4つの合唱のためのミサ曲〜イタリア旅行記　セバスティアン・ドゥセ＆アンサンブル・コレスポンダンス

シャルパンティエのイタリア体験とその音楽的成果をともに味わうアルバム

パリの作曲家シャルパンティエは1660年代にローマへ渡り、イタリアの音楽を吸収してフランスへ持ち帰りました。フランス古楽界の旗手セバスティアン・ドゥセがシャルパンティエの旅路を当時の音楽で構成して再現したのがこのアルバム。クレモナ、ローマ、ヴェネツィア、ボローニャと、聴き手を想像力豊かな旅へ誘います。作曲家と同じようにイタリア体験を経て、イタリアの色彩が色濃く生かされた作品であるシャルパンティエの『4つの合唱のためのミサ』にたどり着くと、その壮大なサウンドにフランス・イタリア双方の旨味を感じることが出来るでしょう。（輸入元情報）

【収録情報】
パリ：
● シャルパンティエ：主の御保護のもとに H.28

ボローニャ：
● カッツァーティ：Salve caput sacrosanctum

ヴェネツィア：
● カヴァッリ：12声のソナタ ニ短調／マニフィカト

クレモナ：
● メールラ：Credidi propter quod

ローマ：
● ベレッタ：Missa Mirabiles elationes maris
● ジャンベルティ：Similabo eum viro sapienti
● ベレッタ：Missa Mirabiles elationes maris - Et incarnatus est
● ベネヴォリ（1605-1672）：Missa Si Deus pro nobis - Crucifixus
● ベレッタ：Missa Mirabiles elationes maris

パリ：
● シャルパンティエ：死者のためのミサ曲 H.2〜Symphonie du Kyrie
● シャルパンティエ：4つの合唱のためのミサ曲 H.4
● シャルパンティエ：Domine salvum fac regem H.285

　アンサンブル・コレスポンダンス
　セバスティアン・ドゥセ（指揮）

　録音時期：2019年4月
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）