シューマン、ロベルト(1810-1856)

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SHM-CD

交響曲第2番、『マンフレッド』序曲 シノーポリ&ウィーン・フィル

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG90432
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD
その他
:
限定盤

商品説明

栄光のウィーン・フィル名盤100
シューマン:交響曲第2番、『マンフレッド』序曲
ジュゼッペ・シノーポリ指揮


シノーポリ初のロマン派交響曲録音。曲のロマンティックな情熱を鮮やかに浮かび上がらせ、曲に込められたシューマンの心情を克明に描き出すことに成功しています。シノーポリの折り目正しく、それでいて逞しさのある指揮が、作品の真髄に迫る熱い演奏を展開しています。初回プレス限定。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
シューマン:
・交響曲第2番ハ長調 op.61
・『マンフレッド』序曲 op.115

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 録音時期:1983年6月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ルビジウム・クロック・カッティング


【栄光のウィーン・フィル名盤100】
2014年7月〜9月、3か月連続リリース。2大トップ・レーベル、ドイツ・グラモフォンとデッカ(旧フィリップス含む)の豊富な音源からセレクト。永遠の名盤から、しばらく市場に出回っていなかったあの名盤この名盤を復活。
初回プレス限定 SHM-CD仕様 高精度なルビジウム・クロック・カッティングによって、よりマスターに忠実な音質を再現(ユニバーサル ミュージック)

内容詳細

シノーポリにとって初めてのロマン派交響曲録音となったシューマンの交響曲第2番。シューマンの心情を鮮明に描き出し、作品の真髄に見事に迫る熱い演奏だ。「マンフレッド」序曲をカップリング。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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比較的初期のシノーポリの傑作として有名な...

投稿日:2011/12/30 (金)

比較的初期のシノーポリの傑作として有名なディスク。彼の名を一躍高めた演奏であります。確かに、とても颯爽としていて迷いがない。シューマンのロマンに沈潜するのではなく、むしろ溌溂とした生気を吹き込んできりっと仕上げたという感じ。一種、その元気の良さが身上でしょう。ただ、このディスク以後に出たものも含め、シューマンの交響曲第2番をだいぶいっぱい聴いてきたので、魅力あるディスクが他に多いのも事実。むしろ、この元気の良さに何かが隠れてしまったような気もちょいといたしまして、★一つ減らします。再録音のDSKとの方がもっと自然体なような気がするな。ま、でも、いい演奏ではありますぜ。録音は文句なし。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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これはシノーポリの傑作だ。シノーポリの遺...

投稿日:2011/11/06 (日)

これはシノーポリの傑作だ。シノーポリの遺した数々の録音の中でもトップの座を争う名演であるだけでなく、シューマンの交響曲第2番の様々な指揮者による演奏に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。精神医学者でもあり、作曲家でもあったシノーポリの演奏は、楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした明晰さを特徴としていると言える。このような分析的なアプローチに符号した楽曲では、例えばマーラーの交響曲などが該当すると言えるが、比類のない名演を成し遂げることになった。他方、分析的なアプローチにそぐわない楽曲においては、極端なスローテンポに陥ったり、はたまた音楽の自然な流れを損なったりするなど、今一つの演奏の陥ってしまうこともあったと言える。ところが、本盤におさめられたシューマンの交響曲第2番においては、かかる分析的なアプローチが見事なまでに功を奏していると言えるのではないか。シューマンは長年に渡って精神病を患っていたが、とりわけこの第2番を作曲していた時は、死と隣り合わせにいたとさえ言われている。シノーポリは本演奏において、かかるシューマンの心の慟哭や絶望感を徹底的に追及するとともに抉り出し、持ち味の分析的なアプローチによって完全に音化することを試みており、他のいかなる指揮者による演奏よりも彫の深さが際立っていると言える。とりわけ第3楽章の思い入れたっぷりの濃厚な表現は、心胆寒からしめるほどの凄みがあると言えるところであり、その奥深い情感は我々聴き手の肺腑を打つのに十分であるとさえ言えるだろう。また、これだけ細部に至るまで彫琢の限りを尽くした表現を行っているにもかかわらず、むしろ音楽がいささかも淀みなく流麗に流れていくというのは、ウィーン・フィルによる美演によるところが大きいと言えるのではないだろうか。さすがのシノーポリも、これだけの高みに達した演奏を再度行うことは至難を極めたと考えられる。というのも、シノーポリは、その後、シュターツカペレ・ドレスデンとともにシューマンの交響曲全集を録音することになるのであるが、当該全集に含まれる第2番の演奏には、とても本演奏のような魅力は備わっているとは言えないからである。なお、カプリングの「マンフレッド」序曲は、交響曲第2番のように随一の名演との評価は困難であるが、それでも名演との評価をするのにいささかも躊躇をするものではない。音質は従来CD盤でも比較的満足できる音質であるが、これだけの名演であるにもかかわらず、これまでSHM−CD化すらされていないというのは実に不思議な気がする。シノーポリによる至高の超名演でもあり、今後はSHM−CD化、さらにはSACD化を図るなど、高音質化への取組を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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とかく情念とか感情表現ということがクロー...

投稿日:2010/04/17 (土)

とかく情念とか感情表現ということがクローズアップされてしまいますが、そういう点ではバーンスタインほど濃厚ではありません。それに代わるものとして そういうものを孕んだ音楽が とても颯爽と流麗に流れていくので、意外に もたれない聴きやすさがあります。ドライヴィングが見事で ウィーンフィルとしても絶好調です。この曲の魅力を一新するような たいへん美しい演奏です。

ケイン さん | 東京都 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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