ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲第4番、第11番 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー&BBC交響楽団、BBCフィル(1978年、1997年 ステレオ・ライヴ)(2CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ICAC5169
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


BBCのアーカイヴより、
ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ壮絶ライヴが登場!


ショスタコーヴィチ本人とも親交の深かったゲンナジー・ロジェストヴェンスキー[1931-2018]によるライヴがBBCのアーカイヴから発掘されました。
 交響曲第4番は、1962年にエディンバラでロジェストヴェンスキーとフィルハーモニア管弦楽団によって西側初演が行われた因縁の作品。今回発売の1978年に行われたBBC交響楽団とのライヴは、力づくといった印象はないながらも、要所要所での巻き上げは非常に効果的で凄まじいもの。第1楽章後半の難所での堰を切ったような煽りなども聴きどころで、一糸乱れぬオーケストラの巧さもさることながら、ロジェストヴェンスキーの統率力の妙も味わうことが出来ます。クリアなステレオ録音。
 1905年にサンクト・ペテルブルクで起こった労働者のデモ隊に軍隊が発砲した「血の日曜日事件」を題材にしたと言われる交響曲第11番は、1997年BBCフィルとの共演を収録。冒頭からライヴならではの緊張感とその高まりがひしひしと伝わり、途中大きな山をいくつも築きながら到達する惨事の描写の荒々しさ、悲痛さの中にも揺るがぬ強い意志を感じさせる追悼の音楽、圧倒的な力強さのフィナーレ、鐘の音も絶妙なバランスで鳴るなど、作品の物語性や意図を十二分に伝えながらも、スコアがしっかり読み取れるような明確さも併せ持つ手腕はさすが。最後の音が鳴り止まないうちに嵐のような拍手が巻き起こります。見透し良く分離も十分なデジタル録音。
 いずれもレーベルのデータでは「初CD化」ですが、交響曲第11番はパッケージとして発売されるのは初めてとみられます。第4番は以前DVDでリリースされていましたが音声はモノラルだったので、今回のステレオ収録は大変嬉しいところです。世界中のショスタコーヴィチ・ファンにとって大きなプレゼントとなる1枚と言えるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調 Op.43

 I. Allegretto poco moderato - Presto (26:29)
 II. Moderato con moto (08:57)
 III. Largo - Allegro (26:32)

 BBC交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

 録音時期:1978年9月9日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

Disc2
● ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op.103『1905年』

 I. The Palace Square: Adagio (17:03)
 II. The 9th of January: Allegro (22:10)
 III. Memory Eternal: Adagio (09:00)
 IV. The Tocsin: Allegro non troppo (15:36)

 BBCフィルハーモニック
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

 録音時期:1997年10月4日
 録音場所:マンチェスター、ブリッジウォーター・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 ライヴ録音(拍手入り)
 初CD化

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「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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