ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD

Piano Sonata.1, 2: Vedernikov +stravinsky, Etc

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ83967
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ロシア・ピアニズム名盤選28
ヴェデルニコフ/20世紀ロシアの作品

・ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ 第2番(1924)(1971年ステレオ録音)
・ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ 第1番 作品12(1968年モノラル録音)
・ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ 第2番 作品61(1971年ステレオ録音)
・カレトニコフ:レント−ヴァリエーション(1968年ステレオ録音)
 アナトリー・ヴェデルニコフ(ピアノ)

20世紀のロシアを代表する作曲家ストラヴィンスキーとショスタコーヴィチのピアノ・ソナタを集めた1枚。「現代作品のスペシャリスト」というヴェデルニコフのもうひとつの側面を改めて思い知らされる内容です。ショスタコーヴィチは手紙でヴェデルニコフに次のように書いています ― 「あなたの素晴らしい演奏に心から感謝します・・・録音は両方とも最高の出来でした」(1972年9月1日付)。併録のカレトニコフも珍しいレパートリーであり貴重な音源です。

内容詳細

音の一つ一つが驚くほどクリアに立ち上がって動きを作り微塵も情に淀まない。ストラヴィンスキーはギスとドライに落ちず仕掛けの面白さが直截に浮かび上がる。ショスタコはエグ味が削ぎ落とされて音色が鮮烈に情動を刺激する。恐ろしく音楽が聴こえている。★(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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らぷとるさんのレビューのとおりです.ほと...

投稿日:2010/06/20 (日)

らぷとるさんのレビューのとおりです.ほとんど超能力のような演奏.ショスタコのソナタ1番のハイヴォルテージでテクニック全開になるところももちろんですが,静かになる時の暗い暗い響き!! 2番の3楽章冒頭,一匹の蛍が真っ暗な何もない夜に消えて行くようなの右手のメロディー! 作曲家と同じ国・同じ時代にして天才演奏家のみになしうる奇蹟です.どんな曲であれ音楽にこれ以上の確信をもって臨んだ例があるのでしょうか? 喩えようもなく哀しく,それでいながら情緒に流れる要素が全くありません.それがこれらの演奏の怖いところです.まあ,幸福感は皆無です.for the unhappy few のディスクでしょうか.ヴェデルニコフの演奏では,これとベートーヴェンの中期ソナタのものが一歩抜けているかな,と長年聴きつづけての感想です.カレトニコフのソナタも良い曲です.

kamescian さん | 神奈川県 | 不明

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ソナタ1番は始まったら最後、叩きつけるよ...

投稿日:2007/07/28 (土)

ソナタ1番は始まったら最後、叩きつけるような連打音が消えるまで一瞬たりとも弛緩することがない。虚空に放り投げられたり崖っぷちから深淵を覗かされるようなこの演奏に対して「最高!」という言葉でもまだ生ぬるい(テイチク稀少盤より上だと思う)。ソナタ2番も凄い。2楽章で描かれる永久凍土の表面を飽きずに眺めているような殺伐・荒涼とした心象風景には心の底から凍りつくようだ。両端楽章の収まりの悪い音楽ですら心地よく感じられる。作曲した本人は両作品に否定的だったそうだが、この壮絶な演奏に感謝と賞賛を捧げたのは納得できる。

らぷとる さん | 大阪府 | 不明

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ステレオモノラル混ざっているけど、モスク...

投稿日:2007/02/10 (土)

ステレオモノラル混ざっているけど、モスクワ録音とは思えないほど音は良いです。父親をスパイ容疑で射殺され、母親は収容所送りとなったヴェデルニコフのショスタコーヴィチ作品に対する共感は並ならぬものがあります。

トマト さん | 仙台 | 不明

4

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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