ケイトリン・リンチ

人物・団体ページへ

高齢者が働くということ 従業員の2人に1人が74歳以上の成長企業が教える可能性

ケイトリン・リンチ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478021668
ISBN 10 : 447802166X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
416p;19

内容詳細

年を取って引退した身でありながら働く―その動機や経験は人によってさまざまであり、互いに相容れないものもある。本書は、従来の基準に照らせば引退していてもおかしくない年齢の人にとって、働くことはどんな意味があるのかを考えていく。

目次 : 針をつくることは、人生を生きること/ 第1部 UP THE STAIRS階段をのぼった先にある世界(フレッドのために稼ぐ―生産性、人々、生きがい/ アンティークな機械とアンティークな人たち―ヴァイタニードルという家族/ しばられない生き方―自由と柔軟性)/ 第2部 IN THE PRESSメディアはどう見ているか(「高齢化の波」に乗る―世界各地で高まるヴァイタニードルへの関心/ ローザは国の宝―「スター」になって発揮された行為主体性)/ 小さな工場が教える大きな教訓

【著者紹介】
ケイトリン・リンチ : オーリン大学人類学准教授。シカゴ大学で文化人類学の修士号、博士号を取得。米国人類学協会(AAA)会員。専門は労働、ジェンダー、高齢化政策、文化基準など

平野誠一 : 銀行勤務などを経てビジネス・経済・金融関連の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 前田まさき|採用プロデューサー さん

    良い意味で期待を裏切られた。ビジネス書かと思いきや、がっつり文化人類学の本。アメリカの文化人類学者が、高齢者が活躍するボストン郊外の企業(同社製造部門で働く従業員40人のうち半数は74歳以上)で参与観察しました、という内容。高齢労働者たちは「高齢者」というカテゴリーの下に連帯しつつ、これらに抗いながら生きている。「年寄りかどうかは生きてきた年数ではなく、身体が弱ったり特定の態度や振る舞い方を見せることによって決まる。「老い」は、文化的に構築された概念(p.27)」とあったが、まさにそのとおりだと思った。

  • takao さん

    ふむ

  • kurihara ayumi さん

    図書館で見つけて。

  • yuka さん

    ◆◆◆【低賃金でも高齢者がこの会社で働きたいと思う理由とは・・・】高齢者雇用で成功する企業での潜入体験取材。そこで働く高齢者の意見や気持ちが丁寧に描かれている。読んでいて、ひとつの物語を読んでいるような気持ちになり、とても温かみを感じました。読み応え十分な1冊。より一層進む高齢化社会。このような企業が増える事は、高齢者、企業、また社会とっても得るものは大きいのではないかと思う。このような考え方を企業様にとり入れて頂くにはと考えています。

  • rakuspring さん

    本書はアメリカの針工場の話であるが、高齢化社会を取り巻く社会の状況や、人々が抱く価値観が驚くほど日本と酷似している。(途中で死なない限り)人は必ず老いる。そして、老後(=社会的にそうとみなされる期間)はどんどん長くなっている。その期間をどのように過ごすか、そして、今できることは何か。あまり先々のことを考えすぎるのも良くないが、私も必ず老いるのであるから、目をそらさず、真摯に向き合っていこう、と思いました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ケイトリン・リンチ

オーリン大学人類学准教授。シカゴ大学で文化人類学の修士号、博士号を取得。米国人類学協会(AAA)会員。専門は労働、ジェンダー、高齢化政策、文化基準など

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品