CD

ピアノ・ソナタ第2番、練習曲集、スケルツォ第3番、他 ポゴレリチ

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4431
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

イーヴォ・ポゴレリチ来日記念7タイトル
2010年、3年ぶりの来日公演を行う奇才イーヴォ・ポゴレリチの来日を記念して、カタログ7タイトルを再発売します。その独特の解釈が常に議論を呼ぶ天才の色褪せぬ名盤です。
 ポゴレリチは、1980年のショパン・コンクールで前代未聞の大胆な解釈で物議を醸し、衝撃的なデビューをかざりました。予選での落選に当時審査員のひとりだったアルゲリッチが「彼は天才よ!」と猛抗議し、審査員を降り会場を去ったというのは有名な話です。結果その事件がポゴレリチの名を世界中に知らしめることとなりました。
 現在ポゴレリチは51歳、自らの芸術を求め、ピアノ界の異端児として大胆且つ奔放な演奏で常に音楽界の話題をさらうアーティストです。(ユニバーサルミュージック)

ポゴレリチ/ショパン・リサイタル

【収録情報】
ショパン:
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品35『葬送行進曲付』
・前奏曲 嬰ハ短調 作品45
・スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39
・夜想曲 変ホ長調作品55-2
・練習曲 ヘ長調 作品10-8
・練習曲 変イ長調 作品10-10
・練習曲 嬰ト短調 作品25-6
 イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)

 録音時期:1981年2月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ポゴレリチが、ショパン国際コンクールにセ...

投稿日:2010/05/05 (水)

ポゴレリチが、ショパン国際コンクールにセンセーショナルな落選をしたのが1980年。皮肉にも、ポゴレリチは落選によって一躍時の人となったが、その翌年にDGにデビューした際の録音が本盤だ。保守的な当時の審査員が拒否反応を示しただけあって、実に個性的なショパンであるが、素晴らしい名演と高く評価したい。ポゴレリチの特徴を一言で言えば、表現の振幅の極端なまでの幅広さであると言える。ゆったりとしたテンポの箇所は、他のピアニストよりも更にゆったりと演奏するし、音の強弱も、他に比肩する者がいないようなダイナミックレンジの広さを示している。アッチェレランドの強調なども凄まじさの限りだし、テクニックにおいても人後に落ちない抜群のものがある。このように、超個性的な演奏を行うが、それでいて、あざとさが全く感じられないのが、ポゴレリチの類まれなる才能と至芸と言うことができるだろう。選曲も実に個性的。ピアノソナタ第2番、前奏曲嬰ハ短調、スケルツォ第3番、夜想曲というように、緩急をつけた並べ方をしている点にも、ポゴレリチのこだわりと独特のセンスの良さを感じさせる。アルゲリッチは、前述のショパン国際コンクールの審査の際(そしてポーランドを去るが)に、「彼こそは天才」との評価を行ったとのことであるが、さすがは一流は一流を知るということだと思う。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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