序曲集 第2集　ダリオ・サルヴィ＆チェコ室内フィル

オーベール：序曲集 第2集

フランスの歌劇作曲家オーベールの序曲集。好評を博した第1集と同じく、ダリオ・サルヴィの指揮による第2集には、ほとんどが世界初録音となる序曲や間奏曲と、やはり世界初録音の『ヴァイオリン協奏曲』が収録されています。
　明るく大胆な和音で始まる『宮廷の音楽会、またはデビュタント』序曲は、社会的陰謀を乗り越え、宮廷歌手の職を得る歌手アデルの物語。オーベールが好んで用いた「反復する音型」が至るところに現れる楽しい作品です。他には18世紀ローマを舞台にした『フィオレッラ』序曲、オーベール最初の舞台作品『ジュリー』の簡素ながら美しい調べを持つ序曲など、エレガントで洗練された作品が並び、またタルティーニやモーツァルトを思わせる古典的な佇まいの『ヴァイオリン協奏曲』も聴きどころです。（輸入元情報）

【収録情報】
オーベール：
1. 歌劇『宮廷の音楽会、またはデビュタント』 S.11 (1824)〜序曲
2. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 S.165 (c.1805)
3. 歌劇『フィオレッラ』 S.15 (1826)〜序曲
4. 歌劇『フィオレッラ』 S.15 (1826)〜第3幕の間奏曲
5. 歌劇『ジュリー、または一時の過ち』 S.1 (1805)〜序曲
6. 歌劇『ジュリー、または一時の過ち』 S.1 (1805)〜フィナーレ
7. 歌劇『レストック、または陰謀と愛』 S.24 (1834)〜第3幕の間奏曲
8. 歌劇『レオカディー』 S.12 (1824)〜序曲
9. 歌劇『レオカディー』 S.12 (1824)〜第2幕の間奏曲
10. 歌劇『レオカディー』 S.12 (1824)〜第3幕の間奏曲
11. 歌劇『クーヴァン、またはシメイのジャン』 S.2〜第1幕の序奏
12. 歌劇『クーヴァン、またはシメイのジャン』 S.2〜第2幕の序奏
13. 歌劇『婚約者』 S.17 (1829)〜第3幕の間奏曲

　マルケータ・チェピツカー（ヴァイオリン：2）
　パルドビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
　ダリオ・サルヴィ（指揮）

　録音時期：2019年2月4-7日
　録音場所：The House of Music, Pardubice, Czech Republic
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（1,2,4-7,9-13）