でタルティーニを非常に愛する演奏家ならでは。非常に繊細で音色も絶品ですが、切々と胸に沁みる歌い上げが素晴らしい! 派手な感じは無く一見飄々とした演奏に見えても、耳を澄ませば何とも妙なる調べが聴こえて来る。気がつけば突然、絶妙な調べが遠くから届いてくるといった。また曲想と一体となった場合には思わず「空飛ぶ鳥もうっとり聴き惚れて落っこちてくる」といった大げさな表現さえも自然と想起してしまう程の美しさであるが、何と言ってもタルティーニ音楽の歌心がこれほど表れている演奏は、シゲティ以来ではないだろうか?一般ソナタ集は現在3枚だが、有名曲は歴史的名演奏程ではないにしろ独特な味わいがある。勿論、曲によってはもう少し歌い込める筈では?というのもあるが、とにかく相性の良い曲はまさしく絶品!これこそ待ち望んだタルティーニ再発見!このvol3は後半の曲の方が充実している。それでも3枚総合的に見て、タルティーニ作品集としては文句なしに最高だろう。  現在このシリーズで無伴奏の方が多く出てるが、それも大変優れた演奏で、バッハやテレマンと十分比較の対象になる曲ではないだろうか。一般的にはタルティーニの真骨頂は通奏低音付きソナタではないだろうか?かつてはブラームスが悪魔のトリルを好み、一昔前までは堂々の名曲だったようだが、最近は少女コミックが元で注目集めたり。しかしながらタルティーニを一番評価していたのはかのシゲティだった。それでもシゲティの評価高くもタルティーニの評価はむしろ忘れ去られていた如く。個人的にはビバルディよりもタルティーニの方がVn曲は優れていて、その秀作の量も圧倒的と信じている。そのタルティーニの再発見を大いに期待できるのがこのシスコヴィチさん。そういえば何となくシゲティに似てなくもない印象。ちなみに私のニックネームの最初の「タル二」はタルティーニから来てます。

タルニルク さん | 兵庫県 | 不明

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