フランツさんの言うとうり、手抜きのいっさい無い、熱気あふれる演奏です。それと、当時の名エンジニアのＣ・ストリューベンが、要所要所でいろんなパートを思いっきりクローズアップしてるのですが、まったく違和感がない。当時の東ドイツの録音技術の凄さもわかります（-_^)ｂ

今まで様々なカルミナをあったてきた。カルミナブラーナのファンサイトでは評価が低かったが、自分の中では今なら間違いなくトップ3に入る！ くっきりと浮かびあがる表現、すべての音が無駄なく襲ってくる！ 不思議とわが身に馴染む意図的な音楽… アマチュア指揮者志望の私としてはかなり解釈が近いのかも…

コレは貧弱、ペンデレツキの病的崩壊覚悟の揺さぶりに感服！ コレが好きになれた方はストコフスキ指揮、タン指揮や、アゴーギクの嵐だが崩壊からは縁遠いできすぎた演奏ヴァント指揮なども聴いてみてはどうか？

ヨッフムの信者ですが、この演奏もいいですね。 とくに合唱部分が野蛮な感じののつくりでこの曲の特性を引き出しています。。

高橋淳の表現力豊かな名唱も含め、声楽陣のレヴェルがとても高い。日本poもコバケンの棒によくついていけて、「カルミナ」のファーストチョイスを争える盤だと思う。

有名なカルミナ・ブラーナの 新しい録音。女流指揮者のオールソップにも興味があって購入した。歌手もオーケストラも一流の下といったところだがさすが女流で終曲の「身も心もささげます」というソプラノ独唱の部分などこれ以上ないくらい艶やかな演奏。小生ヨッフム盤や小澤征爾盤を愛聴しているが、気分転換にこういう演奏を聴いてみるのもよいと思う。

これはよいです。 有名なヨッフム盤に匹敵する唯一の名盤と言えるでしょう。 とにかく刺激的。 暗闇でピカチュゥのＴＶを見てヘンになってしまうような感受性の強すぎるお方にはお薦めできませんが・・・。

後年のBPO録音より、曲想と氏の表現手法からか、30代の当盤の方が成功しているのでは？「火の鳥」のパリ管/BSO盤比較と同じ気がします。

オルフ＆ケートマンのコンビによるオルフの教育音楽の名作。「クリスマス物語」は、オルフの開発した楽器を用いた作品で、ミュンヘン音楽大学合唱団とテルツ少年合唱団の演奏。もう一つクリスマスの歌曲集」はケートマンの作によるもので、ザルツブルクの少年合唱団とケルン児童合唱団の共演。楽しいドイツの教育音楽となっている。 演奏水準の高さと相俟って オルフの芸術を鑑賞するには打って付けの録音である。

モーツァルトやべトよりもはるか時空の彼方の大昔、中世ドイツ地方で民衆が歌っていた歌集であるからして、上品で荘厳な味などあってはならないのがカルミナ。野良仕事の泥臭さや酒場での男女のエロティシズムが感じられなくてはならない。つまりむせ返る様な民衆の汗が感じられるか、である。その点をこの盤は衝撃を受けるほど見事に表現している。グラミーを受賞した演奏だけの事はある。