スティーブン・e・クーニン

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気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか?

スティーブン・e・クーニン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784296000623
ISBN 10 : 4296000624
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
376p;19

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読書メーターレビュー

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  • まーくん さん

    著者クーニンは長い間カリフォルニア工科大学で理論物理学の教授を務めた後、BP英国石油主任研究員を経てオバマ政権のエネルギー省科学担当次官として気候研究プログラムやエネルギー技術戦略などを担当。本書執筆の動機は「気候科学やエネルギーに関する重要な情報が歪められていて、純然たるデータや科学文献の記述が、政府による評価報告書、マスコミを経由して、一般市民や意思決定者に伝えられる過程で捻じ曲げらている」ためという。彼の見解は、CO2による温室効果はある。確かに地球は温暖化していて、産業革命以降加速している。⇒

  • 山口透析鉄 さん

    市の図書館本で。クーニン氏の主張は以前読んだ槌田敦・藤田祐幸氏の本とかにも近いですね。人為的な原因で二酸化炭素は増え、気温も上がっているのは事実としても、人類の自然科学で今、明確にわかることの限界は示されていますね。 ただ、氷河は溶け、自然災害が増えて保険会社が困っている事実は消えませんし、最終的には今の石油文明をどうすべきか?を考えるべきが、この著者や解説者にも、そこまでは提示できそうにもないといった限界はあるでしょうね。 解説の杉山大志、共著では川口マーン恵美と組んだりもしているので、大丈夫かな?

  • Satoshi さん

    地球の平均気温が上昇していることは真実だが、人類の影響であるという証明は難しい。眞鍋教授がノーベル賞を受賞した際に「人類が今まで通りにCO2を輩出した場合」と「人類が〇〇%CO2を削減した場合」とを比較したシミュレーション結果を見たが、それもシミュレーションの初期値と結果のばらつきの中で恣意的に導かれたデータなのか。データと引用が多く、真摯な姿勢で記された著作であることは伝わり、トンデモ本ではない。ただ、Unsettledという秀逸なタイトルを邦訳にも残してほしかった。

  • Sakie さん

    気候は常に変動している。国連やメディアが喧伝している"気候危機"は、人類が蓄積したデータが示す事実と食い違っている。科学を情報提供ではなく説得のために歪める現状を憂えた一流科学者による告発である。つまり、進行形で変動している気候の、それぞれの事象は真に変動しているか、一貫した長期トレンドを形成しているか、人為由来と証明できるか。それが明確でないまま脱炭素に莫大な公金と資源をつぎ込むことは、一部の人に利して、本当の問題から目を逸らさせるように感じる。国連や公益団体のレポートであっても、鵜呑みにしない事。

  • スプリント さん

    気候化学の真実と、なぜ歪められて国際会議やマスコミから伝えられてしまうのかについての考察。 全ての真実を伝えているわけではないことがわかる。

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