ガスマン、フローリアン・レオポルド(1729-1774)

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CD 輸入盤

オペラ序曲集 アリメナ&エクリプス室内管弦楽団

ガスマン、フローリアン・レオポルド(1729-1774)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570421
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ガスマン:オペラ序曲集

ボヘミアの作曲家、ガスマン(1729−1774)は当時グルックと比肩するほどのオペラ作曲家でした。あのモーツァルトも彼の事を高く評価したと言います。そんなガスマンは、創作の絶頂であったであろう1774年に馬車から落下するという不慮の事故に見舞われ、そのまま45歳の生涯を閉じてしまいます。彼がもしもっと長生きをしたならば、その名声は一層光り輝くものになっていたに違いありません。
 ここに収録したの序曲はどれも18世紀のオペラの序曲(シンフォニア)の特徴である急−緩−急のパターンに従ったもので、どれも明るく陽気で、美しく、ちょっぴり感傷的。ぜひ全曲を聴いてみたいと思わせる魅力的な作品ばかりです。(ナクソス)

【収録情報】
ガスマン:
・歌劇『重大な夜』序曲
・歌劇『鳥を捕える人』序曲
・歌劇『哲学と愛』序曲
・歌劇『田舎の家』序曲
・歌劇『伯爵令嬢』序曲
・歌劇『ばかばかしい旅行者』序曲
・歌劇『哲学者の愛』序曲
・歌劇『職人の恋人』序曲
・歌劇『狂人が作り出す多くのもの』序曲
・歌劇『漁師の娘』序曲
 エクリプス室内管弦楽団
 シルヴィア・アリメナ(指揮)

 録音時期:2006年10月、2007年3月
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

ガスマンは18世紀後半に活躍したオペラ作曲家でありウィーンの宮廷におけるサリエリの前任者。初期の「鳥を捕える人」から最後の作品「田舎の家」まで10の歌劇から緩−急−緩の序曲が演奏される。未知の曲を知る楽しみに彩りを添える軽快な演奏も申し分ない。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Gassmann: La notte critica: Overture: I. [Allegro assai] 00:03:37
  • 02. II. [Andante] 00:02:04
  • 03. III. Allegro moderato 00:01:10
  • 04. Gli uccellatori: Overture: I. Allegro assai 00:02:50
  • 05. II. Allegretto 00:01:27
  • 06. III. Allegro 00:00:51
  • 07. Filosofia ed amore: Overture: I. Allegro assai 00:02:44
  • 08. II. Andante 00:01:41
  • 09. III. Presto 00:01:25
  • 10. La casa di campagna: Overture: I. Allegro 00:01:52
  • 11. II. [Andante] 00:01:58
  • 12. III. Tempo di Contradanza: Allegro assai 00:01:25
  • 13. La contessina: Overture: I. [Allegro assai] 00:03:57
  • 14. II. Andante 00:02:11
  • 15. III. Allegro molto 00:01:42
  • 16. Il viaggiatore ridicolo: Overture: I. Allegro assai 00:02:53
  • 17. II. Andante spiritoso 00:02:59
  • 18. III. Allegro 00:01:21
  • 19. Il filosofo inamorato: Overture: I. Allegro assai 00:01:53
  • 20. II. Andante 00:03:02
  • 21. III. Presto 00:01:06
  • 22. L'amore artigiano: Overture: I. Allegro molto 00:03:39
  • 23. II. Allegretto 00:02:12
  • 24. III. Allegro practicabile 00:01:27
  • 25. Un pazzo ne fa cento: Overture: I. Allegro assai 00:02:38
  • 26. II. Andante 00:01:34
  • 27. III. Presto 00:01:14
  • 28. Le pescatrici: Overture: I. [Allegro assai] 00:02:45
  • 29. II. [Andante] 00:02:00
  • 30. III. Allegro 00:01:46

ユーザーレビュー

総合評価

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元々、演奏団体のエクリプス室内管弦楽団目...

投稿日:2011/08/28 (日)

元々、演奏団体のエクリプス室内管弦楽団目当てに購入したCD。 ガスマンという作曲家は今や忘却のかなたで一般のクラシック・ファンでも知ってる人は少ないだろうが、これはなかなかの掘り出し物だった。 このCDに収録されているのは彼が作曲したオペラから序曲をチョイスした物で、響きは明るくちょっとモーツァルトをも思わせる所がある。 ちゃんとCDは急徐急事に細かくトラック分けされている。 肝心の演奏もなかなか良い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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これは驚きのCDが登場した。古典派と前古典...

投稿日:2009/09/30 (水)

これは驚きのCDが登場した。古典派と前古典派の境界線に位置している作曲家をピリオド演奏的なアプローチとモダン演奏のアプローチの折衷で演奏している。オペラの序曲集となっているが、何れの曲も実態は急−緩−急のイタリアシンフォニア形式で書かれている。単なる序曲集ではなく、交響曲の発展過程も辿れるし、序曲としてのシンフォニアの最期を聴くこともできる。ロココ風の作風を強調する弦とピリオド楽器で演奏される木管セクション。古典派の起源と演奏様式の研究成果を示した一例とも思える。何よりピリオド楽器を採用していながら、ギャラント的な表現を排除している点が斬新。この世代の作品演奏は、こうした形態での演奏が良いのかも知れない。今後、交響曲の録音も期待したい。尚、作品自体は明るく、元気系の音楽が連発している。ホルンの活躍が印象に残る。

kura-ota さん | 不明 | 不明

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