シューベルト(1797-1828)

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CD

交響曲第9番『グレート』、第8番『未完成』 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル、ウィーン・フィル

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WCD201
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

日本フルトヴェングラー協会提供「グレード・アップ・シリーズ」

51年録音の「グレート」はドイツ・グラモフォン社のVG盤(variable grade)LVM-72153〜6より復刻。盤起こしではありますが、エンジニアの緻密な作業によって、大き目のスパイクノイズを除去しています。それによってSPレコードとしては最高峰といわれたVG盤に刻まれたすべての情報をマスクすることなく再現することに成功しています。
 歯切れの良い弦楽合奏、各楽器の色彩感ある音色とその分離の良さ、空気感と臨場感ある音響を聴くことができます。
 扇形の音響空間で各楽器があるべき音色で、あるべき場所から、あるべき音で鳴ってくるではありませんか。これこそフルトヴェングラーが1音1音に託したメッセージでしょう。これまでのCDでは聴かれなかった、1951年の戦後ベルリン・フィル黄金期の黄金色のハーモニーを聴くことができます。
 50年録音の「未完成」交響曲は仏VSM(HMV)の初版LP、FALP-317(2XVH15 22B、M6 174544)からの復刻。(ケン・レコード)

・シューベルト:交響曲第9番『グレート』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 (1951年11月27-28、12月1,4日)

・シューベルト:交響曲第8番『未完成』
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 (1950年1月19-21日)

総合評価

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念願のウィング盤で<グレート>を聴いた。...

投稿日:2024/01/26 (金)

念願のウィング盤で<グレート>を聴いた。大きくはないが絶えず針音がするののは予想外であった。デルタやグランドスラムとあまり変わらず音色は暗めである。昨日DGの初期盤F35Gを聴いたところだったが、音色、音圧、耳あたりの良さ等、私には断然DGが良い。DG初期盤をもっていればあえて購入する必要はないと思う。部分的にはウィング盤も良いところはある、例えば高音部の弦の伸びなどSP特有の素晴らさが聴けるが、カーテンで仕切って聴き比べれば5人中4人まではDGに軍配を挙げるだろうと思う。それに、DGのほうが音色が明るく透明感がありベルリンフィルの力強い合奏力が圧倒的に再現されている。第3楽章のトリオなどDGのほうが素晴らしいし、終楽章の合奏力の素晴らしさなどDGが圧倒している。このウィング盤はわたしにはSPの針音が耳障である、また内的迫力がイマイチで星4がいいところだと思った。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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「ザ・グレイト」の方は別盤で聴いています...

投稿日:2011/09/01 (木)

「ザ・グレイト」の方は別盤で聴いていますのでその演奏印象をメモさせていただきます・・・1951年録音(フルトヴェングラー65歳の頃)の昔からの名演奏(タイム@14’40A17’15B11’15C11’35)で若干リズム面重たい処もありますがとにかく説得力がありドラマ性のある演奏です。私は1953年のVPO演奏のCDと聴き比べしていますがこちらのBPO演奏盤の方が荘重なマトモさ、運びの綿密さの点では上かも知れません。第1楽章の凝集力のある表現と管楽器の効果的なクライマックスはフルトヴェングラーそのものでまた第2楽章での少し本筋を探る様なニュアンスも忘れ難いものがあります。BPOを振った「ザ・グレイト」は他に1942年のライブ録音(タイム@13’15A16’04B9’18C10’09)や1953年やはりライブ録音(タイム@14’15A16’58B9’59C11’09)が夫々数種異盤が出ておりタイムだけを見ますと本盤演奏が一番スタジオ録音だけにじっくり攻めていると思われるのは気のせいでしょうか・・・聴き比べを続けて行きたいものですね。1950年録音のVPO演奏の「未完成」交響曲(タイム@11’22A12’06)の方は未聴なのですがフルトヴェングラーにはBPO分が多いこの曲でVPOを振ったものは他に1943年ものしかないようで是非どの盤でもいいので聴きたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ノイズさえ我慢すれば最高のディスクだ。音...

投稿日:2011/01/31 (月)

ノイズさえ我慢すれば最高のディスクだ。音は潤いに溢れ、躍動感さえ感じてしまう。そのためか、ちょっと極端な解釈や奏法まで自然に聞こえてしまう。これを聴いてしまうと「フルヴェンはもっと透明感があった」という秀爺の言葉に納得してしまう。同曲中のベストなのは言うまでもないが、同録音中ベストといえよう。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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