CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第1番、第2番 クピーク、スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送響

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC326
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

2003年11月5日、日本先行発売!
ショパンに一家言を持つポーランド生まれの巨匠
スクロヴァチェフスキの36年ぶりの再録音となるショパン!!

ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
クピーク&スクロヴァチェフスキ

 エヴァ・クピーク(クピエツ)は、ショパンの国ポーランド生まれの女流ピアニスト。幼い時からピアノを始め、ワルシャワのショパン音楽院、ロンドンの王立音楽アカデミーで学習。1992年ミュンヘンのARDコンクールで優勝し、一躍世界の注目を浴びます。以来、ミュンヘンに定住し、ヨーロッパ、アメリカを中心に活躍を続けているソリスト。日本には2002年9月、リサイタルで初来日し、ショパンの24の前奏曲を弾いて高い評価を得ています。
 スクロヴァチェフスキは、ショパンのピアノ協奏曲関連ではルービンシュタインと協奏曲第1番を1961年に(RCA Red Seal)、ピアノと管弦楽のための作品全曲(ピアノ協奏曲2曲、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、ポーランド民謡の主題による幻想曲、ロンド「クラコヴィアク」)をワイセンベルクと1967年に(EMI)録音していましたが、このアルバムはそれから実に35〜40年ぶりの再録音となるアルバム。
 ピアノ協奏曲とはいってもポーランド生まれのスクロヴァチェフスキにとってショパンのピアノ協奏曲は特別なもので、コンサートでも数限りなく指揮をしていますが、日本ではショパン没後150周年の1999年に、NHK交響楽団などでショパンの貧弱なオーケストレーションを作曲家の目で見て補ったヴァージョンで、ピアノと管弦楽の作品を指揮し、絶賛を博したのが記憶に新しいところです。
 このディスクでも同郷の実力派女流ピアニストを見事にサポートしつつ、スクロヴァチェフスキ自身が理想とするショパン像を描いており、ピアノ・ファンのみならずスクロヴァチェフスキ・ファン、オーケストラ・ファン必聴の日本先行発売アルバムとなります。



フレデリック・ショパン (1810-1849)
1.ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
2.ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21

エヴァ・クピーク(ピアノ)
ザールブリュッケン放送交響楽団  
指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

録音:2003年6月、ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール

収録曲   

  • 01. ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11: : I Allegro Maestoso
  • 02. Ii Romanze : Larghetto
  • 03. Iii Rondo : Vivace
  • 04. ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21: : I Maestoso
  • 05. Ii Larghetto
  • 06. Iii Allegro Vivace

総合評価

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オーケストラの表情が豊かな演奏です。

投稿日:2014/04/20 (日)

オーケストラの表情が豊かな演奏です。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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スクロヴァチェフスキーと言えばつい最近ま...

投稿日:2011/05/14 (土)

スクロヴァチェフスキーと言えばつい最近まではブルックナーの交響曲振りという認識に私の中では留まっていたのですがポーランド出身なのでショパン・ピアノ協奏曲の伴奏盤が複数あっても不思議ではありませんね。第1番について見てみますと1961年LNSOを振ってルービンシュタイン(タイム@19’40A10’43B10’08)、1967年PCOを振ってワイセンベルク(同@21’01A10’30B10’03)そして本盤はスクロヴァチェフスキー何と80歳の2003年にRSOSを振ってポーランド女流ピアニストであるE..クピーク(当時39歳)(同@19’51A9’30B9’59)を迎えての各伴奏であります。HMVレビューにもあります様に以前NHKSOを振った際オーケストレーションで若干補強をしたらしく本盤でもスクロヴァチェフスキーは改訂を加えてある意味ショパンの管弦楽曲切り口をミスターSで聴く盤にもなっております。第1楽章出だし結構表情を見せる処から今述べた前哨戦でオーケストレーション工夫がこの前奏の聴き物。マァこの辺りで半分勝負がついた感じでピアノが入る前にぐーんとテンポも落します。さて、ピアノは線は決してか細くないのに何か特に管楽器に隠れてしまう弱々しさ・・・存在感がもう一つでした。最後は割りと粘ってクロージングへ。中間楽章では前の楽章でややオーケストラに押されていたピアノがその綺麗な音粒を聴かせてくれます、ただ決して過度な情緒に陥りません・・・大人の演奏という印象です。充分な余韻を持った〆が素晴らしいです。最終楽章では再びバックサポートが対位法?らしき処を強調して濃い個性を見せつつ頭をもたげます。リズム感をばら撒きながらそして最後は引っ張って終わります。第2番・・・タイム@14’42A9’28B8’34・・・は未聴ですがオーケストラ部分のウエイトが軽いだけよりE..クピークのテクニックを含めたピアノが発揮されている様です、とにかく余りはしゃがない大人のショパンが期待されそうですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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普通の演奏に飽き足らず、さりとてツィマーマンの...

投稿日:2008/07/22 (火)

普通の演奏に飽き足らず、さりとてツィマーマンの弾き振りはやり過ぎだという人にピッタリの演奏と言えましょう。私自身はツィマーマン盤を愛聴していますが、アクが強いのも事実なので、一般的にはこちらを奨めます。オケパートの改変も随所に見られますが、それまで地味に思われていたオケパートに新たな光を当てたという点で、評価に値するでしょう。音質もよく、値段も手頃です。

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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