クープラン、フランソワ(1668-1733)

人物・団体ページへ

SACD

クラヴサン曲全集 ルセ(8SACD)(シングルレイヤー)

クープラン、フランソワ(1668-1733)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMSA0010
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明


クープラン:クラヴサン曲全集
クリストフ・ルセ
音質優秀な名盤がさらなる高音質で復活!


2011年に発売され話題となった『パニアグワの芸術』に続き、ハルモニアムンディ・フランスの名盤をSACDシングルレイヤー化。前回同様、オーディオ評論家 角田郁雄氏の技術監修によるマスタリングがおこなわれています。

【フランスのバッハ】
音楽家一族の家系に属し、なおかつバロック後期のフランスで頂点をきわめた偉大な業績から「フランスのバッハ」と呼ばれることもあるフランソワ・クープラン[1668-1733]は、一族の中でも最も有名な人物で、かつては、もうひとりのフランソワ・クープラン(一世)と区別するために「大クープラン」とも呼ばれていました。
 フランソワ・クープランの音楽は、優雅で洗練された趣味の良さ、気品高く美しい旋律が印象的な完成度の高いものであり、クラヴサン(チェンバロ、ハープシコード)の名手であったこともあり、数多くのクラヴサン作品を残しています。

【鍵盤音楽史上の傑作】
「神秘なバリケード」「続ボンタン夫人」「色あせた会計係のご夫人たち」などサティ顔負けの魅力的なタイトルとフランス・バロックの極みというべきエレガントで歌謡性豊かな曲趣、そのうえ1曲約3分という聴きやすさで魅力爆発のクープランの「クラヴサン組曲」。かのR.シュトラウスも愛好し、愛するあまり、大オーケストラ作品に編曲までしてしまったほど。
 その「クラヴサン組曲」をまとめた「クラヴサン曲集」は、クープランのクラヴサン人生の総決算にして鍵盤音楽史上の傑作。第1巻の出版が1713年ですから、クープランはすでに45歳。そして60を過ぎるまでに全4巻、27の組曲を生み出したのです。

【ルセ若き日の名盤】
その偉大な作品群にクリストフ・ルセが挑んだのは、彼がまだ30代前半だった頃。しかしその演奏は揺るぎのない自信に満ちたもので、大作全体を見渡せるたしかな構成感、新鮮で瑞々しい感性、運動性、そして歌心と、全てにおいて驚異的な出来栄えを示しています。
 今日では指揮者としても活躍するクリストフ・ルセですが、若き日の高度でしなやかなテクニックにより完成されたこの全集は、音が良いこともあり録音史に残る傑作として高く評価されていましたが、残念なことに長く廃盤となっていたので、今回のSACDシングルレイヤーでの復活は歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
・F.クープラン:クラヴサン曲全集(全262曲)
 〔クラヴサン曲集第1-4巻、2台のクラヴサンのための曲集(リュリ讃、コレッリ讃)〕

 クリストフ・ルセ(クラヴサン)
 ウィリアム・クリスティ、ブランディーヌ・ランヌー(第2クラヴサン)
 上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 録音時期:1992-94年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Single Layer

 SACD対応プレーヤーで再生できます。

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
まるでルイ14世時代にタイムスリップした...

投稿日:2002/07/07 (日)

まるでルイ14世時代にタイムスリップしたような華麗な音の饗宴に素直に感動しました。でも、聞き比べならボーモンの方が良いのでは。繊細な響きの中にハッとするほど美しい輝きがあるように思います。いずれにせよこのルセの演奏も代表的なものであることには間違いありません。また、チェンバロの音に魅せられてしまいました。

KURO さん | 福岡 | 不明

3
★
★
★
★
★
華やかで表現力が高い。しかし、さり気ない...

投稿日:2002/06/30 (日)

華やかで表現力が高い。しかし、さり気ない美しさに欠ける。この全集で大クープランが気に入った方は、ぜひスコット・ロスによる演奏も聴いて欲しい。ルセと共に双璧だ。

said さん | fukuoka | 不明

2

クープラン、フランソワ(1668-1733)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品