シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

ツァラトゥストラはかく語りき、ドン・ファン、ティル・オイレンシュピーゲル ネルソンス&バーミンガム市響

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEO878141
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シュトラウス・アニヴァーサリーにおくるシリーズ最新作
ネルソンス&バーミンガム市響によるツァラ、ドン・ファン、ティル


 作曲家生誕150周年のアニヴァーサリーに向けて、アンドリス・ネルソンスがバーミンガム市響と取り組んできたシュトラウス・シリーズの最新作。
チャイコフスキーやショスタコーヴィチのスケール大きく情熱的な演奏でおおきな話題を集めているネルソンスですが、シュトラウスもまた力を入れている作曲家のひとり。
 ネルソンスがバーミンガム市響を指揮した前2作のアルバム、2009年収録の『英雄の生涯』『ばらの騎士』組曲と、2010年収録の『アルプス交響曲』『サロメの踊り』は、起伏に富むドラマティックな音楽づくりで強烈なインパクトを与えていました。
 また、2010年秋以降、ネルソンスが客演を重ねているベルリン・フィルでも、2011年に『ばらの騎士』組曲、2012年には『英雄の生涯』を指揮していましたし、ルツェルン音楽祭2011でも、同じく常連となったコンセルトヘボウ管を指揮して『サロメの踊り』を演奏していたほか、さらに、2014/15年のシーズンより音楽監督に就任するボストン響とはこの5月に、演奏会形式による『サロメ』 の全曲上演も予定されています。
 ここでシュトラウス特有の凝ったオーケストレーションで人気の交響詩3曲は、いずれも柔軟でよく練り上げられた表現に引き込まれる仕上がりで、2008年9月のネルソンスの音楽監督就任に始まり、年を追うごとに深化を続けてきたお互いの関係が、ひとつの理想的な形を迎えたことをうかがわせる内容となっています。
 すべての収録曲は、2日間のライヴと予備日1日のパッチ・セッションというスケジュールでおこなわれたもので、このたびも目の覚めるような優秀録音が何よりうれしいところです。なお、終演後の拍手は入りません。(キングインターナショナル)

【収録情報】
R. シュトラウス:
・交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30 [31:50]
 録音時期:2012年1月10,12,14日

・交響詩『ドン・ファン』 op.20 [18:01]
 録音時期:2011年9月27-29日

・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 op.28 [15:28]
 録音時期:2013年1月22-24日

 バーミンガム市交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音場所:バーミンガム、シンフォニー・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 プロデューサー:ティム・オールダム
 エンジニア:フィル・ローランズ

収録曲   

  • 01. Also Sprach Zarathustra - Introdukion
  • 02. Also Sprach Zarathustra - Von Den Hinterweltlern
  • 03. Also Sprach Zarathustra - Von Der Grossen Sehnsucht
  • 04. Von Den Freuden Und Leidenschaften
  • 05. Also Sprach Zarathustra - Das Grablied
  • 06. Also Sprach Zarathustra - Von Der Wissenschaft
  • 07. Also Sprach Zarathustra - Der Genesende
  • 08. Also Sprach Zarathustra - Das Tanzlied
  • 09. Also Sprach Zarathustra - Das Nachwandlerlied
  • 10. Don Juan Op.20
  • 11. Till Eulenspiegels Lustige Streiche Op.28

ユーザーレビュー

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アンドリス・ネルソンスの指揮によるR.シュ...

投稿日:2021/09/15 (水)

アンドリス・ネルソンスの指揮によるR.シュトラウスの有名曲の揃い踏み。演奏は、先ず勢いがある。表現はストレートで、ちから技の様なところがないではないが、語り口のうまさはさすがである。ドゥダメルがベルリン・フィルを振った盤があるが、ネルソンスに一日の長がある。バーミンガム市響はラトル等の薫陶を受けているだけあって底力がある。サウンドはクリアかつ雄大で、特に「ツァラ」の重低音は痺れる。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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今年は多くのR・シュトラウス作品を聴く機...

投稿日:2014/08/17 (日)

今年は多くのR・シュトラウス作品を聴く機会があり楽しんでいますが、このネルソンスの一枚は若さ溢れる勢いを感じさせていいですね。バーミンガム市響もはつらつとした演奏で応えています。丁度、マゼールの30代の演奏も聴いたばかりで同じような才気が感じられ、まさに今が旬の指揮、演奏ではないでしょうか。今後、どのように解釈が変わっていくのかますます楽しみです。

ミシェル・スズキ さん | 静岡県 | 不明

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ちょうどドゥダメル/BPOのアルバムと同じ曲...

投稿日:2014/05/17 (土)

ちょうどドゥダメル/BPOのアルバムと同じ曲目になった。オケの底力という点では、バーミンガム市響がどんなに頑張っても、ベルリン・フィルにはかなわないだろうが、実は演奏はこの方が精彩がある。さしものドゥダメルもBPOとの初録音は少し構えたのか、慎重になり過ぎているように思うが、ネルソンスは思うがままにオーケストラをドライヴして、闊達な演奏を繰り広げている。『ツァラトゥストラ』は最初はド派手だが、どうも後半、尻すぼみになりがちな曲だが、この演奏では「学問について」のフーガの克明さ、特にウィンナ・ワルツになってからの圧倒的なノリの良さが印象的。冒頭もコントラバスとオルガン他の保続音がかなり強く、ppという楽譜の指定を完全に無視しているのが面白い。『ドン・ファン』と『ティル』はこれも出たばかりのホーネック/ピッツバーグ響の方がさらに個性的だが、ネルソンスの指揮も非常に輝かしい。いずれの曲も終盤の盛り上がりは白熱的だ。なお、拍手なしのライヴ録音だが、指揮者の足音など若干の演奏ノイズが聴こえる。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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