ストラヴィンスキー(1882-1971)

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CD 輸入盤

『春の祭典』、『火の鳥』 モントゥー&パリ音楽院管弦楽団(平林直哉復刻)

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2049
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1956年のステレオとは信じがたい鮮明な音!
ストラヴィンスキーの権威、モントゥーの名演を
2トラックのオープンリールテープより復刻!

限定盤

【制作者より】
これらの音源はアメリカRCAとイギリス・デッカが業務提携していた時代の録音で、現在はデッカ原盤として広く知られているものです。復刻に使用したのは2トラックのオープンリールテープです。家庭用のオープンリールテープは毎秒19センチの速度で、トラック数はカセット・テープと同じく4トラックのものが一般的でした。しかし、主に放送局などのプロ・ユースとして19センチ、2トラックのテープも発売されていました。この2トラックは単純に言えば4トラックの倍のテープ幅に信号が記録されているため、音質はいっそうオリジナル・マスターに近いものです。マニア向けゆえにカタログもごく限られており、しかもステレオ初期にのみに少数しか生産されなかったため、今日でもこの2トラックのテープは中古市場でも高額で取引されています。最初期のステレオ録音の貴重なテープから出てくる音は信じがたいほど鮮明で瑞々しいものです。

【解説書の内容】
木幡一誠氏による翻訳・解説は貴重な資料です。まず、モントゥーは「春の祭典」の初演を行った指揮者としてはあまりにも有名ですが、そのモントゥーは、実はこの「春の祭典」を好きではなかったとの証言を紹介しています。また、組曲「火の鳥」は従来から「1919年版」と表記されていますが、実際はモントゥーが独自に改変したもので、その点についても詳述しています。

【おことわり】
復刻に使用したテープは発売から半世紀以上も経過しているため、音揺れやドロップ・アウトなどが含まれます。ご了承下さい。(以上、平林直哉)
 なお、制作上の都合により原則として初回完全限定プレスとなります。

【収録情報】
ストラヴィンスキー:
・バレエ音楽『春の祭典』
・組曲『火の鳥』
 パリ音楽院管弦楽団
 ピエール・モントゥー(指揮)

 録音時期:1956年11月2、5、6、11日(春の祭典)、10月29、30日、11月10日(火の鳥)
 録音場所:パリ、サル・ワグラム
 録音方式:ステレオ(セッション)
 使用音源: RCA (U.S.A.) ECS 67(春の祭典)、BCS 88(火の鳥) (以上、19センチ2トラック・オープンリールテープ)

総合評価

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作曲年代に鑑みて、ことさらにバーバリズム...

投稿日:2013/01/12 (土)

作曲年代に鑑みて、ことさらにバーバリズムを標榜する刺激的演奏を好む向きには、モントウー盤は鈍重な演奏に聞こえるかもしれない。 しかし、ニジンスキー振付の土俗的なオリジナル舞台に接するとき、この演奏は幸を奏している。 昨今You Tubeで「春の祭典」の数々の舞台の振付を観ることができるが、演奏次第によっては違和感を覚えることがないではない。 ベジャール版に限らず、現在の前衛的振付にモントウーの演奏は適さない。 金管楽器の咆哮や打楽器の突出は大向こうウケする演出効果に堕してしまいがちである。 思えば初演の頃は聴衆には刺激的で理解されなかった証左である。 それまでにはなかった音が、こうも変幻自在に脳裏に浮かんだストラヴィンスキーには舌を巻くほかない。

白骨街道魔伝 さん | 愛知県 | 不明

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これは素晴らしい!!噂に聞いていたオープ...

投稿日:2011/06/19 (日)

これは素晴らしい!!噂に聞いていたオープンリールのサウンドがこれほど凄いとは!このCDから生み出される立体的な音場は、現代のサラウンドを遥かに凌ぐ心地良さです。実際にデッキや状態の良いテープを入手するにはかなりの出費と労力がかかることでしょう。それをベストな状態で体験させてくれるグランドスラムの復刻は本当にありがたいです。

断捨離 さん | 東京都 | 不明

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LP時代に親しんだ昔懐かしいモントゥー〜パ...

投稿日:2010/12/05 (日)

LP時代に親しんだ昔懐かしいモントゥー〜パリ音楽院盤のハルサイの復活。艶やかな春の訪れへの期待感が微笑を持って表現されているのはモントゥー〜パリ音楽院ならでは。ただ今聴くと、最初期のステレオ録音は聴こえない打楽器が多く、時代を感じさせる。今回は市販のオープンリールテープからの複刻だが、手元にマスターテープから起された通常のCDも残っていたので、聴き比べてみると、一長一短。今回のリマスターは豊かさで勝る反面、マスターテープからのCDの方がやはり情報量は多い。マスターテープからのCDは廃盤のようなので、このリマスター盤は貴重。

Mickey さん | 埼玉県 | 不明

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