「日銀」が日本を滅ぼす 世界3大投資家が警告する日本の未来 SB新書

ジム・ロジャーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815625955
ISBN 10 : 4815625956
フォーマット
発行年月
2024年12月
日本
追加情報
:
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内容詳細

「日銀」の政策で読む日本経済の未来!

今まさに、日銀の長年続いた異次元緩和の影響が、日本を危機に陥れている。終わらない円安や負債の膨張、輸入コスト上昇を引き起こし、国際競争力は低下。人口減少と高齢化が進み、社会保障制度も限界を迎える。今こそ日本は、長期的な視点で「痛みを伴う改革」を実行することが急務である。世界3大投資家の1人が教える、日銀の実態と抜本的改革の戦略!

【著者紹介】
ジム・ロジャーズ : 1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界3大投資家と称される

花輪陽子 : シンガポール在住ファイナンシャル・アドバイザー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP認定者。外資系投資銀行を経てFPとして独立。TV出演、講演も多数。2015年から生活の拠点をシンガポールに移し、シンガポールのファミリーオフィス等でウェルスマネジメントに従事。海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトも運営。noteメンバーシツプ「FP花輪陽子の世界標準のお金のレッスン」を執筆中。YouTube「FP花輪陽子のお金の教室」で動画配信中

アレックス・南レッドヘッド : シンガポールを拠点とするファミリー・オフィスのファンド・マネージャー。アジアの富裕層向けに、幅広い資産アドバイスや海外移住のサポートを提供している。以前はリーマン・ブラザーズ、野村證券、クレディ・スイス証券で債券市場のスペシャリストとして豊富な経験を積む。米国タフツ大学を卒業し、米国のCFP資格も取得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちゃとら さん

    【図書館本】世界3大投資家の1人が日本の経済政策を語った本。低金利政策を35年も続けた日本は世界には例がなく異常。円の価値が下がり日本を弱くしたのは日銀と日本政府そしておとなしすぎる国民。世界の歴史の破綻した他国の例も興味深い。これからの日本の貧富の差も治安の悪化も書いてあった。脱却は人口を増やすこと。移民の受け入れとあったが日本の今の警察組織で対応し切れるのか不安を感じた。20年後を考えない日本の政治家とも書いてあり、思わずうなずいていた😅

  • メタボン さん

    ☆☆ 相場がある程度天井だった時期に日本への投資を売り切ったところは、流石実力のある投資家なのだろう。ただし本書は典型的な「タイトルで売る本」であり、日銀政策の考察は表層的な段階にとどまっている点が不満。投資家はこういう見方をしているのだなという面は参考になった。バブル崩壊後の日本の不良債権処理が15年かかったことに比較して、スウェーデンは5年で立ち直ったこと、イギリスのサッチャー首相が進めた痛みを伴う改革など、今後の日本経済再建のためには、歴史から学ぶことも必要だろう。

  • まゆまゆ さん

    バブル崩壊後の日銀による金融政策はアベノミクスを含め35年間失敗だったと指摘し、長期的な視点で痛みを伴う改革に取り組まなければ経済は復活しない、と説く内容。金融政策の正常化への期待が今の株価を支えている。失敗したと評価された瞬間に株価は底抜けで下がっていくだろう、と。

  • おおたん さん

    知識の蓄積と投資家の見解を確認するために。2024年の本で、著者が懸念していた低金利。2025.12には金利をさらに上げている日銀の今の施策は、著者はどう思っているのか?気になります。著者が懸念していた課題や問題を今、取り組んでいると感じました。日本の環境認識を得るために読んで損はない。◆歴史を見ると多くの国が外国人の受け入れを拒否することで衰退の道を辿る◆今、物価が上昇するインフレ傾向◆通貨を買う→金利と国の安全性◆ノーフリーランチ◆金利は3-6%の間

  • Go Extreme さん

    株価上昇: 2012年以降上昇・日銀の利上げが評価される 海外投資家の動向:ー日本株への関心→株価上昇を後押し 日銀のゼロ金利政策ー経済の持続可能性に悪影響・人口減少や負債増加と相まって問題が深刻化 円安進行ー金融緩和で円の価値が下がりドル買いが加速 国債購入リスクー市場安定化→長期的には通貨安懸念 人口減少と高齢化ー社会保障や税収に悪影響 財政赤字拡大ー負担は現役世代に・経済の持続可能性が問われる 改革の必要性ー短期的利益ではなく長期的視点の政策が重要 市場介入停止ー金利上昇と通貨強化を促すべき

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