ショスタコーヴィチ(1906-1975)

人物・団体ページへ

CD

交響曲全集、『森の歌』、他 アシュケナージ&RPO、NHK交響楽団、他(12CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD9426
組み枚数
:
12
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

アシュケナージ祝70歳記念BOX全8タイトル(限定盤)

NHK交響楽団の音楽監督に就任し、近年指揮者としての活躍が目立つアシュケナージですが、ピアニストとしてキャリアをスタートした彼は、ピアノ作品においてきわめて幅広いレパートリーを持ち、現代の規範というべき演奏活動をしています。
 2007年7月6日に70歳の誕生日を迎えるのを祝い、アシュケナージがデッカ・レーベルに入れた幾多の録音から、彼のピアニスト、指揮者としての代表作といえる録音をBOX8セットとしてまとめ、限定商品として思い切ったプライス・ダウンをして再発売。(ユニバーサル・ミュージック)

アシュケナージ/ショスタコーヴィチ:交響曲全集(12CD)

20世紀の旧ソヴィエト時代を代表する作曲家ショスタコーヴィチの交響曲全集。ショスタコーヴィチが生まれたのが1906年、アシュケナージはその約30年後に生まれました。彼には大作曲家が旧ソ連体制の中でどんな思いで己の芸術を突き詰めていったかを共感するに十分な知識があったことでしょう。
 この全集では、2007年4月と6月に分売もされるN響との3作品を含む全交響曲と『祝典序曲』などの7つの管弦楽曲が収録されています。(ユニバーサル・ミュージック)

ショスタコーヴィチ:
・交響曲第1番ヘ短調 op.10
・交響曲第2番 op.14『十月革命に捧ぐ』
・交響曲第3番変ホ長調 op.20『メーデー』
・交響曲第4番ハ短調 op.43
・交響曲第5番ニ短調 op.47
・交響曲第6番ロ短調 op.54
・交響曲第7番ハ長調 op.60『レニングラード』
・交響曲第8番ハ短調 op.65
・交響曲第9番変ホ長調 op.70
・交響曲第10番ホ短調 op.93
・交響曲第11ト短調 op.103『1905年』
・交響曲第12番ニ短調 op.112『1917年』
・交響曲第13番変ロ短調 op.113『バビ・ヤール』
・交響曲第14番ト短調 op.135『死者の歌』
・交響曲第15番イ長調 op.141
・祝典序曲
・交響詩『十月革命』 op.131
・オラトリオ『森の歌』
・5つの断章
・葬送と勝利の前奏曲
・ノヴォローシククの鐘
・室内交響曲 op.110a
・ショスタコーヴィチの、ラジオ放送でのインタビュー

 ミハイル・コトリャロフ(T)
 ニキータ・ストロジェフ(Bs)
 ブライトン・フェスティヴァル合唱団
 ニュー・ロンドン児童合唱団
 バッハ合唱団
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団(交響曲第7番、第11番)
 NHK交響楽団(交響曲第4番、第13番、第14番)
 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
 録音:1987-2006年(デジタル)

内容詳細

アシュケナージの強い共感が生んだ注目すべき全集。交響曲以外にも「森の歌」などオーケストラ作品がまとめて収録されているのがありがたい。録音時期は20年にわたり、オーケストラも3団体に及んでいる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
アシュケナージにしてもバレンボイムにして...

投稿日:2012/04/01 (日)

アシュケナージにしてもバレンボイムにしてもピアニスト出身の指揮者は(たまたまか?)あまり好きではなく、アシュケナージの指揮にもピンとくるものがなかったが、このショスタコーヴィチの交響曲全集に関しては特に第4、6、7、9、12番が興味深く聴けた。 その中でも第4番はなかなかの演奏だ。 オマケで(?)ショスタコーヴィチの肉声が聴けるのも嬉しいが、欲を言えば一つだけでなくまだ録音が残っているはずだからあと幾つか聴きたかった。 アシュケナージは素晴らしいピアニストなのだし、ピアニストならではのアプローチということで、ショスタコーヴィチの交響曲全集を2台の(4手の)ピアノ版で録音したらさぞかし素晴らしいのにと思う。 夢のような話だがそれがアンドレ・プレヴィンとの共演だったら・・・N響つながりでいいんだけどなぁ。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

5
★
★
★
★
★
ロイヤルフィルとの第5番のみ聴いての感想...

投稿日:2010/04/30 (金)

ロイヤルフィルとの第5番のみ聴いての感想ですが、私の聴いた数あるショス5のディスク中で一番よかったです。新たな発見が随所に聴かれました。他の演奏とは異なるアクセントの強調や、時折金管を浮かび上がらせる吹かせ方など、個性豊かでした。全体に疾走感があり、かつ熱気を帯びた理想的な演奏ではないでしょうか。オケのテクニックにも何の不満はありません。分離のよい録音も満点。このディスクやボストン響を振ったシベリウス、N響とのベートーベンなど指揮者アシュケナージには私の好みに合う演奏が多いです。

ERINA さん | 不明 | 不明

2
★
★
★
★
☆
N響との3曲は、インバルなどのDENON録音で...

投稿日:2009/09/18 (金)

N響との3曲は、インバルなどのDENON録音でおなじみ、川口義晴/後藤博コンビによる録音。マスタリングも日本コロムビアで行っています。デッカ側に全集録音継続の意向があったとは思えませんので、アシュケナージ側の主導によるものなのでしょう。実際、そのサウンドキャラクターはDENONの録音に通ずる独特のものになっており、オーディオ的見地からはなかなか面白いものになっています。ただ、演奏についてはやはりオケの非力が目立ちます。あるいはリハが足りなかったのでしょうか。一方、「デッカ純正」である他の曲に関しては、アシュケナージ特有の軽さが、シャープさや都会的洗練といった方向に作用しており、好調時は疾走感すら感じさせます。ロシア色にこだわらない聴き手にとっては、十分に満足できるものではないでしょうか。この録音で聴いていると、RPOも世評よりかなり優秀なオケと感じます。

SeaCrow さん | 東京都 | 不明

3

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

プロフィール詳細へ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品