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【中古:盤質S】 劇付随音楽集 レイフ・セーゲルスタム&トゥルク・フィル(6CD)

シベリウス(1865-1957)

中古情報

新品ジャケット
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:
S
特記事項
:
未開封
:
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基本情報

ジャンル
カタログNo
8506032
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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シベリウス:劇付随音楽集(6CD)
レイフ・セーゲルスタム&トゥルク・フィル


2015年のシベリウス生誕150年を記念して、セーゲルスタムがナクソス・レーベルへ録音した一連の劇付随音楽シリーズがボックス化。劇音楽は交響曲や交響詩と共に、シベリウスの創作活動においてたいへん重要な位置を占め、生涯に数多くの作品を残しています。この6枚組にはそのうち『ペレアスとメリザンド』『ベルシャザール王の饗宴』など現在も名作として知られるもののほか、『悲しきワルツ』『鶴のいる情景』などの原曲を含む『クオレマ』、隠れた名作としてファンの多い『スカラムーシュ』など、大作から小品までを多数収録。シカゴ・トリビューン紙で「2015年ベスト・クラシカル・レコーディングス」に選出された『イェーダーマン』をはじめ、どのアルバムも様々なメディアで称賛された名盤揃いです。
 指揮者として幅広いレパートリーを誇りながらも、この母国フィンランドの大作曲家に深い愛情を注いできたセーゲルスタム。その集大成ともいえる記念碑的な企画を、現在音楽監督を務めるトゥルク・フィルの澄み切った美しい響きと共に、優秀録音で作り上げています。(輸入元情報)


【収録情報】
シベリウス:劇付随音楽集


Disc1
● 序曲イ短調 JS144 (1902)
● 劇音楽『クオレマ(死)』 Op.44 (1903)
 第1番:Tempo di valse lente Poco risoluto
 第2番:パーヴァリの唄
 第3番:エルザの唄
 第4番:鶴
 第5番:Moderato
 第6番:Andante ma non tanto
● 十二夜 Op.60より2つの歌曲
 死よ、近づくな (1909 rev.1957)
 ホッリロ、嵐と雨の中で (1909)(キム・ボルイ編、声楽と管弦楽版)
● 組曲『クリスティアン2世』 Op.27 (1898)
 エレジー
 ミュゼット
 メヌエット
 十字蜘蛛の歌
 夜想曲
 セレナーデ
 バラード

 ピア・パヤラ(ソプラノ)
 ヴァルテッリ・トリッカ(バリトン)

Disc2
● 序曲ホ長調 JS145 (1891)
● バレエの情景 JS163 (1891)
● 劇音楽『ベルシャザール王の饗宴』 JS48 (1906)
 第1番:行進曲風に
 第2番a:前奏曲:夜想曲
 第2番b:ユダヤの少女の歌
 第3番:アレグレット
 第4番:生の踊
 第5番:死の踊り
 第6番:生の踊り
 第7番:テンポ・ソステヌート
 第8番:アレグロ
 第9番:生の踊り
 第10番:死の踊り
● アドルフ・パウルの劇『鳥の言葉』〜第3幕:結婚行進曲 JS62 (1911)
● 行列 JS54 (1905)
● メヌエット JS127 (1894)
● 行列聖歌 Op.113-6 (1938)

 ピア・パヤラ(ソプラノ)

Disc3
● 劇付随音楽『ペレアスとメリザンド』 JS147 (1905)
 第1番:第1幕第1場 前奏曲 Grave e largamente
 第2番:第1幕第2場 Andantino con moto
 第3番:第1幕第4場 Adagio
 第4番:第2幕第1場 前奏曲 Comodo
 第5番:第3幕第1場 前奏曲 Conmoto (ma non tanto)
 第6番:第3幕第2場「3人の盲目の姉妹たち」(メリザンドの歌)
 第7番:第3幕第4場 Andantino pastorale
 第8番:第4幕第1場 前奏曲 Allegretto
 第9番:第4幕第2場
 第10番:第5幕第2場 前奏曲 Andante
● ある情景のための音楽 (1904)
● 抒情的ワルツ Op.96a(管弦楽版) (1921)
● 昔々〜田園的風景 Op.96b(2声と管弦楽のための) (1919)
● 騎士風のワルツ Op.96c (1921)
● ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマンティックな小品 JS135a (1925)

 ピア・パヤラ(ソプラノ)
 サリ・ノルドクヴィスト(メゾ・ソプラノ)

