エーリッヒ・フロム

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自由からの逃走 現代社会科学叢書 新版

エーリッヒ・フロム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488006518
ISBN 10 : 4488006515
フォーマット
出版社
発行年月
1984年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,337p

内容詳細

現代の「自由」の問題は、機械主義社会や全体主義の圧力によって、個人の自由がおびやかされるというばかりでなく、人々がそこから逃れたくなる呪縛となりうる点にあるという斬新な観点で自由を解明した、必読の名著。

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現代社会科学の教科書的存在となっている本...

投稿日:2009/12/11 (金)

現代社会科学の教科書的存在となっている本。著者がこの時代にナチスに対する考察を踏まえて人民が陥りやすい精神的メカニズムを解明している点には驚嘆せざるを得ない。

サニーデイズ さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    この本は学生時代の政治学の授業の参考文献に上がっていたので読み、その後30年近く前に読んだきりでした。年をとると昔読んだ本が懐かしくなり読み直しました。やはり書かれた当時のヒトラーの台頭する頃を考えながら読むとよく理解できる気がします。筆者がその後アメリカへ亡命したこともあわせて考えて読むのもいいのでしょう。いい本だと思います。リーズマンの「孤独な群衆」もこののりで読むつもりです。

  • 月六 さん

    「かれは孤独にたえられないので、自我を失う道を選ぶ。このようにして、自由は新しい束縛へと導く」。人類はさまざまな闘争を経て、権力や権威などからの自由を獲得してきたはずなのに。歴史的進歩の果てに、なぜ権威主義が勃興したのかを心理学的にアプローチした一冊。ファシズム研究の書として有名だが、フロムの指摘には今日における人びとのメンタリティにも通底するものがたくさんある。自由には責任が伴う、というだけの話ではない。つきまとう孤独感、「個性」への絶望的な憧憬など、現代の様々な要素が内包されている。あとで書評かきます

  • thayami さん

    自由に伴う義務と責任は、あくまで結果論。過程の「意識vs.無意識」の影響を念頭に、歴史を振り返る。自由を求めた全体主義が束縛する自由。民主主義も同様のアイロニー。内外界の境界線。自然発生する階層、格差、服従、妥協・・・。思考、常識、期待など自身の形成要素の自我を問う。2種類の自由。他者からの解放による自我形成。ここに自由の本質という感。求めた先の孤独感と、求める安心感。逃走とは心の揺れでもあり、潜在的な利己主義の一端なのかもしれない。自己確立、軸形成の意義を問われている読後感。

  • みゃーこ さん

    自由はすばらしい。選択肢がいっぱい与えられていることはすばらしい。そう思っていたが、外界と関係を結ぼうとする欲求、「孤独を避けようとする欲求」があるので、全くの孤独は飢えと死をもたらし、精神的破滅をもたらす。肉体的に孤独でも理想や価値観と「帰属」感、つながなど他人とのつながりを結ぶ必要がある。自由とはいったいなんなんだろう。「小さく寄る辺ない自己を感じることは、酩酊したり自殺したりするのも孤独からの重荷から解放させるための希望」個性と自由は失われる。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    私たちはどこでも行けるし、どのようにも行動を選択しても可能な自由を有している。しかし、大抵の人は現状に文句を言いながらも無理だと決めつけてしまう。自由でないからこその自己責任の放棄という安楽があるからだ。また、最近、問題となっている「毒親」や「他人を攻撃する人」は人の人生を害しかねない。しかし、彼らからなぜ、逃げないのかという疑問に対し、本書を参考にすると「立ち向かって克服しよう」、「逃げよう」とした時に「どう生きていくのか」という責任を果たさなくても済むからこそ、事態を改善しないということになってしまう

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