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米中覇権戦争で加速する世界秩序の再編 日本経済復活への新シナリオ

エミン・ユルマズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046052902
ISBN 10 : 4046052902
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

包囲網を敷くアメリカ、帝国主義化する中国、新冷戦のはざまで世界のマネーは日本を目指す!半導体、脱炭素、鉄鋼、EV…次なる巨大市場を一気に読み解く!

目次 : 1 バイデン政権が目指す世界―5大施政方針から読み解く/ 2 終わらない中国の覇権主義―毛沢東を標榜する習近平/ 3 脱炭素社会に舵を切った世界―段階的に見直しが必要なエネルギーミックス/ 4 半導体戦争の行方―日の丸半導体が復活する/ 5 日本経済が復活するこれだけの理由―世界が日本を見倣う時代が来た!/ 6 『会社四季報2021年夏号』から株式市場を展望する

【著者紹介】
エミン・ユルマズ : エコノミスト。為替ストラテジスト。トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンに。1997年に日本に留学。1年後に東京大学理科一類に合格、2004年に東京大学工学部を卒業。2006年に同大学新領域創成科学研究科修士課程を修了し、生命科学修士を取得。2006年野村證券に入社。投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった後、2016年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任。地政学から導き出す経済予測が経営者、投資家を中心に好評で、テレビ出演や、金融・経済誌への寄稿も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きみたけ

    著者は16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンの経験を持つ、トルコ出身のエコノミスト、為替ストラテジストのエミン・ユルマズ氏。互いに譲らない緊迫した米中駆け引きの中、包囲網を敷くアメリカと帝国主義化する中国をクローズアップ。その狭間で日本の半導体産業が復活なるか、また「日本経済が復活するこれだけの理由:世界が日本を見倣う時代が来た」と題し、日本固有の良さ(行儀の良さ、時間に性格、清潔感、サブカルなど)や東京の国際金融センター化など日本のアドバンテージを語ります。最後の四季報から株式市場の展望が👍

  • 読書ニスタ

    トルコ系日本人の、日本経済復活のシナリオ。中国の恒大、アメリカのテスラ。明日以降どうなるかという、節目。バブルかそれ以外か。

  • おおたん

    投資勉強本。エミン本。2021年のコロナ禍の本。現在とちょっと先の未来をコロナ禍の現状把握と過去の歴史、そして、データをもとに今の立ち位置と今後の道筋を分かりやすく説明してくれています。特に米中と日本の良さについて知識を高めてくれます。投資している方は、読んで損はないと思います。◆サプライチェーンの見直し→半導体、電気自動車用高容量電池、医療品、レアアース◆脱炭素→ESG、クリーンエネルギー革命、自動車産業、セメント産業、鉄鋼、農業→インフレ◆都市鉱山→リサイクル概念◆お金は不安を嫌い、逃げ足が速い

  • ネロ

    コロナもまだ渦巻きロシアがウクライナ国境沿いに戦力を集結している段階である2021年8月頃に記された一冊。著書内でも取り上げられている幾つかの企業、その中にはあのエヌビディアがあるが、なんとこのとき半導体売上がまだ9位!調べてみたら当時の株価は$200(今は$880)。もちろん日本のメーカーも。信越化学など半導体関連や電力関連など、この時期にこう言ったシナリオ分野を読んでおくべきだった!と今更感。

  • sakadonohito

    先日読んだ半導体の地政学本と被る内容もあり、さらにその部分は薄味だった。日本は世界の工場の工場(素材やパーツ、工作機械の提供側)という面では今でも非常に強くもっと強みを国際政治に活かしてほしいようだ。半導体以外では2021年時点での株価推移やこれから元気になりそうな業界の推測など。そのへんは、ふ〜んという感じだった。割と図やグラフがあり分かった気になれる。

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