『ザ・ベスト・オブ・ヨーゼフ・シュトラウス』　メルツェンドルファー＆スロヴァキア国立コシツェ・フィル、ディトリッヒ＆スロヴァキア放送響、他

『ザ・ベスト・オブ・ヨーゼフ・シュトラウス』

ヨハン・シュトラウス1世の二番目の息子であるヨーゼフ・シュトラウス[1827-1870]は、多彩な才能の持ち主で、最初は工業技術者の道を歩んでいましたが、兄ヨハンの代役として作曲家としてデビューしたのを機にこの道を歩むことになりました。兄ヨハンは、「兄弟の中で最も才能があるのはヨーゼフだ」と語ったそうで、結局43年の生涯で200曲を越える作品を残したのです。彼の作品は上品で美しく、特にメロディが印象的なせいもあり、R.シュトラウスが『ばらの騎士』で借用したり、映画にも使われたりと、今でもじんわりとした人気を誇っているのです。（ナクソス）

【収録情報】
ヨーゼフ・シュトラウス：
・ポルカ・シュネル「憂いもなく」Op.271
・ポルカ・フランセーズ「なまけもの」Op.179
・ポルカ・マズルカ「ガゼル」Op.155
・ワルツ「金星の軌道」Op.279
・ワルツ「ウィーンのフレスコ画」Op.249
・ポルカ・フランセーズ「上機嫌」Op.281
・フェニックス行進曲 Op.105
・ワルツ「ドイツの挨拶」Op.191
・演奏会用ワルツ「愛の真珠」Op.39
・ワルツ「天体の音楽」Op.235
・ポルカ・フランセーズ「鍛冶屋」Op.269
・ポルカ・マズルカ「燃える恋」Op.129
・ポルカ・シュネル「障害物競走」Op.43

　エルンスト・メルツェンドルファー指揮、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
　ミハエル・ディトリッヒ指揮、スロヴァキア放送交響楽団、他

　録音時期：1990年代中頃〜2000年代前半
　録音方式：デジタル