ジェームス M バーダマン / 水谷八也

人物・団体ページへ

黒人差別とアメリカ公民権運動 名もなき人々の戦いの記録 集英社新書

ジェームス M バーダマン / 水谷八也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203929
ISBN 10 : 4087203921
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
追加情報
:
18cm,253p

内容詳細

アメリカ建国以来の巨大な暗闇に光を灯そうと試みたのは、一体何者だったのか。キング牧師らカリスマ的な指導者たちを支えた人々の勇気と犠牲に焦点を当てた、本当のヒーロー&ヒロインたちの物語。

【著者紹介】
ジェームス・M・バーダマン : 1947年、アメリカ・テネシー州生まれ。ハワイ大学大学院修了。早稲田大学文化構想学部教授。専門は英文学・アメリカ南部の歴史と文化

水谷八也 : 1953年生まれ。早稲田大学文化構想学部教授。専門は英米演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆか さん

    黒人差別は日本にいながらにしては感じられない差別で、何となく知識としてはしってるけど…。というレベル。本書は有名な黒人差別にやり起こった出来事を知らせてくれる。それにしてもエミットテイル事件は惨すぎる。こんな事が人間には出来るんだと思うとゾッとする。

  • きいち さん

    知っておかなければ、今読んでおかなければという気持ちに駆られて手に取る。50〜60年代、サブタイトルどおり、当事者一人ひとりが自分たちの現場で声をあげ、機会を活かし、山を崩していったプロセス。それは、普通の人間一人ひとりがヒーローにならざるを得なかった歴史。個々の事件は知っていても、自らがその場にいて、警察も州も全てが敵、命の危機にさらされて、それでも立ち上がるとすればどのような感情なのか、それぞれ想像させてくれた。◇著者が出自を明かすあとがきに心動かされた。すっかり思い込んでいて、読み返したくなった。

  • ロビン さん

    ジム・クロウ法(黒人差別法)、プレッシー裁判で生まれた「分離すれども平等」の概念、警察と癒着して暴威をふるったKKKなどと闘った有名無名の勇気ある闘士たちの記録。ブラウン裁判、エメット・ティル事件、バス・ボイコット運動、リトル・ロックのセントラル高校事件、シット・イン運動、ワシントン大行進、ケネディ兄弟とキング牧師、マルコムXの暗殺・・大きな出来事を時系列順に追いながら、投票を希望したせいで仕事を解雇されたり、白人に不利な証言をしたために命を狙われ引っ越しを強いられるなど黒人たちの命がけの闘争を学んだ。

  • k.m.joe さん

    黒人音楽を趣味とする私は、黒人文化や人種差別問題等に関しても知識としては捉えていた。 しかし、本書を読んで、各事柄の把握が不十分なのを痛感した。各事案のあらましは、学術的考察というよりストーリーテリングの感触で語られる。その為映画のような衝撃を伴う。闘争というより戦争であり、悪役の底意地の悪さは、フィクションでは逆にやり過ぎと言われそうな非情さを生み出している。これらが実際に起きた事であると改めて気づくと、怖ろしさとやるせなさに包まれる。

  • Bill さん

    米国における黒人差別の歴史については映画や雑誌の記事で知る程度で、この本で初めてジムクロウ法についても知る事が出来た。やはり、想像を絶する歴史があって今の社会が築かれているのだと。名もない多くの人々の努力というのが社会を変えるのだと。こういう経験をしている国こそが先進国だなと感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品