スカルラッティ、アレッサンドロ(1660-1725)

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CD 輸入盤

弦楽のための4声のソナタ集 レ・レクレアシオン

スカルラッティ、アレッサンドロ(1660-1725)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RIC422
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

これが「史上最初の弦楽四重奏曲」!
バロックの巨匠が示した先取りの一手、充実の古楽器演奏で


イタリア後期バロック最大の作曲家の一人アレッサンドロ・スカルラッティの圧倒的な技量は、教会音楽の伝統的な多声書法を知り尽くしていたからこそ開花し得たもの。おもに声楽で知られた大家ですが、その一方で鍵盤曲や協奏曲風合奏曲など器楽にも若干の作品を残しており、ここではその白眉ともいうべき弦楽のための『4声のソナタ集』がプログラムの中軸を占めています。
 作曲家の歿年にあたる1725年にまとめられたこの曲集は、教会風の多声書法でソナタとしてまとめられていながら、低音部に和音を出せる楽器を添える当時の風習をあえて避け「低音部はチェンバロなしで」と明記してある点が特徴で、このことから音楽史上初の弦楽四重奏曲集ともみなされている重要な作品集。同時代のコレッリやアルビノーニにも通じる端正なバロック的美質の世界が通奏低音抜きで展開してゆく聴覚体験は一種独特で、音楽史の流れを思わず再考してしまう興趣の尽きないトラックが続きます。
 フランスを中心に活躍する古楽器集団レ・レクレアシオンは、弦楽四重奏編成でありながら軸足をあくまでバロックに置いているユニークな古楽器グループ。アレッサンドロの弟で英国を中心に活躍したフランチェスコ・スカルラッティの作品や、オルガン曲を弦楽合奏で弾くこともあったルネサンスの習慣をふまえて演奏されているトラバーチと息子D.スカルラッティの鍵盤曲など、A.スカルラッティの異色の曲集を考える上で好適な併禄作品を含め、素晴らしい演奏を聴かせています。バロック・ヴァイオリン奏者として活躍していた録音技師、R.アルントによる適切なエンジニアリングにも好感が持てます。(輸入元情報)

【収録情報】
1. チェンバロなしの4声のソナタ第1番ヘ短調(A.スカルラッティ)
2. チェンバロなしの4声のソナタ第2番ハ短調(A.スカルラッティ)
3. デュレッツェ・エ・リガトゥーレ(トラバーチ)
4. ヴェノーサ公のガリアルダ(ジェズアルド)
5. チェンバロなしの4声のソナタ第3番ト短調(A.スカルラッティ)
6. チェンバロなしの4声のソナタ第4番ニ短調(A.スカルラッティ)
7. 4声のソナタ第9番ニ長調(F.スカルラッティ)
8. 4声のソナタ イ短調(A.スカルラッティ&F.スカルラッティ/カミレリ編)
9. 4声のソナタ第4番ホ短調(F.スカルラッティ)
10. ソナタ ロ短調 K.87(D.スカルラッティ/カミレリ編)


 レ・レクレアシオン(古楽器使用)
  マチュー・カミレリ(ヴァイオリン、ヴィオラ:7,9)
  サンドリーヌ・デュプレ(ヴァイオリン)
  クララ・ミューレターラー(ヴァイオリン:7,9、ヴィオラ)
  五味敬子(チェロ)
  エティエンヌ・ガルティエ(テオルボ:3,7,9、アーチリュート:4)

 録音時期:2020年6月29日〜7月2日
 録音場所:ベルギー、バス・ボドゥー聖母被昇天教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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