CD 輸入盤

ティエントと変奏曲全集 グレン・ウィルソン(2CD)

カベソン(1510-1566)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572475
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

カベソン:ティエントと変奏曲全集(2CD)
グレン・ウィルソン


アントニオ・デ・カベソンはスペインのルネサンス時代の作曲家、オルガニストです。彼は幼児期に失明したものの、素晴らしい音楽的才能を発揮し、オルガンと鍵盤楽器のための作品を数多く残しました。当時はジョスカン・デ・プレの音楽が流行していて、カベソンも彼の声楽曲を鍵盤楽器用に編曲したものもありますが、一方、当時としては先鋭的な技法を用い、後のバロック音楽を先取りするかのような作品も数多くあります。
 彼の代表作であるティエントとは、イベリア半島に発生したポリフォニー様式の器楽作品の様式で、スペイン語の「触れる」という意味の「tentar」が語源と言われていて、その起源はフォリア(狂乱を表す舞曲)や、民謡にさかのぼることができます。形式は変化に富んでいますが、カベソンの曲は即興的な前奏とリチェルカーレを元にした、比較的厳格なもので、オルガン音楽の発達にも多大なる貢献をしています。(NAXOS)

【収録情報】
CD1
カベソン:
・ティエント集−新式タブラチュアによる曲集(1557)より
・8つのティエント集−Obras de musica(1578)より
CD2
・ティエント集−Obras de musicaより(続き)
・変奏曲集−Obras de musicaより
・変奏曲集−新式タブラチュアによる曲集より
・フーガ−Obras de musicaより
・6つの音によるティエント−Musica nova(1540)より

 グレン・ウィルソン(チェンバロ)

 録音時期:2011年4月、9月
 録音場所:イタリア、シシリア、Church of St. Mary Hodegetria, Piana degli Albanesi
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

カベソンは16世紀半ばに活躍した、スペインの盲目のオルガニスト兼作曲家。後世にも影響を与えた大作曲家だが、残念なことに日本ではあまり人気はない。ティエントはイベリア半島発祥のポリフォニー様式だが、まあ専門的なことは知らなくても、この涼やかな響きの中にある重厚さは心に沁み入る。(T)(CDジャーナル データベースより)

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未開封新品で安かったという理由で何の期待...

投稿日:2021/04/11 (日)

未開封新品で安かったという理由で何の期待もせず購入しましたが,いや,これがなかなかの逸品でした。 カベソンはスペインのルネサンス時代のオルガニスト・作曲家で,幼い頃失明したと帯には書かれています。 思わず辻井伸行さんを思い浮かべてしまいましたが,当時としては音楽性豊かな作曲家・オルガニストだったのであろうと想像できます。 曲想は短調を基調としていますが,暗すぎず心に訴えるものがあります。 カベソンの全集は廃盤となっていますが,復刻を祈るばかりです。

MR.EYES さん | 埼玉県 | 不明

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