Disc4
● 劇音楽『イェーダーマン』 Op.83 (1916)
 第1番:ラルゴ
 第2番:ラルゴ
 第3番:アレグロ
 第3番a:アレグロ・コモド
 第4番:踊りの歌:われらは招待状を持って
 第5番:再びその時が歌う
 第6番:雨が振るとき
 第7番:森は緑になる
 第8番:ああ、大好きな人
 第9番:森は緑になる
 第10番:アレグロ・モルト
 第11番:ラルゴ:常に神秘的に
 第12番:アダージョ・ディ・モルト
 第13番:アダージョ・ディ・モルト(続き)
 第14番:ラルゴ・エ・モルト
 第15番:レント
 第16番:天のいと高きところには神に栄光あれ
● 2つの荘重な旋律 Op.77(ヴァイオリンとオーケストラ編)
 第1番:讃歌『わが心の喜び』
 第2番:献身『わが心からの』
● イン・メモリアム(葬送行進曲) Op.59 (1910)

 ピア・パヤラ(ソプラノ)
 トゥオマス・カタヤラ(テノール)
 ニコラス・ゼーデルルンド(バス)
 カテドラリス・アボエンシス合唱団
 ミカエラ・パルム(ヴァイオリン)

Disc5
● 劇付随音楽『白鳥姫』 JS189 (1908)
第1幕
 はるか彼方からの角笛の合図
 静かに鳩よ、わたしの王子様がやってくる
 白鳥は過去を飛ぶ
第2幕
 さあ、今ハープを弾きましょう
 白い白鳥は過去を飛ぶ
 白鳥姫の母
 ハープは沈黙し、すぐに新たなメロディを奏でる
 他の場所に
 継母 - 花嫁はどこに
 金の雲は赤いバラになる
第3幕
 白鳥姫
 城の火事
 今こそハープを
 感謝と賛辞は全ての者を跪かせる
● 劇付随音楽『とかげ』 Op.8 (1909)(弦楽オーケストラ版)
 第1場:Adagio
 第2場:Grave
● 朗読劇『孤独なシュプール』 JS77b (1948)
● メロドラマ(朗読劇)『伯爵夫人の肖像』 JS88 (1905)

 リホ・エークルンド(朗読)

Disc6
● 劇音楽『スカラムーシュ』 Op.71
 第1幕
 第2幕

 ベンディク・ゴルドステイン(ヴィオラ)
 ロイ・リュオッティネン(チェロ)


 トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
 レイフ・セーゲルスタム(指揮)

 録音時期:2014年1月〜9月
 録音場所:フィンランド、トゥルク・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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BISで全集を揃えたにも関わらず、新譜が出...

投稿日:2021/07/23 (金)

BISで全集を揃えたにも関わらず、新譜が出るとつい手が伸びてしまうほどのシベリウス好きを自認する私としては、このboxは気になる存在で、2枚先行して購入していたが、やはり注文してしまった。指揮者がセーゲルスタムというのも大きな要因。CHANDOS時代のマーラーやシベリウスの古い全集には随分とお世話になっていたので。メジャーオケとの録音はほぼ皆無で、ローカルオケから実力以上のものを引き出すカリスマ性を持ち合わせている北の巨人は、このboxでもその力量を発揮している。BGMとして聴くのはシベリウスに失礼だが、時々ハッとさせられるメロディーがあり執筆の手を休めることもしばしば。同レーベルではベートーヴェンのシリーズも進んでおり今後も目が離せない指揮者のひとりである。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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シベリウスは不思議な存在だ。19世紀末から...

投稿日:2021/03/09 (火)

シベリウスは不思議な存在だ。19世紀末から20世紀前半と、クラシック音楽の大激動期を生きながらも、超然として伝統的な響きの中に自分の世界を作り続けた。そして晩年の長い沈黙・・・。その意味で保守的なイギリスの音楽風土に共通するものがあり、シベリウスがイギリスで評価され愛好されているのもそんなところに理由があるのだろう。  シベリウスはもっぱら交響曲や交響詩の作曲家とみなされているが、実はそれ以外の作品の演奏を聴く機会が非常に少ない。唯一の例外はヴァイオリン協奏曲。室内楽、ピアノ曲、そして管弦楽曲でも劇付随音楽として作曲されたものの演奏頻度や録音が極端に少ない。単独で「クオレマ」の「悲しきワルツ」が演奏されるぐらいか。  そんな中、セーゲルスタムが劇付随音楽をまとめて録音したこのCDは非常に貴重である。フィンランドの地方オーケストラであるトゥルク・フィルも実直に透明な音色で高いレベルの演奏をしている(トゥルクは人口19万人の都市らしい)。  シベリウスが、20世紀前半にどのような音楽を作り続けたか、そしてなぜ沈黙に至ったのか、そういったことを少しでも追体験・想像するための手がかりとして、実際の音楽として耳にできる貴重な録音である。  シベリウス・ファンはぜひ。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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