世界のなかのライシテ 宗教と政治の関係史 文庫クセジュ

ジャン・ボベロ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560509944
ISBN 10 : 4560509948
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18

内容詳細

「国家が特定の宗教を保護せず、複数の宗教が政治から自立しながら平等な地位を保障され、また個人および集団も宗教の選択と信仰の自由が保障されている原理」、ライシテ。その歴史と全世界の歩みを地域ごとに解説。とくに二〇一一年「アラブの春」後のイスラーム諸国の変化に注目。

目次 : 序章 ライシテ―国際的現実/ 第1章 ライシテの前史/ 第2章 ライシテの哲学的土台/ 第3章 啓蒙専制主義、革命、ライシテ/ 第4章 ライシテと近代性の勝利/ 第5章 世俗化された社会とライシテ/ 第6章 ライシテの地政学/ 第7章 「普通の市民」、ライシテそして二十一世紀の挑戦

【著者紹介】
私市正年 : 1948年生まれ。北海道大学文学部卒。中央大学大学院博士課程修了。現在、上智大学総合グローバル学部教授(博士「史学」、専門は北アフリカ地域研究)

中村遥 : 上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程在籍。北アフリカ史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ManCheeFMW さん

    この世界で完全なるライシテを実現している自治体は一つもまだ無いと言って良い(フランスの現況がだいぶ進んでる方と言える程度)くらいに、民主主義国家でもその与党支持母体が宗教関係だと言うくらいに切り離せていないし行政や社会秩序の基盤のひとつに道徳が絡む限りはその影から逃れるのは現代でも相当困難(溜息。とは言えこれだけ人間が歴史上で経験値を重ねて進んできた自由や人権の「進歩」を形成する要素に変わりは無い。我が祖国も憲法にあるものを建前にせずに居てくれば

  • ゆたか さん

    紙幅の事情からか、説明が舌足らずになっているような印象(自分の知識・理解力不足かもしれないし、たぶんその可能性の方が高い)。気になる記述にくっついている注釈を見ると、参考文献何番の何頁参照とある。しかし、文庫クセジュだからだろう、フランス語の文献が殆どである。が、自分にはフランス語の素養はない。ただ、ライシテの起源がロック、ヴォルテール、ルソーにあり、それぞれ異なる文脈でライシテを主張しているという議論はためになった。不勉強故のお粗末な感想。

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